森川智之プライベート・コレクション

「NEXUS」
佐野真砂輝&わたなべ京デビュー10周年記念イベント


「佐野真砂輝&わたなべ京 Debut 10th anniversary event NEXUS」
日時: 1999年11月7日(日) 15:30〜17:45
場所: 千代田区公会堂
主催: マリン・エンタテインメント
出演: 佐野真砂輝&わたなべ京・上田祐司・石田彰・子安武人・関智一・森川智之

佐野真砂輝とわたなべ京のサークル「SE」は、 同様なライヴドラマとトークショウのイベントを、これまでに何回かやっている。
今回は、彼女たちのデビュー10周年記念、という肩書きをつけたイベント。 「WEST END」「LEVEL-C」「Z/ETA」の3本のライブドラマと、 10周年記念のために編集したスペシャルフィルム上映、 そして最後にトークショウ、という構成。

今までの例にもれず、今回もライヴCDとなる。
前回までは2回やっていたイベントを1回分にまとめたCDだったが、 今回はイベント自体が1回しかなかったので、ライヴCDが今までと同様の構成ならば、 ほぼ全容が収録されるものと思われる。 ので、ドラマの様子やトークの内容は、そのCDで聴いてください。
このレポートでは、CDではわからないであろうと思われることや、雰囲気のみ。 しかも、森川さん限定。(爆)

構成
タイムテーブルはだいたいの時間です。
15:30〜15:50 ステージ1「WEST END」
15:50〜16:15 ステージ2「LEVEL-C」
16:15〜16:30 休憩
16:30〜16:50 ステージ3「Z/ETA」
16:50〜17:10 スペシャルフィルム上映
17:10〜17:45 トークショウ

舞台セット
ステージ1「WEST END」とステージ2「LEVEL-C」のときには、 舞台奥両側にちょっと高めの段、間は一度下に降りる階段でつながっている。 それぞれに2本ずつのマイク(上手側は3本だったかな?)、 舞台手前には6本のマイクが並んでいる。声優たちは台本を持ち、 役の動きに合わせて、このマイクを渡り歩きながら演じる。
「LEVEL-C」では、舞台が学校のため、黒板と教室の窓が後ろに。

ステージ3「Z/ETA」では、 舞台中央手前に赤いベルベットのテーブルクロスをかけたテーブルが用意され、 上には低いマイクが4つ。下手奥の台は健在で、台の上に2本、 下に3本のマイクが立っている。階段は手前に向けてある。
この台の上、下手側が御宿探偵事務所の入り口らしい。 ここから順々に「お得意様限定大謝恩会」に招待された客たちが現れ、 テーブルを囲む椅子に移動して、パーティーとなる。

トークショウでは、椅子が等間隔に並んで8つ。
下手から、司会者、上田祐司、石田彰、佐野真砂輝、わたなべ京、 子安武人、関智一、森川智之の順。マイクはそれぞれがハンドマイク。

衣装
森川さんの衣装は、黒のタンクトップ(胸元しか見えない)、黒のパンツ、 黒の靴、真っ白のジャージー地らしいブルゾンの前を、胸元まで止めている。 他の出演者が、黒っぽい服装の人が多かったので、 ひとりだけ白いのがとても目立った。
髪は綺麗なオレンジ色。前髪も切り、綺麗にセットしてあって、とてもかわいい。 眼鏡はなし。

[付録]
今回の衣装で、(森川さんに次いで、だよん(笑))印象に残ったのは、子安武人。 いわゆる「お召し替え」に気がついたのは、彼だけだった。 他の人は見えていなかった、だけかもしれないけど。
役に合わせたのか(?)、判別しただけで、少なくとも3種類はあった。 (「WEST END」と「Z/ETA」が同じだったか違ったかは確信がない。)
「WEST END」では、出て来たとたんに「光ってるー」って思った、 丈の長いジャケット。
「LEVEL-C」では、カラフルで柄の大きい派手なシャツの上に、黒いジャケット。 派手なシャツは襟元と打ち合わせの裾のところだけしか見えず、 派手さをむき出しにするよりずっと派手で、 小憎らしくなるような着こなしのうまさ。
「Z/ETA」では、光が当たると透けて見える(出だしのシーンが逆光だった)、 たぶん細かく穴の開いた生地の丈の長いジャケット、黒いシャツ。
トークショウのときには、ブリーチアウトのデニム地に、ヨークに刺繍の入ったシャツ。 刺繍は薄い紫色を使ったもので、カジュアルな中に、 野暮ったくならない派手さがあって、髪の色ともマッチしていた。
ううーん。森川さんのレポートなのに、 なんでこんなに子安さんを誉めないといけないのだ。(爆笑)

[蛇足]
ええい、覚えてるだけ。
石田彰は、黒のタートルネックのがばっとしたセーター。
関智一は、横ストライプのセーターに…何か上着を着て…た?
上田祐司は、臙脂というか茶というか、のハーフコートみたいなやつ。
す…すまん。まともにちゃんと見ていないのがバレてしまった……

ライヴドラマ
「ライヴドラマ」というのは、舞台の上で台本を持ち、 効果音やBGMに合わせてその場で演じていくドラマ。 最終的に録音された音しか聴衆に届けられない普通のオーディオドラマと違って、 パフォーマンスとして舞台の上での動きや表情、失敗なども伝えられることになる。
最初から最後まで動かずに演じるわけではなく、登場、退出、 話の展開に沿って立ち位置を変えて、マイクを移動しながら演じる。 いわゆる「舞台」「芝居」のような動きの演技はないが、 その場の状況に合わせた動作を演じることもある。 台詞に表情をつけるために、もちろん顔でも演技している。
せっかくの「ライヴ」ドラマだから、ということもあるんだろうけれど、 アドリブ満載。後で、「3本目は全部フリートークだった」とコメントするぐらい(?)。 台詞だけでなく、動きもサービス満点。

「WEST END」での森川さんは、カイトという商人の役。後に彼は、 チハル(石田彰)が死んだと思い込んでいた飼い主だということが判明し、 ずっとチハルを探していた彼も1年ぶりに再会できて、 ふたりで仲良く退場するのだが……
森川さんが石田彰の肩を抱いて仲睦まじく袖に消えて行く姿に、場内大歓声。 他の出演者もしばしの間、ふたりを見送る、というシーンもあった。

「LEVEL-C」では、主人公みづきの担任、山川先生役。 古文の先生らしいが、森川さんが演じると何故か体育会系になってしまう。(笑)
冒頭、森川さんの台詞で始まるのだが、間違えて隣のマイクの前に立ってしまい、 直前であわてて位置を変えるハプニングも。

みづき「じゃ、僕は帰るからね」
タカナシ「おい、待てよ」
しかし実際は、帰ったはずの石田彰はマイクの前を動かず、 残されて追ったはずの関智一が、 追いすがる格好のまま後ろに引いてハケる。(場内大爆笑)
ま、相対性理論(!?)からいけば、どちらが動こうが、 両者の距離が離れたことには違いないわけだ。

「Z/ETA」は、逆光の中に立つ鷹雪(子安武人)のモノローグで始まる。 出演者は、鷹雪、豹武、Dr.PT、初音の4人(石田彰はお休み)。 しかし、森川さん、CDと全然Dr.PTが違うんですけど。(笑)
森川さんは、Dr.PTらしく、登場したときからクマのぬいぐるみを抱えている。 …って、Dr.PTって、テディベアが好きなんじゃないの? それは単なるクマのぬいぐるみで、テディベアじゃないでしょう。 どうせなら、ちゃんとテディベアを持って来てほしかったなあ。
んで、Dr.PTのかかえているテディベアじゃないクマのぬいぐるみは、 「アナスタシア」という名前らしい。小脇に抱え、事あるごとに話しかけ、 なんと、腹話術のように、しゃべらせたりまでしている。うーん。(爆)
やっぱり、Dr.PT、違うよー。(超爆)

「御宿探偵事務所お得意様限定大謝恩会」での催しその1。
「プレゼント交換会」の説明で、 鷹雪が「音楽に合わせてプレゼントをぐるぐる回します」と言っているとき、 初音(関智一)も豹武(上田祐司)も、ふたりしてお約束のように、 手の上で物をぐるぐる回す仕草をしている。 Dr.PTだけは悠然と構えていたけど。アナスタシアを回しはしないのね。(笑)

プレゼントを回すときにかかった曲は、「マイムマイム」。 その曲に合わせて、椅子に座ったまま、足だけでステップを踏む森川さん。 Dr.PTって、そんな人だったの? (爆)
手持ち無沙汰というか、「ヘンな人」を演じている照れが垣間見える。(笑)

「大謝恩会」の最後の催し、闇鍋(!!)のシーンは、舞台はほとんど真っ暗、 人間の影がわかる程度。台詞に合わせて大袈裟な動作で会場をわかせている。
あれ、もしかして、録音? もしその場で演じていたとしたら、台本が読める明かりは、 どうやって供給していたんだろう? それとも、台本なし? 台詞を全部覚えた? これが「フリートーク」の正体か?
結局、「オチはどこ?」な状態のまま(爆)、謎は解消されず、 大謝恩会は…終わった…んだろうな?

スペシャルフィルム
佐野真砂輝&わたなべ京作品の紹介(漫画の絵を使った映像とCDドラマなどの音声)と、 それに出演した声優からのメッセージ。
「プラチナ」Message from 森川智之(イサギ)
「TOKYO GARDIAN」Message from 真殿光昭(嘉数建城)
「ファイヤーエンブレム」Message from 石田彰(マルス)
「GPX」Message from 緑川光(レオン・ヤン)
「GADGET」Message from 上田祐司(永橋南海人)
「Z/ETA」Message from 子安武人(御宿鷹雪)
それと、「TWIN」(?)から、リョウ(宮本充)とアシュヴィン(千葉進歩)のミニドラマ(?)。 このイベント特製なのか、出典等は不明。
森川さんのコメントの内容は、 トークショウでほとんど司会者に取り上げられていたので、省略。

トークショウ
はっきり言って、主催者側の準備不足。
司会者が事もあろうに「森川『ともゆき』(正しくは『としゆき』)さん」と、 最後まで繰り返したことを含めて、佐野&わたなべ作品のどれにいつ出たか、 なんてことを、声優の記憶だけに頼ろう、なんていうのは無茶。 年に何十本も仕事をしているのに、さらにそれを10年やっているのに、 いちいち全部細かく覚えていられるわけがない。
最低限でも、たった5人しかいないんだし、名前の読み方を確認すること、 何年にどの作品でどの役をやったか、程度はリストアップして、 事前に本人たちに渡しておく、もしくはその場で読み上げる、 ぐらいはしても当然だと思う。
でないと、トークも滞って面白くないし、声優も困るし、 何よりメインのおふたりに失礼じゃないか。

森川さんは、とってもキュートだったんだけど、でもなんとなく調子が出てないなあ、 って感じだった。なんとなくぼーっとしていて、打てば響くような感じがない。 自分に振られても、エンジンがかかるまでに少しかかるような感じで、 立ち上がりに時間がかかる。調子に乗ればいいんだけど。檜山さんがいないから? まさかね。
でも、子安さんがちゃんと、細かくツッコんでくれていた。 子安さんは、別に森川さんだけじゃなく、みんなにツッコんでたけどね。 子安さんのツッコミは、檜山さんに比べて、「慣れ」と「愛」が見えないぶん、 一般受けはよかったかも。

ライヴCDの発売は、2000/2/23の予定。


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