森川智之プライベート・コレクション

「Devil May Cry Blu-ray Disc Box発売記念イベント」


Devil May Cry Blu-ray Disc Box発売記念イベント
日時: 2008年8月11日(火) 18:30〜19:40
場所: アニメイト横浜
出演: 森川智之(ダンテ役)、小林裕幸(スーパーバイザー)
司会: UPLIFT(伊平崇耶/アニメプロデューサー)

概要
アニメイト横浜のイベントスペースは、ぎっちりと椅子を詰めれば、 120以上のキャパがあると思うのだが、今回はゆったり。 いつもは8〜10席並べる横も6席で、席の間に等間隔にスペースが空けてあり、 列ごとに互い違いで、よく見えるように工夫してあった。客席は平面で、 ステージは低く、出演者も同じ椅子に座っていたが、後ろのほうでもよく見えた様子。 ステージから観客もよく見えたようで、ひとりずつ確認している様子が見てとれた。

「Devil May Cry」のイベントのはずだが、なんともフリーダムなトークで、 コバPは「戦国BASARA」の話ばかり、それに、仲間に入れないと拗ねるUPLIFTさん、 という、同窓会メンバー。2年前のDVD発売記念にイベントと同じ出演者で、 観客も9割方そのイベントに参加していた、という、2年前の続きのような…。
ちなみに、この2年の間にUPLIFTさんは転職されたらしく、 今回は制作会社とは関係なくなっているけれど、 司会として特別に来てくれたらしい。

森川さんの衣装
シルバーに黒で描いたバラの花柄の七分袖シャツ、裾は外に出している。 シャツの胸はかなり下まで開けていて、インナーは襟ぐりの大きい黒のタンクトップ。 黒のベスト、黒のスリムパンツ、足首に面白いベルトのあるブーツ、というか、 ハイカットのスニーカーなのかな?
ペンダントはクロスで、左手首にいつもの黒のバンドの時計。黒縁眼鏡。 左中指と左薬指にシルバーリング、中指のはつるっとしたシンプルなもので、 薬指のは、バラの模様に彫ってあった。よくよく見ると薬指にはリングを2本している。 バラのリングの奥に、 かまぼこ形にちょっと飾りで彫りが入っているような細いリングをしていた。 たぶんそれもシルバーではないかと思うのだけれど。

オープニング
UPLIFTさんが簡単な前説、森川さんに続いて、小林プロデューサーを呼び込む。
3本目のマイクが壊れてしまったらしく、2本のマイクはゲストふたりに渡され、 UPLIFTさんは生声で司会。でも、小さなスペースなので、問題なかったかと。

UPLIFT「僕は何年かぶりにおふたりにお会いするんですけど、 おふたりは『BASARA』方面でご活躍ということで。」
森川「2年前は『小林さん』と言ってたかもしれませんけど、 『コバP』と言えるぐらいまで、仲良くなりました。」
UPLIFT「混ぜてもらえないのが残念なんですけど。」
森川「そうですね。残念でしたね。」
小林「制作委員会に入ってください。」
UPLIFT「そんなおふたりと、今日は進めさせていただきます。」

当時を振り返って
UPLIFT「2年前のイベントのとき、森川さんは、PS2を買ったばかりでした。 今回はBlu-ray Boxなんですけど、Blu-rayは観られるんでしょうか。」
森川「今さっき、楽屋で、僕はPS3を持っている、ということが判明しました。 かれこれ何か月も箱から出ていないんですけれども、それで観られるらしいので、 早速つなげたいと思います。」
「ADVENT CHILDREN COMPLETE」の同梱版を、SQUARE-ENIXからもらったのかなあ。
森川「またこれは、メモリが必要なんですか?」
これには、会場も含めて、みんなで大爆笑。
小林「2年前のネタ知ってる人にしかわかりませんよ。」
2年前のイベントで、PS2を買いに行ったとき、メモリは要るかと訊かれ、 メモリというものが何かわからないから「今はいいです」と言ってしまった、 だからゲームのセーブができない、というネタを披露して、このときも大爆笑だった。 森川さんらしいエピソードだけど。
森川「Blu-rayを観るために、メモリが必要なのかな、と思って。」
確かにその昔、PS2の初期型は、DVDを観るのに、 メモリカードにソフトを入れる必要があったから(でもその初期型PS2は、 メモリカード付属だった)、その心配はあながち的外れではないんだけど。 森川さんはそんなこと知らないだろうけどね。

印象に残ったエピソード等
森川「やっぱり名文句ですね。『俺のライヴはR指定だ』とか、『ビンゴ』とか。 あと何でしたっけ。」
UPLIFT「『ジャックポット』。あと何でしたっけ、って(笑)。」
森川「『ウノ』とか、『ポン』とか。」
UPLIFT「そんなこと言ってませんよ。」
森川「カッコいい男はとことんカッコいいので、 やっぱりダンテが決めるとたまらないですね。」
UPLIFT「最近、カッコいい男性がたくさん出るアニメがある中では、ピンで、 イケメンひとりで、っていうのは、珍しいですよね。」

横浜は今年で開港150周年、さまざまな記念イベントを開催中
小林「これも開港150周年イベントなんですよね。」
森川「一環なんだ。たねまるや松本梨香が出てくるわけ? なるほどね。」
ふたりは横浜をほとんど知らないので、横浜出身の森川さんの独壇場。
UPLIFT「何かお勧めは?」
森川「隣の崎陽軒。黄金チャーハンっていうのがおいしいです。」
UPLIFT「開港150周年というと?」
森川「150年前は生きてないから、どんな状況だったかよくわからない。」
そして、森川さんお得意の観光案内。 元町、港の見えない(笑)丘公園、外人墓地、フランス山など、山手地区の紹介。
UPLIFT「デートコースっぽいですね。」
森川「そうですね。外人墓地もデートコースです。外人墓地の向かいに、 カフェとかが何軒もあって、いいですよ。」

高校野球(たぶんスタッフの趣味で入ったトークテーマ)
3人とも、高校野球はわからない。会場も観ている人は数人。
森川「うちの母校は、東東京大会で、1回戦で10対5で負けました。」

夏の思い出
森川「今週、台湾に行くんですよ。イベントで。ほとんど時間ないんですけど。 おいしいもの、食べたいですね。」
小林「こないだはアメリカでしたよね。」
森川「アメリカに行って、『戦国BASARA』の宣伝をしてきました。」
UPLIFT「いいなあ、『BASARA』。」
森川「前もって言ってくれれば、宣伝してきたのに。」

ダンテに言ってほしい台詞
開演前、参加者のアンケートに書かれたものから3点をチョイスして、 ダンテに読んでもらう企画。 この3人には、色紙に台詞とサインを入れてプレゼント。

『俺のピザ食ったやつは誰だ。』
森川「こんなこと言われたら、食えませんよね。ピザにだけは手を出せませんよ。」
UPLIFT「人に食われちゃ駄目です。」

『今夜のトークショーはR指定だ。』
小林「R指定のトークは、まだないですね。」
森川「これからR指定にするんで、ひっかかる方は退場してください。」

『お前は既に死んでいる。』
森川「これ、違うアニメじゃないですか。 でも、ダンテとケンシロウは、気が合うかもしれないね。」
UPLIFT「ふたりともずっと黙ったままかも。」

質問コーナー
同じく、アンケートに書かれた質問から。

「Devil May Cry」(ゲーム)はどこまで進みましたか。
森川「だって難しいんだよ。あのまま止まってます。 『BASARA』はできるんですけど、『Devil May Cry』は玄人向けですね。」
小林「みなさんも、小十郎やってください。」
森川「みんな、葱で戦いましょう。『BASARA』は通信もできるから、小十郎だらけで。 小十郎が100人ぐらいいて、みんな葱持ってたらすごいね。」
UPLIFT「混ぜてもらえない…。」

飛行機大丈夫になりましたか。
森川「僕は気圧が駄目なんで、飛行機は気圧がちゃんと調整されてるから。 (UPLIFTさんに)大丈夫?」
UPLIFT「僕は、そもそも怖いんで、飛行機は乗りません。 あんなでかいものがどうして飛ぶんだろう、って。新幹線も怖い。」
森川「見るだけでも怖いの? 車も? それじゃ、仕事できないじゃん。」

これなら毎日でもいいものは、肉以外で。
UPLIFT「お肉が好きっていうのは、公言されてるんですか?」
森川「もう。日本焼肉協会から感謝状もらうくらい。2と9が大好きだし。 僕の携帯の番号は2929ですから。嘘ですよ。」
UPLIFT「甘いものはいかがですか? サンデーとかは。」
森川「ストロベリーサンデーって、あります?」
小林「たまにあっても、パフェですよね。」
森川「俺、サンデーっていうと、『タッチ』なんですよね。」

今の森川さんがオーディションに来たら、結果はどうなるのでしょうか。
UPLIFT「髪の毛はいつ黒くされました?」
小林「アフレコ終わってからですよね。あの後は、小十郎ですから。」
UPLIFT「『BASARA』、『BASARA』。うらやましいですね。」
森川「ダンテが武将になればいいんだよ。信長と対抗できるよ。」
小林「信長も、ダンテのイメージで、ショットガンと長剣なんです。濃姫も。 政宗は最初、『青ダンテ』って言ってたし。ゲームのモーションは、 同じ人が作ってるんですよ。技とか似てるでしょ。」
森川「すごいこと聞いちゃった。今日帰ってから、もう1回やろう。」

森川さんの夏のスタミナ源は何ですか。
森川「にんにく注射(笑)。夏バテ対策は、あったかいものを食べます。 冷たいものは、できるだけ食べないようにしてます。」
UPLIFT「声優さんは、暑いのと寒いのとで、声の調子とか違うんですか?」
森川「しゃべるとき? 寒いときは、白い息が出ます。」
小林「外で録音してるんですかっ!(笑)」
森川「スタジオって、高価な機材があるから、暖房できないんです。 だから、なるべく喉を冷やさないように、襟巻き…。襟巻きって、おじさんですね。 マフラーしてる方、多いですよ。」
UPLIFT「じゃ、特に夏バテで、っていうと、にんにく注射ですか?」
森川「たまにね。いいですよ。すっごい働けますよ。 もう、『Devil May Cry』、5・6・7ぐらい、一気にできます。」
UPLIFT「ちなみに、『Devil May Cry』の続編の予定とかはないんですか。」
小林「ないです。ごめんなさい。」
UPLIFT「『BASARA』はあるのに。」
小林「『BASARA』は来年出ます。すいません。でも、みなさんまだ、 プレステ3を持ってないですから、これから『4』が楽しめると思います。」
でも、会場には、プレステ3を持っている人も何人か。
UPLIFT「森川さんよりも全然進んでますね。」
森川「俺、持ってるってば。持ってるけど、まだ箱から出してないだけ。」
UPLIFT「箱から出してなければ、持ってるとは…。」

トーク
予定よりテーマが早く終わってしまったらしく、フリートーク。

UPLIFT「小十郎とダンテだったら、どっちですか?」
小林「(笑)なんでそんな話を。」
UPLIFT「ジェラシーです。」
小林「僕は、今日はダンテですよ。明日はわかんないけど。」
森川「これ、何て言えばいいんですか。ダン十郎、ですか? ダンテは、誰にもつかずひとりなので、比べる感じではないですね。」
UPLIFT「森川さんの中でも、お気に入りだったりします?」
森川「めちゃくちゃお気に入りですよ。だって、自分で惚れるもん。 俺が中学か高校のとき、寺沢先生の『コブラ』がカッコいいと思ったのと一緒で、 共通するものがあります。赤いしね。コブラはけっこうおしゃべりなんで、 ダンテとは逆なんですけどね。」

UPLIFT「アニメの続編があるとしたら。」
森川「キャスト変えないでください。それだけです。他は何も言いません。」
UPLIFT「確かにキャストは豪華でしたし、続編がもしできれば、 同じメンバーでやりたいですね。こういうエピソードがやりたい、とかあります?」
森川「最終回の後、レディとトリッシュと仕事行っちゃって、何年も戻って来ない、 その後の話、とかね。パティもおかみさんみたいになってたり。」
小林「いくらでも話作れますよね。今度は長いのやりたいですね。」
森川「長編。スクリーンで、とか?」
UPLIFT「そういえばさっきの質問の中に、ゲームの吹き替えは、っていう話も。」
小林「すいません、いろんな事情があって、ポシャってしまいました。 かなり悔しかったです。また是非機会があれば。」
UPLIFT「劇場版、確かにやってみたいですね。みんな元気なうちに。」
小林「歳取る前にね。」
UPLIFT「森川智之さんの還暦トークショー。」
森川「えー。18年後か。」

一度締めようと、挨拶をコバPに振るが、コバPが率先してブーイング(笑)。 で、フリートークタイムをちょっと延長。
テーマのないまま話を進めると、どんどん話は「戦国BASARA」になっていく。 「バサラ祭」のDVDが発売される話、小十郎の新武器(?)の牛の話、など。 UPLIFTさんも、あきらめたのか、話が他にないのか、「BASARA」で話を振ってきて、 森川さんに、「仲間になりたいの?」と笑われること数回。

小林「『Devil May Cry』、何かしたいとは常に思ってるんですよ。」
森川「じゃあ、舞台やりますか。」
小林「あ。ははははは。たいへんですよ。」
森川「ダンテ役の人、たいへんだよね。たぶん、肩抜ける。」
小林「でも、『BASARA』ができたから、できると思います。 森川さん、やりますか? 赤いコート着て。」
森川「えー。肩抜けちゃうよ。」

「Devil May Cry」とも「戦国BASARA」とも関係ない、楽しい脱線も。 コバPがヨン様に似ていると言われたことがある、という話から、
森川「俺的には、置鮎龍太郎なんだけど。なんで誰も言わないの?」
小林「それ、言わないほうがいいですよ。 置鮎さんたぶん、すごい怒ってると思います。」
森川「怒ってないよ。怒ってない。会ったことないんですか?」
小林「ありますよ。『BASARA』、一緒にやってるじゃないですか。」
森川「そういう話にならない?」
小林「さすがに本人とは。保志さんとか、いろんな人には言われたことあります。 ダンテのオーディションでも、初めて会った声優さんに、 なんで置鮎さんがここにいるの、っていう冗談を言われました。」
森川「じゃあ、龍太郎がいるときに、俺が言います。3人で飯食いましょう。」
UPLIFT「(ぼそっと)……似てるかも。すごい新鮮に驚いてます。」
森川「遅いよ。2年ぐらい遅れてるよ。」

エンディング
最後に簡単に、「これからも応援してください」という挨拶をした後、 ふたりを送り出して、イベント終了。

TOPPAGEトップページに戻る
Copyright(C)1998-2014