森川智之プライベート・コレクション

「おまえらのためだろ!」第13弾 夜の部
「新としこ&のぶこと、実演生アフレコの2本立て」


森川智之・檜山修之の「おまえらのためだろ!」第13弾 夜の部「新としこ&のぶこと、実演生アフレコの2本立て」
日時: 2000年4月2日(日) 17:30〜20:10
場所: 京都教育文化センター
主催: HEAVEN'S DOOR (森川智之オフィシャルファンクラブ)
出演: 森川智之・檜山修之
ゲスト: 保志総一朗

新としこ&のぶこ
いつものとしこ&のぶこの登場曲(?)が響き、幕が上がると、舞台には誰もいない。
しばらくしても誰もどこにも出て来る気配がないので、客席がザワザワし始める。 すると、どこからか聞き慣れたふたりの声が。
としこ「みんなステージのほう見てる? いつ出て来るか、って」
のぶこ「っていうかぁ、ステージにいないってことは、 また客席から出て来るんじゃないか、って思ってるのよ、きっと」
としこ「あまいわね。毎回同じことしないのに。今日は、顔出しなしなの。 これ、録音よ。東京のスタジオで録ってるの」
あまりに誰も何も騒がないので、本当にふたりとも客席にもいなくて録音なのか、 もし舞台から出て来るとするとたいていのことじゃみんな納得しないぞ、 などと思っていると、後ろからざわめきが起こり、歓声が上がる。隠れてたの?
客席のいちばん後ろの両側から、新しい衣装に身を包んだとしこ&のぶこが登場。
新しい衣装は、チェックのワンピース、としこは黄色、のぶこは赤。 七分のパフスリーブの先には白いレース、 たっぷりとギャザーをとったスカートの下にも、白いペチコートが覗いている。 その上に、これまたレースひらひらのかわいらしい(はずの)白いエプロン。 髪のリボンは、ワンピースとおそろい。
客席の中央通路に立ち、阿鼻叫喚の中で、トークを繰り広げる。 「上方としこ&のぶこ」改メ「新としこ&のぶこ」にリニューアル(?)。
としこ「原宿キャンデーキャンデーとしこと」
のぶこ「不思議の国の○○のぶこ」(あまりに会場騒然のため聞き取れず)
としこ・のぶこ「新装開店!!」

としこ&のぶこもアイドルとしてモーニング娘を超えたので、 付き人を募集することになったらしい。客席を見ながら、
としこ「お客様の中で、ハンバーガー15個食べられる人」
のぶこ「ハンバーガー計画じゃないんだから」
15個はさすがにいないんじゃない? 女の子が多いんだしー。
としこ「じゃ、保志総一朗の携帯電話の番号を知ってる人」
ほしこ「はーい」
と、客席最後列通路際で手が上がる。え? 声は保志くんとよく似てたけど。 どう見てもすらっとした綺麗なおねえさん、の「ほしこ」とともに、舞台へ。
としこ「前回に引き続いて、あたしたち、立場ないわね。引き立て役みたい」
という言葉ももっとも。目深にかぶったつばの広い黒い帽子、長い巻き毛、 柿色のような落ち着いたオレンジ色のブラウス、黒(濃紺?)のロングタイト。 足(靴)だけがアンバランスに大きいけれど、 そんじょそこらの女の子は太刀打ちできないぐらい、カワイコちゃん。 だれかさんたちと違って、ナチュラルメイクだし、化粧映えのする顔だし、 街を歩いていても、全然違和感ないと思う。 っていうか、いるよ、絶対、こういうコ。
のぶこ「付き人やりたいの?」
ほしこ「付き人っていうか、『おまえら娘』のメンバーになりたいんです」
のぶこ「(すごんで)なにィ? おまえら娘はトップアイドルなのよ。 付き人からコツコツと頑張らないといけないのに、すぐにデビューがしたいの?」
ほしこ「(悪びれず)はい」
としこ「んじゃ、テストしましょう。 おまえら娘は、歌って踊れるマルチなアイドルですからね」
のぶこ「それじゃ、あたしが歌います。としこはお手本の踊りをお願いね」
檜山さん、逃げた? (笑)
のぶこの歌う「ルルルラララおまえら娘」に合わせて、 としこがジャズダンスやブレイクダンスの気配を漂わせた踊りを披露。 それに倣って、ほしこが踊るが、「気配」すら完全に消えてしまっている。 どう説明したらいいんだか。 うーんとね、幽霊がアテ振りやっている、って言ったら言い過ぎかなあ。
でも、その場で作った即興の振り付けで、後ろから見ていたのでよくわからない、 というハンデはあるにしても、それにしてもほしこさん、あなたはバラドルの才能ある!! 客席が求めることを、完璧にやりこなしていたと思うわっ!!! (笑)
テストに合格したのかしていないのか、歌い踊り終わった3人は、 いつもの仁王立ちで幕。 せいいっぱい怖い顔をしようとしていたほしこさんが印象的。

前説
昼の部に引き続き、ヘヴンズドアスタッフが担当。
としこ・のぶこのおふたりは、両翼の2階席、というか、補助席というか、 の後ろに潜んでいて、その席の人には、 「知らない振りをしていて」と頼んであったらしい。 客席いちばん後ろにいたほしこさんは、幕が開いて、 みんながステージに注目しているときに、こっそり入って来た、とのこと。
「気がついた人います? 考えたんですよ、どうやって気がつかれないように入ろうか、 って。うまく行って、とってもうれしいです」。
Q: としこ・のぶこのメークのコンセプトを教えてください。 (「聞いてどうするんでしょうね」と、もっともな疑問をもらしながら)
A: 上方としこ・のぶこのデビューは、関西だったんですよ。神戸。 (初御目見得はその前の回、嵐のように現れて消えた前歴はあるんだけど)。 そのときには、一応、コンセプトはあったんですよ。
としこは、オレンジカラーで、イメージしたのはIZAMくん(SHAZNA)。
のぶこは、ローズカラーで、イメージしたのはお蝶夫人(「エースをねらえ」)。
Q: おふたりは飲むとどうなるんですか。
A: つまんないですけど、ふたりともさわやかです。紳士ですよ。 あんな感じですけど。(あ、あんな感じって、どんな感じ? (笑))

オープニングトーク
林原めぐみのアナウンスは、 「檜山、嫌だ嫌だって言いながら、森川以上に乗っちゃって。 あ、いけない、森川・檜山ととしこ・のぶこは別人だった」。
「帰っちゃった」としこ・のぶこに代わって、「今、来て」 「としこ・のぶこにつきあっていた」森川・檜山が舞台に登場。衣装は。
森川: 昼の部と同じ、黒地に白でトカゲの模様のついたTシャツ、 いつもの黒の光沢のあるパンツ、黒い靴。前ファスナーのブルゾンはオレンジ色で、 袖にファスナーがついているので、昼の部のブルーのと色違いかなあ、 とも思ったのだけれど、材質がちょっと違うみたいだったし、 オレンジのには飾りテープも貼ってある。着方は同じ、前を下のほうだけ止めている。 頭の色も変化なし。
檜山: 黒の丈の長めのTシャツ、ウエストは外に出している。黒の光沢のあるパンツ、 でも森川さんのとおそろいではないみたい。 黒の打ち合わせのちょっと変わった長いジャケット、というか、コートというか。 黒い靴。髪もやっぱり黒いし、黒ずくめ。

なんとなく唇が大きくない? 森川さん。(笑)
森川「口のまわりが腫れてるんです。ゴシゴシやったから」
檜山「山芋でも食ったか?」
森川「(会場に)『おまえら』に初めて来た人。普通のイベントとは違います」
檜山「わかってるよ、もう、この30分ぐらいで。失神者、まだいませんよね?」
森川「前座をやってるとしこ&のぶこに、衣装が続々と届いてるらしいよ」
檜山「(素っ気なく)あ、そうですか。よかったね」
森川「としこが言ってたんですけど。みんな、衣装のサイズを、勘違いしてる。 上から、100、100、100」
檜山「ドラムカンかいっ」
森川「そうすれば、スポッと着られるしね。あまり複雑なのは…」
檜山「縄文時代の服じゃないんだから」
森川「腰ひもでぎゅっと結べればいいけどね。樽が送られて来たりして」
檜山「それは『着る』んじゃなくて、『入る』んだろう」

森川さんが咳き込む。それを心配そうに見る檜山さん。
檜山「大丈夫か? キミ、昨日からすごい咳が出てるよね。風邪?」
森川「風邪。やばかったんですよ。 病院行ったんですけど、行かなかったら、ここで吐血してるところなんです」
檜山「吐血って、血を吐くんだよ。わかってる? 嘔吐と吐血は違うからね」
吐血なんですね。喀血じゃないということは、胃から血を吐くのね。
森川「血がぶわーってなったとき、檜山が俺に向かって、『トシユキー』」
そ、それが、森川さんのドリームなんですか? 「トシユキ」って呼ばれたい?
檜山「俺、ふだんお前のこと、『トシユキ』って呼ばないよ。 なんでそういうときに限って、とってつけたように『トシユキ』なんだ」
森川「『トシユキーっ。うわーっ。見るなー』。ガッ。『緞帳下ろしてくれー』」
と大袈裟に、かばうように抱きかかえるアクション付き。それも、ドリーム? (笑)
檜山「ものすごい、くせーな。今どき、そんなの、青春ドラマでもないぞ」
森川「そういう劇的なのも、やってみようかなと思ったんですけど」
檜山「血袋、用意してんじゃないか?」(と、森川さんのお腹あたりをチェック)

森川「病院行かなかったら吐血してたんですけど、行ったんで。かかりつけの病院に。 スチュワーデスさん、じゃなくて、看護婦さんが」
檜山「お前さ、飛行機乗ったときには『看護婦さん』って言うし」
森川「うるさいんですよ、コイツと一緒に飛行機乗ると」
檜山「うるさいのはお前だよ」
森川「イベントで、飛行機乗ったんですよ、一緒に。気持ち悪くなったから、 ガーってボタン押して、『看護婦さーん』って言ったんです。 そしたらお前が、『うるさいな、うるさい』。お前がうるさいんだ」
檜山「だって、移動時間って、眠くなるじゃないですか。 うとうとしてたら、『檜山〜、檜山〜、何かしゃべろうよ』『何だよ、うるせーな』 『だまってると気持ち悪くなるんだよ』。 あげくのはては、飛行機ですよ、飛行機。 『窓開けてくれ、外の空気を吸いたい』ときた。 今度も、新幹線の中で打ち合わせしてたんですけど、 トンネルに入るたびに気持ち悪くなる。 外を走ってるときには、いろいろ説明してたのが、トンネルに入ったとたん、黙るんだ。 で、トンネルから出ると、『はぁ〜っ』って。 向かいに座ってる俺の身にもなってみろよ」
森川「いろいろ考えてたんですよ」
檜山「お前の白目の輝きがすーっとなくなるから、わかるんだよ」
森川「一度、救急病院行ったことあるんですよ。羽田で降りて、そのまま。 (スチュワーデス口調で)『お客様に急患がいらっしゃいます。 どなたか、お医者様はいらっしゃいませんか』」
檜山「お前か?」
森川「俺、お医者様?」
檜山「いや。お前に医師免許があるなんて、聞いたことないぞ」
森川「本当に羽田から、救急車じゃないんですけど、タクシーで、 かかりつけの病院に行ったんです。『飛行機乗っちゃったんですよ』って、 点滴してもらって、1泊したんです。で、次の日また、イベントだったんですよ。 名古屋で。新幹線。さすがにどうでもよくなっちゃったね」
こういうのって、かわいそう。イベントそのものがつらいのは、 まだ克服のしようがあるだろうけど、本題ではないところで苦しむのは、ね。
森川「何はともあれ、檜山の車には酔わないんだ」
檜山「酔ってくれよ」
森川「酔わないんですよ。乗り心地がいいんで。ボクのマイカー」
檜山「やかましいわ。そりゃ、乗り心地はいいよ。 そんなに言うなら、ローン払え。終わったけど、今から半分ぐらい払え」
森川「うーん、どうしようかな。1週間考えさせて」
檜山「3日目ぐらいに忘れてるんだろう」
檜山さん、森川さんのこと、本当によくわかってるのね。

葉書コーナー
プレゼントは昼の部と同じく、サイン入りキャップ。 但し今回は、「一度森川さんがかぶる」という『プレミアム』付き。
森川「俺がかぶれない帽子」
檜山「かぶれるだろう、それだけ調整できるんだから、いちばん大きくすれば」
森川「いちばん大きく、って、全部はずしちゃうの?」
と、後ろのサイズ調整のベルトをはずしてしまい、どうにかかぶる。 あの大きさのキャップでギリギリ、っていうのもそうだけど、脱いだとたんに、 ぼわっとキャップを押し返すようにボリュームを取り戻した髪のほうが…(爆)。
森川「これは、プレミアムですよ。僕のキューティクルが付いてますから」

おふたりの修学旅行の思い出は?
森川「中学は京都奈良ですね」
檜山「横浜だからね。俺は富士山だった」
森川「富士山は、見るとこたくさんありますからねー」
檜山「4合目までバスで行って、5合目まで登山させられたんだ。 で、富士急ハイランドで遊んで、池に落ちたんだよ。手漕ぎのボートに乗って、 子どもだから、ぶつけ合ったりするじゃない。それで俺が落ちちゃって。 そのあと、ずっとジャージ。 みんなは、昼間は制服で、夜だけジャージだったんだけど、俺だけずっとジャージ」
森川「修学旅行の写真見ると、キミだけジャージ」
檜山「そう。途中からずっとジャージなんだ」
森川「んじゃ、今でも、修学旅行の写真とか見てると、『おとうさん、 どうしてこの人だけがジャージなの?』とか言われてるわけだね。 各家庭に説明に行かなきゃ。『それはね、池に落ちたからだよ。じゃっ』」

改名ブームですが、改名するとしたらどんな名前にしたいですか。
森川「カッコいい名前がいいね。たとえば、緑川光」
檜山「おい。めちゃくちゃカブってるじゃないか。 お前、声優界の加勢大周になるつもりか? 新・緑川光、とかって」
声優界は本名の人が多い。けど、明らかに芸名なのは、と、例に挙げたのは、
茶風林(ちゃふうりん): (チャールズ・)チャップリンが好きだから
キートン山田: (バスター・)キートンが好きだから
檜山「そうか、ベイスターズ森川とかどうだ? ベイスターズ好きだろ?」
森川「ベイ・スタ男とかね。 キミは、そうだ、広島だろ? お好み焼きと広島カープで、お好みカープ。 ベイスタオでーす、オコノミカープでーす。(と、漫才師のように)」
檜山「ちょっと待ってくれ。地元にそんな名前のお好み焼き屋があったと思う」

石塚さんが、キスの音を自分の手の甲を吸って出しているのを見て、 ああいうのはSEだと思っていたのでびっくりしました。 他にも、声優さんが、マイク前で実はこんなことをやっているんだ、 というテクニックはありますか。
例えば、溺れているシーン。唇を指で、と、ふたりともが実演してくれる。 会場からは思わず拍手。
続いて、ガムをくちゃくちゃさせる。
檜山「ガムは、本当にかみながらやる人もいるよね。でも、 次のシーンではガムかんでないと、情けないんだよ。 手に持ってないといけないから」
森川「ガム持った手で台本めくって、そのまま台本が、 手から離れなくなったりしてね」
それから、煙草をくわえながらしゃべるシーン。
森川「煙草吸う人は煙草くわえますね。吸わない人や面倒な人は、ボールペン」
檜山「俺、こないだ、ボールペンくわえたら、太すぎたらしくて、 『檜山、お前、それじゃ葉巻だよ』って言われちゃった」
森川「24色入りね」
檜山「え、え〜?」

1歳の姪っ子が、「おまえら」ビデオで観て以来、としこ&のぶこが大好きで、 他のシーンになると、ひきつけを起こしたように泣きます。自分でも口紅をぐりぐり、 赤ちゃん人形にもぐりぐり。人形がのぶこ、自分がとしこ、ということが判明しました。 このままこの子を野放しにしておいていいものでしょうか。
森川「これはもう、やっててよかった、としこ&のぶこ、って感じですね。 子どもの心をつかむのは大事ですからね。 ちまたでは、ぐりぐりぬった子どもたちが、あふれんばかりに」
檜山「いないよ」
森川「小学校とか行っても、みんなぐりぐり」
檜山「こわいよ、そんな小学生がいっぱいいたら」
森川「でも、子どもの頃、やらなかった? おかあさんの鏡台に向かって」
檜山「女性はやるかもしれないけど、男、やった?」
会場にも、「やった」という男性が数人。森川さんもやったのかな。
森川「でも、その子、将来が楽しみですね」
檜山「楽しみというか、空恐ろしいというか」
森川「そっちのほうに興味があるなんて。あ、女性か」
檜山「姪っ子だ、って」

めざせ、ノッポさん
京都から連想するものを描いて、みんなが当てる企画、第2弾。
檜山さんは、湯豆腐。土鍋の中の豆腐の質感とか、さすがだ。
森川さんの描いた絵は、詰め襟に学生帽の男の子が、 帽子をかぶって旗を持った女の人を想っている絵。 「初恋」などの声もかかるが、正解は、「修学旅行」。 「バスガイドさんにポッとなってそれどころじゃなかった」という注釈付き。
檜山「実体験か?」
森川「『思い出』だから。(バスガイドさんを指して)美人で明朗活発な、ね」
檜山「美人かどうかはおいといて、明朗は活発そうだね」

ゲストコーナー
保志総一朗の夜の部の衣装は、白の長袖Tシャツの上に濃紺の半袖Tシャツの重ね着、 カーキ色のアーミーパンツ、黒い靴。

とりあえず昼の部では、 「福島県出身」「恋愛はじっくりコトコト」ということがわかった保志総一朗、 夜の部のテーマは、「マイブーム」。
保志「あるんですけど、ちょっとはずかしいんです」
森川「自分のはずかしい写真を撮る」
檜山「セルフヌード、ってやつか?」
保志「もっとかわいい趣味です」
森川「人形集める」
保志「ドキッ」
檜山「ホント? でも、こいつんちにも人形がいっぱいあるらしいよ」
森川「テディベアがね。某作品でテディベアを抱いてたら、来るようになって」
「Z/ETA」のDr.PTのことですね。「NEXUS」で実際に抱いてたし。
保志「ボクもクマを集めてるんです」
森川「今度、見せ合いっこしよう」
保志「うちは、かわいいですよ」
森川「ボクのだってかわいいよ」
檜山「おい、何を張り合ってるんだよ、お前。それも後輩に対して」
森川「ぬいぐるみもらうと、処分できないから、ずらーっと並ぶんですよ。男の部屋に。 帰って来ると、『おかえり』って。イソジンのCMみたい」
保志「ボクもベッドを占領されて。居場所がなくなってるんです」
森川「住み着いてるの? ボクもぬいぐるみになりたい」
檜山「またそっちの方向に」
保志「自分で動かして、アクションとって、アテたりします」
森川「え? 『(自粛)』とか?」
檜山「違うだろう。お前のそれは、違うだろうっ!!」

保志「あとは、トレーニングですね。自宅で身体を鍛えてます」
森川「似合わないね」
ここでひとしきり、自宅用トレーニング機器がよく紹介される、深夜の テレフォンショッピング番組の吹き替えの話題に花が咲く。 森川さんも檜山さんも、あの、 アメリカ人(?)のヴォイスオーバー口調がお気に入りらしく、 「これならジムに通わなくても大丈夫だね」などと、 芝居気たっぷりに実演してくれる。
森川「やりたいんだけど、やったことないんだよ」
檜山「あれは、青二さんの仕事だからね」
森川「俺、深夜、見ながら、自分でしゃべってるもん」
檜山「台本ないじゃない」
森川「すぐ後に続いて言うんだよ」
保志くんは、「バーベル」を使ってトレーニングをしているらしい。 でも、どう聞いても、その話からだと、「ダンベル」だと思うんだけど。
檜山「バーベルって、どれぐらいの重さ? 5グラム?」
…そんなにひ弱なんですか、保志くんって。
檜山「15キロ?」
これまたいきなり。でも「バーベル」だと、もっと重いはずだけど。
森川「普通、5キロとかでしょ。女性のダイエット用だと、1キロとか2キロとか」
保志「調整できるんですよ」
森川「水とか砂とか入れるやつね」
そうじゃないのもあります、森川さん。
保志「ナイスバディになりたいんですよ。背はもう伸びないから」
檜山「ナイスバディ、って、女の人に言うんじゃないのか?」
森川「鍛えてると、背、止まっちゃうよ」
保志「もう止まってます」
森川「ぶらさがったりするほうがいいんじゃないの?」
檜山「そのうち誰かが、ぶらさがり健康器、送って来るぞ。まだあれば、な」
森川「それより、カルシウムボーンとかね」

葉書コーナーでは、やっぱり保志くんが、客席に降りてプレゼントを渡しに行く。
檜山「保志にさわらないでください」
森川「保志くんはたいへんデリケートな動物なので」
檜山「あまり強い刺激を与えると、ショック死する可能性があります」
森川「コアラみたいなもんだね」

保志くんがふだん、いちばん世話になっていると思う先輩は誰ですか。
保志「たくさんいますね。 最近、檜山さん、多いですね。『リヴァイアス』で一緒だから、飲みに行ったり」
檜山「強いていえば」
保志「うーん。森川さんには、仕事でお世話になってますね」
森川「え、俺、なんかした?」
保志「やっぱり、今はいいです」
場内、大爆笑。

いくつで結婚する予定ですか。
森川「通り過ぎちゃったとか」
保志「昔はありましたね」
檜山「17歳ぐらいで結婚したいとか?」
森川「『翔んだカップル』読んだんだろう。」
保志「『翔んだカップル』じゃなくて、他のでしたけど」
檜山「今、いくつだっけ?」
保志「27です。昔は、27ぐらいでしたね」
檜山「じゃあ、明日?」
保志「5月30日が誕生日なんで、それまでに」
森川「ずいぶん急ぎだね」
檜山「急がないといけない訳でもあるのか?」
保志「この業界、30代前半ぐらい(で結婚される方)が多いじゃないですか。 それぐらいには。33ぐらいまでには」
檜山「33って、俺たちの歳じゃないか」
森川「こんなにはなりたくね、とか」
保志「あと、お金が貯まったら」
檜山「それは現実問題、あるよね」

今まで演じた役のなかで、いちばん気に入っている役は何ですか。
声優になろうと思ったきっかけは何ですか。
保志「きっかけは、『魔女の宅急便』を観て」
檜山「いくつだった?」
保志「17ぐらい」
森川「俺ら、もう仕事してたね」
檜山「してた、してた」
保志「今までのやった役は、みんな、自分と違う役だったんで、 それぞれ思い入れがあるんで。どうしたらいいんでしょうね」
森川「っていうか、自分と違う役、って、自分が役なの?」
檜山「俺も森川も、森川智之や檜山修之って役じゃないよ。 檜山達之っていうのはあったけどね、『金田一』で」
保志「『ロスト・ユニバース』っていう作品で、主役で、台詞多かったんです」
森川「俺、ちょっと出たよね?」
保志「え?」
檜山「お前、出たのは、『エイトロン』じゃない?」
保志「あ、『エイトロン』には、森川さん出てました」
檜山「なんで俺が知ってんだよ」
「DTエイトロン」も保志くんが主役でしたが。話を「ロスユニ」に戻して。
保志「いちばんしゃべったので、印象に残ってます。 話も重かったから、けっこうきつかったんですよ。それに僕、他にも、主役とか、 いい役やらせてもらってるんですけど、意外としゃべってないんですよ」
檜山「それ、嫌味か? そりゃ、祐希はしゃべってなかったかもしれないけど、 ブルーはもっとしゃべってなかったぞ」
森川「しゃべんない役は楽なのに」
檜山「しゃべりたいの?」
保志「いや、しゃべらない役でもいいかなあ、って」
檜山「それは、森川が言ったように、楽だから? いかんなあ、若いうちから、そんなこと言うようじゃ」
森川「でも、JUNE系のCDだと、しゃべるからね」
保志「あれは、しゃべりますね」
森川「嫌でもしゃべらないと、話にならないからね」

実演生アフレコのコーナー
というわけで、生アフレコのコーナーでは、「JUNE系」の作品を取り上げる。 森川さんと保志くんの共演、というと、それしかないのか? (笑)
今回はなんと、未発表作品。2000/5発売、というか発送予定(通販のみなので)の、 「一寸枕草紙」から、2作品をピックアップ。
いずれも、「お手本」の後で、客席からひとり希望者を上げて、好きな役を選び、 他のキャストも好きに指定できる。

その1: 「うさぎの耳」
キャストは、王子を保志総一朗、床屋を森川智之、じいや・ト書きを檜山修之。
王子と床屋はオリジナルキャスト。 ウサギ耳のかわいい王子さまと、無口な床屋の、ほんわかラブストーリー。
客席から床屋を担当した彼女は、保志くんの大ファンみたい。森川・檜山など、 全然視界に入っていないのがわかって、かえって微笑ましい。 もちろん王子に保志総一朗を指名、あとは「どちらでも」。(笑)

その2: 「長靴をはいた仔猫」
キャストは、王子に保志総一朗、水紅(とき)に森川智之、魔物(女)を檜山修之。
オリジナルキャストは、王子は瀧本富士子で、保志くんは「初読み」とのこと。 魔物は柏倉つとむ。女声が素晴らしかったらしい。 まあ言ってしまえば、水紅を大好きな王子のわがまま話。
客席から王子(上手だった)、保志くんが魔物(彼の女声もきれいだった)。 水紅を森川さんが、ト書きを檜山さんが担当するが、舞台にマイクは3本。 演じるのは4人。
お客さんとゲストを尊重して、それぞれ1本ずつ。とすると、残りの1本を、 森川・檜山で、という、何とも暑苦しい構図ができあがる。 「なんでお前と一緒のマイクなんだよ」と言いたくなる気持ちもわかるような。
最後のほうにほんのちょっとだけしか台詞のない保志くんがマイクを1本占領して、 ほとんどしゃべりづめの森川・檜山が一緒に同じマイク、ってのも、 やっぱりかなり微笑ましくてよかったかな。

けど、どっちかでも、保志くんに「攻め」をやらせてあげればよかったのに。

個人コーナー

檜山修之
歌: 「(タイトル不明)」(「リヴァイアス」のキャラクターソング集「あしたから」より)
エアーズ・ブルー(檜山修之)、シュタイン・ヘイガー(千葉一伸)、 フー・ナムチャイ(江川央生)、クリフ・ケイ(長沢直美)、 ミシェル・ケイ(堀江由衣)の曲。この組み合わせは、いったい何なんだ。 なぜにヘイガーがチーム・ブルーに?
ラップ風で、歌の部分は主にブルーが担当、かな。 「ヘイガーの長台詞は必聴」と言いおいた檜山さん、その長台詞の間、 会場に降りて、客席を縦横無尽に駆け抜ける。戻って歌う歌は、歌というか、 つぶやきみたいな感じだったから、大丈夫だったんだね。
歌い終わって、森川さんを呼び出すが、ちょっと息が切れている。
森川「お疲れさま。運動したの?」
檜山「ちょっとね。客席を、2・3周」
森川「ジョギングもしたことだし」
檜山「ジョギングじゃないよ」
森川「じゃ、100メートル走か」
檜山「そんなもんだ」

森川智之
夜の部も、「明ッ智の私服」に衣装替えしていたと思う。確か黒かったから。
「歌うのは2回目です。1回目は、『アンジェリーク』のイベントで」と言ったとたん、 会場から、悲鳴のような歓声が上がる。うれしい人は多いだろうなあ。 この曲を選んだのは、アンジェファンのパワーをイベントで実感したからか、 せっかく覚えたから覚えているうちにもう1回、と思ったからか? (笑)
歌: 「異次元飛行〜αtoω〜」(「アンジェリーク」のシングルCDから)
前日昼頃に京都に着いた森川さんと檜山さん、京都の街を散策しつつ、 うどん屋で昼食を取ったらしい。檜山さんは鴨ざるうどん。ふむふむ。 森川さんは! メンチカツカレーうどん、800円。いったいどんなシロモノなんだ。
「喉にエヘン虫がいるので、みんなと一緒に呼びたいと思います」と、会場と一緒に、 「ひーちゃーん」。きれいにそろったよねー。
森川「子どもショーみたいだね」
檜山「お前ら、アホか。大声でウルトラマン呼ぶんじゃないんだからさ」
森川「デビューした頃、子どもショーやってたからね。町田小田急の屋上で」

我こそインパクト王
「やっぱり目立たないとね。普通じゃ駄目だよね。 例えば、檜山より大声だとか」と言った言葉に応えたのか、 客席のちょうど反対側から「檜山さーん」という男性の大声が響き渡る。 これには、おふたりも客席も、「おおー」。
結局第13代インパクト王に選ばれたのは、 緑色のつんつるてんのジャージを着たおにいさん。 あの大声の人? ものすごくインパクトあったけど。
後ろのほうの席から舞台に突進し、お約束のように蹴つまづいて舞台に転ぶ。
「どこから?」に答えた「台湾から」に、みんな思わず納得してしまったけど、 即座に「嘘です」。あまりのパワーに、ふたりとも、 本当はどこからなのか聞くのも忘れている。(実は地元の方だった模様)
さらに帰りにも、檜山さんが「転ぶなよ。同じこと2回やっても面白くないからな」 と言ったにもかかわらず、しっかり転んでいる。ということは、わざとじゃない?
森川「存在感あるよね。芝居かなんかやってるのかな」

エンディング
勤めをほぼ終えたゲスト・保志総一朗にインタビュー。
檜山「どうだった?」
保志「昼からやってて、全部内容が違うから」
森川「同じこと、できないんだよ」
保志「疲れたけど、心地よい疲れ、ですね。楽しかったです。 やる前は不安だったけど。今は、終わりそうだから言える」
ステージの上でも楽しんでくれると、観ているほうも、もっと楽しいのです。 最初は緊張が伝わって来たけど、夜の部では居直ったのか、余裕でしたよね。

最後に、みんなで。保志くんも、サビは覚えた様子。覚えやすい曲だし。
歌: 「待ってるよ」
続くインストルメンタルの間、昼の部以上に縦横無尽に、会場を駆け回ってくれる。 降りる幕の下から、最後までしゃがみ込んで、客席に手を振ってくれた3人でした。

最後に客席を回ってくれたのは、いつもの客出しの握手ができないぶん、 ファンとのコミュニケーション、ということなんだろうと思う。
保志くんのファンは、彼も降りて来てくれたから、ラッキーだよね。
通路から遠かった人は、ちょっとアンラッキーだったかな。

それにしても、森川さんは体調が悪そうだったのに、本当にファンによくしてくれる。 朝、新幹線で移動して来た前回の神戸に比べると、前乗りだったぶん、 楽だったかもしれないけれど、それにしても、遠征お疲れさま。
西のほうに行くといつもより元気になる檜山さん、 今回も盛り上げてくれてありがとう。
そして保志くん。あなたのナイスボケは知っていたけれど、もしかしてそれ、 計算だったの? だったらすごいわー。
んなわけで、現地スタッフのみなさんも、遠征組のスタッフも、お疲れさまでした。


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