森川智之プライベート・コレクション

「ネオロマンス・フェスタ9」


「ネオロマンス・フェスタ9」
日時: 2007年9月8日(土) 昼の部:13:40〜16:15/夜の部:18:00〜20:55
2006年9月9日(日) 昼の部:13:30〜16:15/夜の部:18:00〜21:05
場所:パシフィコ横浜国立大ホール
出演: 関俊彦、森川智之、関智一、高橋直純、宮田幸季、岸尾だいすけ、平川大輔
8日のみ: 飛田展男、浪川大輔、三木眞一郎、伊藤健太郎、内田夕夜
9日のみ: 堀内賢雄、杉田智和、谷山紀章、小西克幸、高橋広樹

概要
「ネオアンジェリーク」を含め、作品は4つになった。 わりと他のゲームもやるほうだとは思っているが、 もはや派生も含めてすべて把握するのは無理。 作品を知っているものはそれが活かされていないと不満だが、知らないと、 何が何だかわからない、という状態に陥る。合同イベントの宿命だが。
とにかく長い。3時間を超えた回もある。ドラマがメイン。それに、 ちょっとだけトークと、わりに多めの告知と、申し訳程度の歌(ショートバージョン)、 という構成。4回ともほぼ同じ展開。ドラマの内容もほぼ同じ。
ドラマの話や設定等は、DVDなどでお楽しみください。
アナウンスは、ニクス(大川透)とヒュウガ(小野大輔)。司会は久遠一。

大きな流れは、4公演とも以下のとおり。

「僕たちのAnniversary」では、またまた直純くんがコーラスを付けてくれた。 森川さんも自分のパートになると、あちこち直純くんを探し、離れていると手招き。 直純くんもなんとなく寄ってきて、でもちょっと遠巻きに見ていて、 手招きされるとうれしそうに飛んでくる。 最近はなかなか一緒になる機会が少なかったが、 久しぶりに素敵なハーモニーが聴けた。
9日夜の部では、この後もう1回、カーテンコール。立ち位置順に並んでいたが、 関俊さんが真ん中に入り、みんなで手をつないでお辞儀をして終了。

森川さんの衣装
8日昼の部:
白地に黒の細いストライプのシャツ、襟とカフスは白。 五分袖かな? 長袖をまくり上げていた可能性もないわけではない。 肘のあたりでカフスを外側に折り曲げている。 裾は外に出していて、前ボタンはごく普通に2つぐらい開けているだけ。
黒のベスト。後ろはシルバーグレーで、前の見返し部分だけが黒地に白の細い、 シャツと逆みたいな感じのストライプなのかと思ったら、 よく見たら、前身頃が二重になっている。 ストライプ地の上に、ひとまわり小さい黒のベストが重なっている感じ。 両方ともに右前身頃にボタンが付いている。
黒の細いタイ形スカーフを、襟の外側から巻いて、 ちょうど胸開きのすぐ下ぐらいでスカーフリングで止めている。 タイは、黒にラメの斜めストライプが広幅で入っている。 裏地はシルバーに黒の細かい斜めストライプ。
ダークレッドのスリムパンツ。黒の編み上げブーツのようだが、 パンツの裾は外に出しているので、はっきりとはわからない。 ちょっと紐が見えたように思う。 右腰には、燻したような色の3連ぐらいのウォレットチェーン。
クリームベージュのテンガロンハット。 オープニングと、エンディング以降にかぶっている。
ドラマ、トークなどには、黒縁の素通し眼鏡。エルンストとして登場するとき、 のようで、怨霊役のときにはなし。オープニングとエンディングもなし。
最初はペンダントはなしだったんだが(気を付けて見たけど見えなかった)、 エンディング以降はペンダントをしていたようだ。 トップははっきりとはわからなかった。ちょっと丸っこい感じだった。
8日夜の部:
白のタンクトップ、織りで縦ストライプが入っている。 インディゴブルーの長袖のジージャン、ウエスト丈で細身。 両胸ポケットにチェーンの飾りが付いている。
黒のスリムパンツ、両脇にシルバーの鋲で飾りのついた黒のブーツ。 裾は外に出している。右腰には昼の部と同じウォレットチェーン。 派手なベルトも見える。
シルバーのペンダント、あまり大きくないクロスに飾りが付いたような、 変形菱形のトップ。
オープニングと、エンディング以降では、黒のテンガロンハット。 黒縁の素通し眼鏡は同じく。音楽科3年役のときにはサングラス。
歌のときには、ジージャンは脱いで、黒のベスト。昼の部のとは違うベストで、 両脇に革紐でクロスに接いだような編み上げデザインになっている。 前は開いていて、首にはラメの入った黒の細いスカーフを巻き、 前で結んで、ネクタイのように下げている。 タンクトップの上にベストなので、当然肩から先の腕はむき出し。
歌っている途中でペンダントがはずれたのか、ずっとぶらぶらしていたのだが、 最後まで落ちずにひっかかって胸元に下がっているのに、 一度引っ込んだときにも気付かなかったようだ。 エンディングでそのままの衣装で出てきて(トリだったから、 息を整えるぐらいの暇しかなかったに違いない)、 横にハケたときに気付いたか教えてもらったらしく、止め直していた。
9日昼の部:
8日昼の部ととても感じの似たシャツ。けどちょっと違うような気もする。 襟の大きさが違ったような? 白地に黒の細いストライプ、襟とカフスは白。長袖。 大きめのカラーの真ん中をブローチのようなカラーピンで止めている。 カフスは外に折り返している。前ボタンは3つか4つ開けているようだ。 ずいぶん下まで開いていたみたい。
8日昼の部と同じベスト。タイ形スカーフも同じ。但し、襟の内側に巻いている。 首の後ろで裏返しになっているようで、左側は裏地が見えている。 ウォッシュアウトのブーツカットジーンズ。 裾は長めで、ブーツがほとんどかくれている。靴は革靴、たぶんブーツ。 ウォレットチェーンもあり。
細い鎖のペンダント、トップの形はタイに隠れてよくわからなかった。
9日夜の部:
黒のタンクトップ、織りで縦ストライプが入っている。8日夜の部のと色違いかも。 黒に縦ストライプの入った、長めの丈の長袖シャツジャケット。 前は開けている。他は8日夜の部と同じ。
トークのあたりで気が付いたのだが、左小指に幅広なシルバーのシンプルなリング。 8日には気付かなかったが、目撃証言もあり。
歌のときも、8日夜の部とはタンクトップが違うだけで、他は同じ。


森川さんは「Love is pain」。ショートバージョンなので、 2コーラス目のブレイクをどう料理するか、は聴けなかった。残念。
「Love is pain」という曲自体がロックアレンジなので、カラオケだったが、 全体的にロック仕様。マイクスタンドを用意してもらってパフォーマンス、 スタンドを投げ捨てて、ステージ上を走り回る。タンクトップにベスト、 両腕をむき出しにした、ガタイのいいロック兄貴な衣装だったこともあって、 エルンストの「エ」の字も思い浮かばないような、パワフルなステージだった。
ショートバージョンでは物足りない。是非とも、生バンドのライヴで、 キーもちょっと上げて、間奏もバリバリにアレンジ入れて、 シャウトで飯塚さんのギターと勝負してほしい。

歌われた曲は、
8日昼の部:
「ANOTHER REVOLUTION」伊藤健太郎
「愛しさのほとりで」飛田展男
「露華衣の秘めたる誓い」宮田幸季
「HAPPY DATE」平川大輔
「市場にて」関俊彦
8日夜の部:
「箒星のゆびきり」高橋直純
「手のひらのmy love」浪川大輔
「Black&White」岸尾だいすけ
「NIGHT PIECE」内田夕夜
「Love is pain」森川智之
9日昼の部:
「市場にて」関俊彦
「Black&White」岸尾だいすけ
「Crazy Beat」高橋広樹
「Liebe〜親愛なる君に〜」小西克幸
「箒星のゆびきり」高橋直純
9日夜の部:
「All night? All right!〜夜を始めよう〜」堀内賢雄
「露華衣の秘めたる誓い」宮田幸季
「Love is pain」森川智之
「HAPPY DATE」平川大輔
「DESTINATION」谷山紀章

ドラマ
毎回4作品の、それぞれ15分前後あるドラマをフルサイズで演じる。 しかも、4回ともほぼ同じ内容。出演者が変わる2日目は違う話になるのかと思ったら、 あまり代わり映えがしない。口調をすげ替えただけのもあった。
いちばんバリエーションができたのは、話の流れがほとんどない「コルダ」。 「コルダ」の話はシチュエーションだけで、会話のやりとりを楽しむ感じだったから、 アンサンブルメンバーが変わるだけで展開が違ったし、 ちゃんとそれを考えたシナリオになっていたので、なかなか面白かった。

それぞれの作品の出演者の他に、脇になるキャラクターを、 他の作品の出演者が交代で演じる。 同じ話でも、演じる人が違うと違うように役作りするので、なかなか面白い。 その作品のキャラはあまり遊べないので、結局、 ゲストのさまざまな演技を楽しむことになる。というか、それしか楽しみがない…。 さすがに芸達者な人が多いので、役者の真髄を見せてもらった感じ。

森川さんは、8日昼は「遙か」のドラマに怨霊・琵琶精で、 8日夜は「コルダ」にアンサンブルメンバー(音楽科3年)で、 9日昼は「ネオアンジェ」に、ベルナールの勤める新聞社のデスクで、 それぞれ出演。
中でも、音楽科3年が秀逸。柚木に「ちょっと無理があるけど」と言われるような、 サングラスをかけてドスを効かせたしゃべり方の、典型的な不良。 でも「無理がある」のは、ハイソな音楽科に彼のような、ではなく、年齢的な意味かと。 しかも、そんななのに、クラリネット奏者らしい。土浦がそう言ったとたんに、 会場から「えええー」という声が上がったくらい、驚いた。 「コルダ」のクラリネットというと、清麗系のイメージがあるからかもしれないけど。 土浦も後で、「彼のクラリネットの音色、気になりませんか」とか言ってたけど、 さっきまでアンサンブル練習してたんじゃないのかいっ!!(笑)
デスクのときには、ベルナール役の平川さんの肩に手を置き、「大きくなったな」。 平川さんは後でデスクがハケた後、「別の意味で緊張する」とポロっと(笑)。 森川座長の演劇ユニットの頃の彼を知っていると、なかなか感慨深い。

最初のドラマに入る前に、ドラマの案内アナウンスが入る。 各回、交代でナレーションをしてくれるが、森川さんは、9日夜の部を宮田くんと担当。 プラネタリウムのナレーションを聴いているような、 おだやかな深みのあるアナウンスだった。

ネオロマンス物語の旅
トークコーナー。 最初に、いろいろな国の物語をそれぞれのキャラでキャスティングしたものを披露。 その物語の国にちなんだ話をトークする、という趣向。
なかなかそれぞれのキャラを活かした、面白いシナリオになっていた。 中でも特に面白かったのは「金の斧」、それも「その2」。まさかそうくるとは、 という展開で、夕夜さんがサイコーのノリで、3種類の理事を演じてくれた。

8日昼の部:
出演: 高橋直、宮田、平川、岸尾、森川、飛田
「ネオロマンス・西遊記」
 孫悟空  イノリ
 三蔵法師  流山詩紋
 沙悟浄  ベルナール
 猪八戒  柚木梓馬
   エルンスト
 観音様  リュミエール
トークテーマ: 中国
意外に行った人は少ない。台湾の「遙か祭」に行った宮田くんと、 別の仕事で同じく台湾に行った岸尾くんぐらい。もっぱら中華料理話に花が咲く。
森川「僕は、横浜中華街。横浜中華街に生まれ、横浜中華街に育ち。ははは。」
久遠「中華街でお勧めのメニューはありますか?」
森川「お勧めの、メニュー!? 僕は辛いのが好きなので、四川料理がいいね。 そういえば、直くんと幸季は、高級中華料理を。」
宮田「はい、行きました。まずかったです。」
高橋直「春巻きの中がぬるぬるしてるんですよ。」
森川「でもそのお店は、横浜中華街の店じゃないですよ。名誉のために。」

8日夜の部:
出演: 浪川、三木、関俊、伊藤、内田、関智
「ネオロマンス・金の斧その1」
 きこり1  ユーイ
 きこり2  源頼久
 水神  ルヴァ
「ネオロマンス・金の斧その2」
 土浦梁太郎  伊藤健太郎
 吉羅暁彦  内田夕夜
 水神  森村天真
トークテーマ: イギリス(ヨーロッパ)
夕夜さんの、泊まったホテルの天井が落ちてきた話に、すべて持ってかれた感じ。

9日昼の部:
出演: 谷山、堀内、平川、高橋直、岸尾、杉田
「ネオロマンス・ブレーメンの音楽隊」
 ロバ  月森蓮
   オスカー
   ベルナール
 ニワトリ  イノリ
 泥棒・かしら  柚木梓馬
 泥棒・手下  フランシス
トークテーマ: ドイツ(ヨーロッパ)
酒話に終始。キーワードは、「スコットランドでスコッチ飲んでダーッ」。

9日夜の部:
出演: 関智、小西、宮田、森川、高橋広、関俊
「ネオロマンス・桃太郎」
 桃太郎  森村天真
 お爺さん  王崎信武
 お婆さん  流山詩紋
   エルンスト
   レイン
   ルヴァ
トークテーマ: 日本(日本の観光地)
「中華街、以前は午後8時ぐらいになるとほとんど閉まってたんですけど、 今は、夜遅くまでやってる店が増えてますから。 よかったら、これが終わった後とか、行ってみるといいですよ。」
「僕、月餅が好きなんですよ。そう言うとプレゼントで月餅が集まっちゃうんだけど、 あれ、足が早いからね。月餅は、好き嫌いはありますけど、チェックしてみてください。 うち、仏壇のお供えも月餅でした。やっぱ横浜だな、と思いましたね。 焼売は月餅よりもっと足が早いんで。」

挨拶
エンディングの挨拶は、立ち位置順に、舞台下手から上手へ。
8日昼の部:
「みなさん、楽しかったですか。 (それまでみんなが、フェスタは初めてだとか何回目だとか言っていたのを受けて) "ネオロマンス・フェスタ"森川智之です。ははは。ちょくちょく出てます。 でも、フェスタは僕も久しぶりで、みなさんの笑顔に励まされて、 楽しい時間を過ごすことができました。みなさん、ありがとうございました。」
8日夜の部:
「モリモリです。パシフィコに来るのは久しぶりです。 やっぱりここが、いちばん熱い。エルンストもどんどん露出してきて。はははは。 どこへいくんでしょう。『脱いで』? それは、まだ。 今日は久しぶりのネオロマンスで、この楽しい雰囲気を楽しむことができました。 これもみなさんのおかげです。どうもありがとうございました。」
9日昼の部:
「(ネオアンジェドラマの編集長の声で)みなさん、楽しかったですか。 僕も楽しかったです。ありがとうございました。」
それで終わろうとしたのだが、会場からの「えー」という声と、 関俊さんが「本当にいいの?」と戻したことで、普通に挨拶も。
「賢雄さんが最多出演者だと思ってたら、僕らしいです。 たぶん、1回ぐらいだと思いますけど。キャラでいこうかなと思ってたんで、今、 ちょっと自分を見失ってます。勘弁してください。終わり。」
9日夜の部:
「リハーサルのときに1階席の後ろで観てたら、 ステージのみんな、こんな(指先で数センチを作ってみせる)感じでした。 でも、あんな遠くから声援を送ってくれて、盛り上げてくれて、 とても素晴らしかったと思います。 今回は旅がテーマだったんですけど、いいネオロマンスツアー、できましたか。 僕もできました。ありがとうございました。」

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