森川智之プライベート・コレクション

「第2回今日から(マ)王!オーディオコメンタリー公開録音」


「第2回今日から(マ)王!オーディオコメンタリー公開録音」
日時: 2009/8/2(日) 18:30〜19:45
場所: 一ツ橋ホール(東京・神保町)
出演: 櫻井孝宏、森川智之

入り口で、キャラデザの工藤さんのかわいいチビキャラ絵(カラー)のうちわをもらった。 ユーリとコンラッド、それからクマハチ。
ロビーには、テマリさんの絵のユーリとコンラッドのポスターがあちこちに。 アニメ絵の等身大(?)ポップもあり、携帯で撮影している人も多い。
椅子に配られた袋には、工藤さんのクマハチの絵。中身は、いつものペーパーと、 「花咲ける青少年」DVDのチラシも(笑)。同じメーカーだしなあ。

前説
前説は、櫻井孝宏が担当。なんだかものすごいイイ男声。

オープニング
幕が上がるが、奥に血盟城らしき絵が映し出されているだけで、ステージは無人。 そこに、ユーリとコンラッドの、いつもの「陛下って言うな名付け親」の会話が流れ、 櫻井くんに続いて森川さん登場。立ち位置は、下手側に櫻井、上手側に森川。

森川さんの衣装は、 インナーは白のぴったりした半袖Tシャツ(コットンじゃなくて化繊地みたい)、 胸には黒の英文字。その上に黒のベスト、そこここにレザーがあしらってある。 脇は紐をクロスにかけたデザイン、前は開けている。黒のスリムパンツに、 黒のテカテカ光る素材のブーツ。黒縁眼鏡。黒の360度ツバのある帽子、 コットンのような素材で、鳩目穴のあるベルトがあしらってある。 テンガロンハットのような紐がぶら下がっていて、背中に流しているが、 脇は上がっていない。昨年9月の「戦国バサラジオ」公録のときにもかぶっていた。
左中指と薬指にシルバーのリング、どちらか(薬指のほうだったっけかな)は、 少し彫りが入ったデザインだったような(細かくは見えなかった)。 右手首には黒革を巻いてバックルで留めるタイプのブレスレットと、 シルバーのバングルの重ね付け。バングルは燻してなくて、太くはないが幅のあるもの。 左手首に黒のバンドの時計。 ペンダントは、黒の太めの鎖(細い鎖を合わせたものかも)の先に、これまた黒のトップ。 ちょうどTシャツの胸の文字に重なって、形がよくわからなかったのだが、 真ん中に何かあって、上下に少し幅のある真っ直ぐなものがあり(剣? 下がとんがっていたような)、 真ん中のものを取り巻くように丸いラインが半円ぐらいでかかっていて、×字に細い、 これまた剣のようなものが組み合わさっている。×字は右上から左下のほうが長い。

ちなみに櫻井くんは、白い無地のTシャツに、黒のてれっとしたカーディガン、 前は開けている。黒い膝下丈のゆったりしたパンツ、黒縁眼鏡、 やっぱり360度細いツバがある黒の帽子。リングは右手に2つぐらい、左手首には、 赤いバンドの時計やゴールドのブレスなども。
森川「衣装、全然打ち合わせてないのに、このていたらく。どっかぶり。」
櫻井「はっはっは。なんか、仲がいいみたいですね。」
終始、櫻井くんは右手で、森川さんは左手でマイクを持っているので、 似たような格好のこともあり、シンメトリック(笑)な雰囲気。

森川「ほとんど打ち合わせなしで、このトークライヴ…じゃなくて。」
櫻井「(笑)オーディオコメンタリーですよ。」
森川「何が飛び出すやら。久しぶりの『マ王』イベントですね。」
櫻井「前も、今年の頭ですけど、コメンタリーのイベントやったんですよ。宮田さんと。 どこを切っても宮田さん、というイベントでした。」
確かに宮田色たっぷりだった。櫻井くんは相方にひっぱられるほうなのかな。

森川「サードシーズンは、ユーリが魔王としての自覚がでてきて、 コンラッドは放置気味ですからね。」
櫻井「そうですね、なんとなく大人っぽくなって、責任感も。」
などと、サードシーズンの思い出を語るうち、ふと台本を見る森川さん。
森川「…何ページですか?」
櫻井「4ページです。」
森川「あ。(棒読みで)そうですね。 第1回の公開録音は、ユーリ役の櫻井くんと、村田役の宮田くんだったんだよね。」
櫻井「(笑)台本に戻りましたね。(同じく棒読みで)そうなんです。 今年の1月31日、ヤクルトホールで開催しました。」
森川「で、楽しいトーク約5分。」

もう充分に5分以上しゃべっていたが、観客がどこから来たか、という話に。
櫻井「どこから攻めますか。」
森川「ワールドワイドから。自分が行ってみたい国を言ってみて。」
櫻井「ベネズエラ。サッカーしかわからないですけど。森川さんは?」
森川「パプワギュー…。ギューニューじゃないや。パプワニューギニア。」
櫻井「はははは。もうオチてますよ。」
森川「(若干キレ気味に)ギューもニューも一緒だよ!!」

Aパート
正面に大きく映像が映り、画面の上手側にスツールがふたつ。 ふたりの正面に小さなモニターがあり、ふたりはそれを観ながら話す。

お便りコーナー
応募時の葉書に書かれた、好きなシーンに関するコメントを紹介する。
覚えているものだけ、順不同で。

「陛下って呼ぶなよ名付け親」
櫻井「好きな人、多いですよね。自分でもやってみたらどうでしょう。」
森川「お父さんやお母さんに、○○って呼ぶなよ名付け親、って。」
櫻井「はははは。お父さんがどんな反応するか。」
森川「今回のシーズンはあんまり日常のシーンはなかったんですけど、僕が好きなのは、 キャッチボールするシーン。2話目か3話目かに、成人式みたいなので、 コンラッドが投げて、ホームランを打つシーンが。」
櫻井「ああいうシーン、つながりを感じていいですよね。 なかなか日常って、描きやすそうで描けない。」
森川「それに、ストーリーを進めないといけないと、機会がないんですよね。」

ジェネウスと眞王の対決シーン。
櫻井「やっぱり、ジェネウスの気持ちがぐっときましたね。」
森川「望とは同い年なんで。なんというか、役者魂を見た感じです。」
櫻井「普通に観てました、『ゲンジ通信あげだま』とか。」
森川「え、『ゲンジ通信あげだま』? 俺、出てたよ。佐藤、田中、鈴木、の3人組で。 で、俺が…。」
櫻井「どれですか?(笑) 渉さんと。」
森川「岩永哲哉。で、大きいのが佐藤で、田中が渉、鈴木が岩永。」

最終話、ヴァルトラーナがユーリを認めるシーン。
森川「ヴァルトラーナ?」
櫻井「力也さんです。」
森川「ああ。…今、物真似しようとしたんだけど、台詞がわかんなかった。」
櫻井「『俺の携帯端末に送ってくれ』しか出てこない。」
番組違いますがな(笑)。でも結局その台詞で物真似をする森川さん。

第1シリーズに対するコメントだったので、
森川「……第1シリーズ。」
櫻井「僕がこれくらい(腰ぐらいのあたりを手で示して)の頃。」
森川「じゃ、俺がこれくらい(胸あたり)。」
櫻井「そう、そう。」
森川「明夫さんがこれくらい(肩あたり)。」
櫻井「そんな明夫さんに会いたい。」

Bパート
森川「後半は見入ってしまうシーンが多くなると思うんで、宮田は封印。 宮田を推しても、彼からもらえるものは知れてるからね。」
櫻井「飴ぐらいですね。」
今度は、画面の下手側にスツール。客席のどちら側にいても、 半分は彼らの顔を観ていられるので、この配慮はうれしい。Aパートと同じく、 小さなモニターがあったが、ときどき大きな画面を見上げて見入る森川さん。
そういえば、始めるときに、何が飛び出すやら、とか言っていたけれど、 コメントの内容など聞いていると、しっかり予習してきた感じがした。

トーク
コメンタリーを終わって、感想など。
櫻井「やっぱり、『ただいま』って、待ってる人がいるって、素敵ですね。」
森川「『(マ)王』のエンディングって、あったかくじわっときて終われるのが、 いい作品なんだな、って思うね。」
櫻井「最終回観ちゃうと、こういう気持ちになっちゃいますね。」
森川「収録してるときって、こんな気持ちじゃなかったよね。」
櫻井「最後の『ただいま』は決めたいと思ったんですけど、 地球に戻るときの『行ってきます』は、当たり前のように言いたかったんですよね。 ごくごく自然体で言えたらな、と思いました。それはすごく覚えてます。」
森川「僕も、当たり前のように、『行ってらっしゃい』、って。」
櫻井「終わってからも、来週来ちゃうんじゃないの、っていう雰囲気でしたね。」
森川「実際、3月くらいまでは、CDドラマとか毎週のようにやってたからね。」

ベストエピソードランキングベスト3
応募葉書に書かれた好きなエピソードを集計した結果を発表する。

第3位 サードシーズン第39話(最終話)「(マ)た会える日を」
森川「『行ってきます』『ただいま』のセットって、いいよね。」
櫻井「いいと思います。ひとり暮らしですけど。」
森川「『行ってきます』って、犬には言っちゃいけないんだよ。 言うと、いなくなっちゃうんだ、って思うから、うちの犬、玄関でゲボするの。 俺の靴を汚そうとするわけ。そうすれば行けなくなるから。」
櫻井「うわ、なんかもう、かわいい。」
森川「だから、『行ってきます』は心の中で言って、帰りはもう、両手を広げて。 飛びついてきて、爪立てられるけど。」
櫻井「アクセル全開ですね。」

第2位 セカンドシーズン第78話(最終話)「(マ)た会う日まで」
森川「なんか嫌なことあったら、ニコッと笑って『ただいま』って言えば。」
櫻井「お父さんに。名付け親からの続きで。」
森川「帰りが遅くなっちゃったとき、お父さんが怒って玄関で待ってても、 ニコッと笑って『ただいま』って言えば、『お、おかえり』って。」
櫻井「案外そうかもしれない。」

第1位 ファーストシーズン第40話「絆のために」
裏切ったと思われていたコンラッドが、身を挺してユーリをかばうシーン。 「コンラッド素敵すぎ」というコメントに、
森川「コンラッドみたいになりたいなあ。」
櫻井「俺もなりたいですよ。」
森川「コンラッドって、いい男だよね。やさしくて、強くて。」
櫻井「足りないものはないんじゃないですか。」
森川「寒いギャグは、わざとなんですよ。あれもなかったら、嫌味じゃん。 自虐的なギャグを言って、誰も拾ってくれない、っていうのが。」
櫻井「演出なんですね。」
森川「それに、若い頃はやさぐれてましたからね。 あれがまたいいんですよ。もと不良。」
櫻井「あー、もうっ!! いい男のエッセンスがすべて。にくたらしい。」
森川「(コンラッドの声で)これも、陛下のためです。」

ここで、「絆のために」の該当シーンの映像をみんなで鑑賞。
櫻井「左肩の矢傷はヤバいですよね。」
森川「これは、もう癒えたんですけど。」
櫻井「(笑)癒えたんですか。よかったです。気になってたんですよ。」
森川「僕的にはこっち側(右脇を押さえて)のほうが痛かった。 こっち(肩)は肺には達してなかったけど、こっち(脇)は肝臓に。」

エンディング
森川「噂によると、これが最後のイベントなんですよね。 でもまだ、こんなにたくさんの方が来てくれてて。」
櫻井「逆に、最後だから盛大にっていう、そういう終わり方は(マ)王らしくない、 っていうか。自然に。そのほうが、もしかしたら、って思えるし。」
森川「さっと終わったほうが、また何か、っていう感じがするね。 それを期待しましょう。今日は、歌もなく、『ヴァン・ダー・ヴィーア音頭』もなく、 トークのみでしたけど、またそういう機会があるといいな、と思います。」
最後にひとりずつ、これで一区切りだが、まだ作品は続いているので、 これからもよろしく、という挨拶をして、手を振りつつ、幕が下りる。

後説
客出しの後説は、森川智之が担当。これまた、かなり気取ったイイ男声。

TOPPAGEトップページに戻る
Copyright(C)1998-2014