森川智之プライベート・コレクション

ライヴ・レポートについて


(2003/2/2記)

ライヴ・レポートを書くことをお休みして、約1年。 のんびりと、ライヴ自体を楽しませていただきました。 観に行くのも、終わってからも、とても気楽でした。 楽しかった満足感と、ウキウキするほどの開放感だけで、最高の気分でした。 でも、気楽ですっきりなのに、物足りなさを感じていたのも本当です。
アンケートで多くご要望をいただいたこともあり、負担にならない範囲で、 書きたいと思ったこと、忘れてしまいたくないことを中心に、 覚え書き程度から書き始めてみることにしました。 そのときそのときに「これだけは」と思ったことが中心になるので、 全体の雰囲気をつかんだり、「何があった」ということを知るには、 足りないものかもしれません。でも、何かしらのきっかけになれば、と思います。
待ちに待った「ライヴ」を迎えて、自分でも思いがけない情熱に突き動かされ、 その晩のうちにまとめあげてしまいたいと思って、 実際にスタンディング2ステージ後に疲れているはずなのに書いてしまった、 こういう気持ちこそが、「レポートを書きたい」ということなんだろうな、 と、再度自覚しました。
書きやすい、書きにくいといったことは、当然あります。 トークライヴのように、忘れたくないことがたくさんありすぎて、 ライヴ名のラベルを貼ったビンの口からあふれてこぼれてしまいそうなものから、 衣装とちょっとしたことだけしかなくて、 volvicでも足しておこうか(笑)と思ってしまうものまで、いろいろあるかと思います。 流れの中にあるから面白い、興味深いことは、抜粋した中でどうやって表現するか、 「すべてを書く」以外の方法でうまく伝えられるか、という問題もあります。
今までのレポートのようにビデオを観る感覚ではなく、濃さや量はあまり気にせず、 ピンポイントで楽しんでいただけるとうれしく思います。 実際にご覧になった方はもちろん、 ご覧になっていない方もこのレポートがきっかけとなって、 「何か」を共有するお手伝いができれば、と思っています。 これからもよろしくお願いします。

あ、でも、「ライヴイベントは全部レポートするぞっ」とか、 「全部その日のうちにレポート書くぞっ」っというわけではありませんので、 「申し訳ないけれどこれのレポートは勘弁してください」とか、 掲載まで数週間かかるとか、そんなことがあっても博い目で見てやってください。


(2001/9/16記)

突然で申し訳ないのですが、 ライヴ・レポートを書くことを、お休みしようと思います
「レポートを書くためにライヴに行っている」、というふうに感じてしまったこと、 が直接の理由です。
このサイトをオープンして約4年、ずっとレポートを書き続けてきました。 しばらくお休みをいただいてもいいのではないかな、と思った次第です。 また「レポートを書きたい」と思うようになったら、 レポートを書くことが楽しく思えるようになったら、書くかもしれません。 それまで、勘弁してください。ごめんなさい。


以下は、ある意味、鈴の「泣き言」です。 言い訳でしかないと思うので、興味のある方のみ、読んでください。

以前は、レポートを書くことが、楽しくてしかたありませんでした。 たった今楽しんで来たライヴで、あんなことがあった、こんなことがあった、と、 楽しく思い出し、それを書き留めて行く作業が、ライヴ後の至福のときでした。

私は、文章書きではありません。文章というと論文ぐらいしか書いたことがなく、 小説を書けるような表現力もありません。それでも、できるだけ雰囲気が伝わるように、 楽しかった様子がわかるように、と、できるだけ細かく情景を書き留めてきました。 そのためには、ステージ上での動きや会話そのものを再現することが、 いちばん楽な方法だったんです。
私は、短時間の記憶については、かなり自信があります。 興味を持って覚えていようと思ったことならば、何かきっかけがあれば、 そのときの表情や動きを含めて、会話の端々まで頭の中で再現できます。 もちろん、「再現している」と思っているだけで、細かいところは違うかもしれません。 でも、私の記憶の中では、彼らはそう動き、そう発言しているのです。 それをできるだけそのまま、文字として記録しておきたい、と思いました。 自信のある「記憶」も短時間のもので、 ずっと後まで覚えておくことはできないものですから。

ところが、あるときから、「レポートに書くために」覚えておく、 という状況になっていることに気が付きました。 これも覚えておいてレポートに書こう、大丈夫かな、忘れないかな。 そんなことを考えながら、ライヴを見ている自分がいます。 できるだけ正確に、できるだけ詳しくレポートを書きたい、という想いが、 だんだん自分に課しているものの重みを増して来たんだと思います。
本来なら、ゆっくりと余韻に浸っているはずのライヴ後も、当日の夜はもちろん、 ライヴの様子を思い出してはメモをして行く、 という「作業」に追われるようになりました。細かいところが思い出せず、 一緒に行った友人たちに電話をかけまくったこともあります。 数日間にわたって、ずっと考え続けだったこともありました。 ライヴ後の飲み会で、話もそこそこにメモをまとめている姿は、 もしかしなくても友人たちにも迷惑をかけていたんだろうと思います。
これは、本来のライヴの楽しみ方とは思えません。ある意味、残らないから、 忘れてしまうから、ライヴというものは素晴らしいもの、なのかもしれません。

思い始めたきっかけは、森川さんが出演されないライヴに、何回か行ったことでした。 レポートを書くことなど考えず、のんびりゆっくりと、 ステージそのものを楽しめたとき、 本来ならこういう楽しみ方をすべきなのではないか、と、思ってしまったのです。
森川さんが出演されたライヴで、 「あ〜、レポート書かなきゃ」と言いながら席を立ったとき、 「本末転倒」という言葉が頭を過ぎりました。

掲示板で、レポートについて、かなりショックな質問を受けたことも、 きっかけのひとつにはなりました。でもそれは、決心を早めるきっかけになっただけで、 たぶん遅かれ早かれ、こういう決断はしていたと思います。
この件(ライヴ・レポートのお休み)について、掲示板に書かれることはご遠慮ください。 書かれてもお返事はできませんので、ご了承ください。 どうしても言いたいことのある方は、鈴宛てにメールでお願いします。 「甘えるなよ、行けない人のためにレポート書け」などのお叱りも、 もちろん甘んじて受けさせていただきます。


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