森川智之プライベート・コレクション

「おまえらのためだろ!」第15弾 夜の部
「2001年春・夏コレクション "パラコレ" としこ、のぶこ、ともこ」


森川智之・檜山修之の「おまえらのためだろ!」第15弾 夜の部「2001年春・夏コレクション "パラコレ" としこ、のぶこ、ともこ」
日時: 2000年12月24日(日) 17:00〜19:20
場所: ヤクルトホール (東京・新橋)
主催: HEAVEN'S DOOR (森川智之オフィシャルファンクラブ)
出演: 森川智之・檜山修之、石塚堅
ゲスト: 関智一

絶対にこの企画(「パラコレ」)は、ヤクルトホールの花道を見て決めたに違いない。 会場に流れる静かなクリスマスソングは、「嵐の前の静けさ」か?

パラコレ
タイトルコールは森川さんだが、アナウンスは違う人。 録音ではなく、影マイクなので(アドリブが入った)、スタッフの誰かかな? 音楽に乗って、ひとりずつ舞台に登場。花道を充分に活用し、 ファッションショー(?)を繰り広げる。とはいっても、平穏無事なわけはない。
登場したのは、順に、
としこ: ミントグリーンのドレスにエプロン、スカートは膝上丈、黒タイツ。 これは新作?
のぶこ: としこと色違いの新作。ドレスはあずき色。同じく黒タイツ。 檜山さん、足、細い…。
ともこ: 「おまえら」12弾でひろこが着た衣装。 ピンクのドレスに、白いレースのベスト。
としこ: 「原宿キャンディキャンディとしこ」、リニューアル後の衣装。 ギャザーとフリルいっぱいのエプロンドレス。 ナレーション曰く、「どんなに大股で歩いてもへっちゃら」。
のぶこ: 最初に「衣装」としてプレゼントされた、 シンプルな白のワンピースにレースのボレロ。 ベルトには、首が取れる人形も付いている。
ともこ: 「おまえら」第13弾でほしこが着ていた衣装。 オレンジのシースルーブラウスと黒のスカート。 …でも、ほしこと、ずいぶんイメージ違うんですけど。
としこ: 初期のとしこファッション。白いブラウスに黒のジャンバースカート。 イザムを意識した(誰にもわからなかった)というヘアースタイル。
のぶこ: 初期ののぶこファッション。 カラフルなギャザースカートと白のカーディガン。 縦ロールの長い髪は、お蝶夫人のイメージ。
ともこ: 今回、ともこのために用意された、花柄のワンピース。
最後に、舞台の上に3人がそろって、ポーズを決めてエンディング。

前説
としこ・のぶこから森川・檜山に戻る…じゃなかった、としこ・のぶこが帰って、 森川・檜山が来るまでの間の、恒例の前説。陶山章央が、 仕事の合間を縫って駆けつけてくれたらしく、石塚堅と一緒に登場。だが…。
陶山さんは、前回同様、ジャグリングを続ける。カタシくんは頼りにしたいようだが、 ジャグリングに集中して、相手をしてくれない。かわいそうに。 ひとりで健気にがんばるカタシくん。
しかし最近、このふたりが出て来ると、お召し替え時間中だからか、 としこ・のぶこの話題になることが多い。 そして、必ず行き着くのが、「おふたりは女装しないんですか」。 いろいろとはぐらかしてはいるけれど、カタシくんは乗り気だったりするのかな。

オープニングトーク
今度はちゃんと、出囃子にのって、おふたりが登場。衣装は、
森川: 黒のタンクトップ、身頃は紺、袖と襟は白のラグランスリーブのニットブルゾン、 胸には「S」の文字。前ファスナーだが、前は空けている。 タンクトップのすそはパンツの外に出している。黒の光沢のあるパンツ、黒い靴。
檜山: 赤のTシャツに赤の襟の大きなシャツ。 黒の光沢のあるパンツと、黒のやはりレザーっぽいジャケット。黒いブーツ。

出て来た森川さん、しきりに目をしばたたいている。しかも、顔が…。
檜山「どうした? 目にゴミでも入ったか?」
森川「いや、顔がヒリヒリしちゃって。」
檜山「お前、顔、真っ赤だぞ。」
急いでメイクを落としたためらしいけど。 無理矢理メイク落としコットンでゴシゴシこすったんでしょ。 もう少しお肌をいたわってあげてください。
と、何を思ったか森川さん、急に。
森川「(檜山さんを正面から見つめて)かわいいね。」
うわ〜。でも、さすが檜山さん、最近はほとんど動じない。
檜山「何がだよ。」
森川「なんか変だよ。」
「変」かどうかは別として。確かに、前の毛を眉の上でまっすぐに切りそろえ、 後ろも肩ぐらいでばっさりと切りそろえた髪形は、かなりインパクトはある。
檜山「こないだ髪切って、こんなになっちゃったんだけどね。」

あらためてご挨拶。というか、今までは何だったんだろう?
森川「森川智之ですー。」
檜山「檜山修之ですー。」
森川「二人合わせて、おまえらーズです…。」
檜山「そんな打ち合わせしてねえだろ。」
以前、漫才ネタのときに、(打ち合わせしたうえで)やりましたけどね。 持ちネタになっちゃいましたね、このツッコミともども。
このまま触れないかと思っていたら、しっかり、「パラコレ」について。
森川「以前はみんな、ゲストに出してくれ、って、けっこう人気があったんだよ。 けど、最近はめっきり減ったね。」
檜山「やっぱり、こないだ賢雄さんにお願いしたのがまずかったかな。 先輩にまでやってもらっちゃったからなあ。」
森川「でも、ともこはね。 前のほうの人は、けっこうデンジャラスなものを見たんじゃないでしょうか。」
檜山「今、花道の周りの人たち、いっぺんに目を伏せたぞ。」
森川「モザイクは入りませんからね。自分で入れてくださいね。」

さてさて、「20世紀最後のおまえら」。
森川「なんでも終わるような雰囲気ですよね。紅白も何もね。」
檜山「20世紀最後だから、って、盛り上げなきゃっていうんだろうけど、 紅白歌合戦自体が終わるような盛り上げ方だよね。」
森川「僕は大掃除してるから、見ないんですけどね。お前は年末は?」
檜山「今年は、仕事になっちゃったからね。 年越しの仕事で、仕事納めと仕事始めが一緒になっちゃたよ。」
森川「たいへんだね。」
檜山「全然心がこもってないね。だいたい、こいつ、ひどいんですよ。 会場に入って、顔合わせしたとき、『これ、檜山…何だっけ』。」
森川「最近ねえ。昔のことは思い出せるんだけど。」
檜山「例えば?」
森川「生まれたときのこととかね。」
檜山「覚えてんのかよ。」
森川「覚えてませんか?」
普通は覚えてません。

森川「僕もけっこう、仕事埋まってるんですよ。大掃除はしてますけど。」
森川さんの語る(?)「年末の○○家」。
「だいたい大掃除なんて、片づかないものなんですよ。 段ボールにしまったアルバムが出て来て、それを見ちゃったりとかね。 そうこうしているうち、お腹空いたね、って、 お正月用のお餅でお雑煮を作っちゃったりして。」
森川「キミんちのお雑煮、何味?」
檜山「醤油出汁。ちょっと待て。お前、うちの、檜山家の話をしてるのか?」
「『修之はいつ帰って来るんだ』『修之は、元旦に新幹線で帰るらしいよ』。」
檜山「その前に智之の話をしろよ。」
「『ああ、そうか』。修之以外は、もうみんな集まってるんだよ。 『修之はまだか、修之はまだか』『修之は東京でスターだから』。」
檜山「うちの親父はボケ老人じゃないんだから、 そんなに同じこと、繰り返さないよ。」
「なんだかんだやってるうちに、テレビでは紅白が始まってね。 最近、モーニング娘。だけは覚えたんですよ。モーニング娘。の…えっと…。」
檜山「もう忘れたのかいっ!」
森川「後藤真希だ。ゴマキ。ね。」
「そんなこんなやってるうちに、『ゆく年くる年』ですよ。『ここ、…どこ?』。」
そのボケ、ちょっとヒットです、森川さん。
「あなたの家族がそうやってるときに(檜山さんが「やっぱりうちかいっ」)、 うちは、一家全員ガウン着て、ブランデー片手に。ゴンもガウン着て。」
と、ガウン姿でくつろいで、スキャットを口ずさむ。
森川「おしゃれでしょ?」
檜山「いや。みんなはそうは思ってないよ。」
森川「え? でも、そういう家庭もあるでしょ?」
檜山「あるかもしれないけど、おしゃれだとは思ってないよ。お前もなのか?」
森川「僕はその頃は、みなさんのために、がんばって初日の出を上げてます。」
檜山「そういえば昨年、そんな話、してたな。まさか今年も出て来るとは。」
森川「2001年は、2000年のより、すごいんですよ。」
檜山「何がすごいの?」
森川「でかいんです。」
檜山「太陽も成長してるんだ。」
森川「字も新しくしないといけないからね。」
檜山「字?」
森川「『2001』って書いてあるから。」
檜山「…すみません、葉書持って来てください。」

葉書コーナー
葉書を持って来たのは、陶山章央。「サクラ対戦」の稽古中で、 戻らないといけないため、挨拶して退場。また来てね〜。
プレゼントは昼と同じ。渡しに行くのは、何故か全部檜山さん。

おふたりのスリーサイズを教えてください。洋服で好きな色も教えてください。
森川「『大』です。」
檜山「男って、スリーサイズで服買わないよね。『L』です。」
森川「洋服で好きな色か。キミは、黒が多いね。」
檜山「確かに多いね。そういうキミはラフだね。」
森川「僕は、色は何でも好きですよ。ピンクも。」
檜山「ピンク。なんか、嫌な思い出があるね。」
森川「網、メッシュも。網は色じゃない、って、前回もツッコまれたけど。」
檜山「あ、ツッコんだの、俺だった。」
森川「合わせやすいのは、黒とか赤とか。紺も。あまり奇抜な色、というか、 まだらや模様になっているようなのは、あまり好きじゃないね。」
檜山「俺も。単色がいいな。」

檜山さんって、イベントではほとんど黒の衣装ですよね。
檜山「黒が好きですからね。」
そのうえ、最近は髪を伸ばしているので、遠くから見ると、 どこに顔があるのかわかりません。マックロクロスケみたい。 髪を染めるか、切るか、たばねるかしてみませんか。
森川「髪の毛は切りましたね。よかったですよ。」
檜山「何で?」
森川「切る直前は、どこに目があるのかわからなかったんですよ。 いったいどっち向いてるの、みたいな。」
檜山「やかましい。」
森川「やっと顔が見えたよ。久しぶりだね。ところで、なんで切ったの?」
檜山「さすがに鬱陶しくなったから。」
森川「それまで鬱陶しくなかったのか。」
檜山「どこまで行けるのかな、と思って。」
森川「TVチャンピオンじゃないんだから。」

女装が恒例となっていますが、やってみたいコスプレはありますか。
檜山「あれ(としこ・のぶこ)もコスプレなのかね?」
森川「どうなんでしょうね。」
会場から、「森川さんの明智警視が見たい」という要望(?)が。
森川「僕はこのままで、明智警視そのものですからね。」
自分以外にこんな人にコスプレをやってもらいたい、というのはありますか。
森川「僕は、保志くんにセーラー服を着てもらいたいね。」
檜山「女装じゃないか。」
森川「いや、ガクランでもいいけど。石田くんも見てみたいね。」
檜山さん、何も言わずに自分のマイクスタンドをつかみ、舞台上手、 袖のすぐのところまで避難する。それを横目で見た森川さん、これまた何も言わずに、 マイクスタンドごとそれを追って、定位置まで移動する。
ふたりとも何ごともなかったかのように、上手に立ち位置を移して、 「ライトが熱いから」という理由をつけて舞台中心に戻るまで、トークを続ける。 上手側の席の人はラッキー。(笑)
話は続く。会場からの「陶山さんは?」コール。
森川「(嫌そうに)陶山ぁ? 陶山はもう、見飽きたよ。」
檜山「何を見飽きたんだよっ。」
森川「すべてを。」
とたんに会場からものすごい咆吼が。思わず不安そうに身構えるおふたり。
檜山「俺たち、何かやった?」
森川「僕、今、そんなに敵を作りましたか?」
陶山さんの家には、森川さんの札が付いたバーボンが置いてあるとのこと。
檜山「ボトルキープかよ。」
森川「陶山んちに行くときは、あいつ、迎えに来てくれるんだけどね。 着いたら、こう言うんだよ。『お待ちしてました。 お風呂が沸いてるんですけど、お風呂にしますか? ご飯にしますか?』。」
旅館かいっ!! あ、もしかして、○○?(爆)

21世紀を迎えるに当たって、20世紀でやり残したことってありますか。 21世紀になったらこれだけはやりたい、ということは何ですか。
森川「やり残したことはいっぱいありますよ。まずは、免許ね。 あとは、恵まれない子どもたちに…。」
檜山「それは嘘だな。」
森川「地球環境の…。」
檜山「それも嘘だな。今まで一度も聞いたことがない。」
森川「アフガンに行って…。」
檜山「行くのか。」
森川「お前は? 髪の毛は切ったもんな。」
檜山「いっぱいあるけどね。21世紀は、城でも建てるか。」
森川「俺、いちばん上がいいな。」
檜山「いちばん上は俺に決まってるじゃないか。」
森川「じゃ、2番目でいいや。で、3番目がカタシ?」
檜山「ええ〜? 3番目は客間だよ。カタシは門番。陶山は城外。城を建てるなら、 まず土地を買わないとね。とりあえず、年末ジャンボは買ったから。」
森川「俺も買ったんですよ。生まれて初めて宝くじ買った。」

めざせ、ノッポさん
ノッポさんのテーマは、「21世紀に持って行きたいもの」 「20世紀に捨てて行くもの」から、「捨てて行くもの」のほうに。
檜山「捨てたいものね。捨てられるかどうかわからないけど、捨てたいもの。」
檜山さんは、絵ではなくて字(反則だぞー)。「女に化けること」。
森川「じゃあ、21世紀になったら、女になるのか。」
檜山「なんでやねん。」
森川さんが描いたのは、ジャグリングをしている人ともうひとり。そっくりだわ。
森川「『おまえら』にとっては、ごく身近な人物です。」
絵のタイトルは「ボーダーライン」だそうです。

ゲストコーナー
関智くんの衣装は、エンジに近い茶色の横ボーダーのTシャツ、 カーキ色のワーキングパンツ、黄色のパーカーは前ファスナーで、胸元まで止めている。 スニーカー。関智くんも顔が赤い。

関「24日ですよ。普通は断りますよね。」
森川「みんなに断られてさ。お前が最後だったんだよ。」
檜山「でも、本当によく受けたよね。」
森川「クリスマスイブですよ。他にもいろいろやってるでしょ。」
関「野上ゆかなにも来てって言われたんだけど、蹴飛ばして来ました。」
森川「このお客さんたちは、Kinki Kidsを蹴飛ばして来てるからね。」
檜山「いや、Kinki Kidsと『おまえら』がカブってるお客さんは、 そうそういないだろう。」
森川「半分ぐらいはそうだね。きっとまだ勘違いしてるよ。 俺たちをKinki Kidsだと思ってるんだよ。」
関「それはないんじゃないですか。」
檜山「俺たちのどこが『Kids』なんだよ。」
森川「(檜山さんを指して)光ちゃん。」
コウちゃん? 会場もいったい何を言いだしたのかと、戸惑いを隠せない。
森川「俺がツヨシくん?」
あ、そういうことか。檜山さんを含め、大きな「納得」という文字が浮かぶ。
関「んじゃ、僕が吉田拓郎ですか?」

関智さんの「夜の生活」の話をひとしきり。AVや風俗店の話を始めると、 とどまるところを知らない。適当なところで切り上げて葉書に行くが、
檜山「この人の質問、関、全部答えちゃったよ。」

智一さんの事務所の名前が「アトミックモンキー」になってました。 自分で事務所を作られたんですか。
「そうです。8月に移りました。マネージャーが事務所を作ったので。」
檜山「事務所名の由来は? 『原子力猿』っていう意味だよね。」
「飲み屋で、適当に考えました。他には、黄金城とか、侍なんとかとか、 そういう日本的なのがつけたかったんですけど、なんとなく。」

森川氏・檜山氏に初めて会ったときの第一印象、初めて一緒に仕事したときの印象、 現在のおふたりの感想を教えてください。
「森川さんは養成所の先輩だったので。そのときは髪の毛が黒くて、好青年、 って感じでした。『ういろう売り』という、役者さんが勉強するのがあるんですけど、 それを森川さんがお手本でやってくれたんです。 それを見てすっげー、って思いましたね。」
「檜山さんとは、『銀河戦国群雄伝ライ』っていう作品で、 東中野のスタジオで録ってて、 帰りに駅前の焼肉屋だったかで馳走していただいたのが最初ですね。」
「最初に森川さんと仕事したとき、『自分の高校生のときを見てる森川さんと、 一緒に仕事するのは緊張しますよ』って言ったら、 『俺も緊張するんだよ』って言われたのが印象に残ってます。」
森川「嘘だよ、それ。でも、緊張するのは緊張するんだよね。 俺も、勝田さんと仕事したりするとね。」
関「昔教えてもらった人と一緒に仕事するのは、緊張しますよね。 檜山さんとは、最初が現場だったから、そんなことはないんですけど。」
森川「でも、何か言ったら嫌われるんじゃないか、とか。」
関「檜山さんは、裏表がないですよね。むかついたらむかついた、 って言ってくれそうだし。心を許して話せる先輩ですよね。」
森川「よかったね。誉められてるんだよ。」
檜山「(照れくさそうに)そうだと思ってるよ。」
森川「俺たちからすると、関は、すごい新人が出て来た、って感じだよね。」
関「目が笑ってないですよ。」
森川「目が笑ってないのは、顔が腫れてるだけだよ。お化粧がね。」
檜山「俺が関を意識したのは、『Gガンダム』のオーディションのときだね。 あれ、俺も受けたんだよ。誰が受かったか気になるからね。」
森川「そういえば、関は、仕事始める前に、俺に電話かけて来たよね。」
関「進路どうしたらいいか、って。頼れる先輩があんまりいなかったんです。」
森川「『進路どうしましょう』って言うから、俺が『西に向けよー』。」
関「で、西に俳協があったんですよ。」

個人コーナー

関智一
最近買ったマンションや車(中古のラシーン)のローンの話。 飾らない彼の私生活が垣間見えるトーク(ここでは下ネタはなかった)を、 ひとりでよどみなく続けるのは、見事としか言いようがない。
「人前で歌うのはあまり得意じゃない」と言い訳しつつ。
歌: 「Makin' Better Place」(アルバム「Naked Mind」より)

「口直しの檜山修之さん」と呼び出された檜山さん、出て来るなり、
檜山「やめろよ、そんな紹介。俺も自信ないんだよ。」
関「さっき、リハーサルで聴いてましたけど、いい感じでしたよ。」
檜山「あれでも4か所ぐらい間違えてたんだよ。 森川も『歌詞覚えなきゃ』って言ってたし。」

檜山修之
歌: 「光と影」(アルバム「諸行無常」より)
お仕事の告知。BSQRの年越し特番の司会を引き受けたこと。
「前からカウントダウンは面白そうだと思ってたんで、 受けちゃったんですけど、しまったな、とも思ってるんです。」

「こっちの曲が問題なんですよ。以前イベントで歌ってとっちらかって、 それ以来ナマで歌うのはやめよう、と封印していた曲なんですけど、 20世紀最後だから、この曲はイメージ的にいいかなと思って。」
歌: 「そして時代(とき)は流れゆく」(アルバム「諸行無常」より)

「そろそろ歌詞を覚えた頃でしょう」と森川さんを呼び出す。 「覚えた?」という問いには、心許ない反応の森川さん。

森川智之
このコーナーから後は、ニットプルゾンの代わりに、 昼の部で着ていたワインレッドのジャケットに着替えている。
歌: 「The End of...」(アルバム「HEAVEN'S DOOR」より)

お仕事の告知。「歌のアルバムはもう少し待ってください」とのこと。
「『クロちゃん』の鈴木、『デジモン』のマミーモン。 タコのはっちゃんもありましたね。 最近僕、自分が何者なのか、わからなくなって来ちゃいました。」
少し前までは、メガネのインテリくんが多かったのにねえ。
「ちょっと速水さんを見習おうかと。」
「『シャンハイ・ヌーン』というジャッキー・チェンの映画をやりました。 え? 僕まだジャッキー・チェンはやりませんよ。石丸さん、元気ですからね。 相棒の役です。よく聴くと、似たような声がふたりでしゃべってますよ。」

おもむろに葉書を取り出す。
『赤ちゃんが産まれました。3376キログラムの…(「これはでかいな」) 3376グラムの男の子。 名前は、森川さんの名前であり明智警視の名字である「智」をいただいてつけました。 大きくなったら、一緒に「おまえら」に行きたいと思っています。 お腹にいるときから森川さんの歌を聴いていたので、 子守歌に「In the SKY」を口ずさむと、すやすや眠るんですよ。』
歌: 「In the SKY」(アルバム「HEAVEN'S DOOR」より)

森川「うちの相方を呼びましょう。ひーちゃん。おとうさん。」
檜山さん、律儀に「誰がおとうさんや」と言いながら登場。
檜山「お前の名前を子どもに付けたの? 大丈夫かね。健やかに育つといいね。」
森川「『智』っていう字はいいんだよ。関もそうだしね。横山智佐も。」

森川さんは黒のタンクトップにワインレッドのレザー地のジャケット、 檜山さんは赤いシャツに黒のレザー地のジャケット。 ふたりとも光沢のあるレザーっぽい感じの黒のパンツをはいていて、 なんとなく色違いのペアルックのような感じ。 示し合わせたわけではないと思うんだけど。

インパクト王
第17代インパクト王は、お揃いの白いワンピースの胸に、 「おまえらーズ。」と1〜2文字ずつ赤い文字を貼り付けた4人組。
森川「狙ってますね、この4人組は。」
檜山「集団技で来たか。順番通りに並ばないとね。」

エンディング
ゲストの関智一を呼び出して、今回の感想を聞く。
関「おふたりのトークが、思っていた以上に漫才だったので、すごいなあ、と。」
森川「そう? でも今日は、舞台美術を傷つけないようにしてたんだよ。」
檜山「ネタ合わせしても、実際しゃべってみると、全然違っちゃうからね。」
関「でも、おふたりは、ボケとツッコミがはっきりしてますよね。」
森川「お前たちは? どっちがどっちか、決まってるの?」
関「基本的に両ボケ両ツッコミなんですけど、僕のほうがボケることが多いかな。 おふたりは、森川さんのほうがボケなんですよね。」
檜山「結果的にはね。でも、最初に『おまえら』やることになったとき、こいつ、 『檜山、お前がボケてくれ、俺がツッコむから』って言ったんだぜ。」
それがいつの間にやら「僕、ツッコめないから」と公言するまでに…。
関「森川さんのボケは、すごい面白いですよね。」
森川「本当? 『王子とお頭』、ふたりで前座行こうか。前説に。」
関「石塚さんと陶山さんにも来ていただいて。」
森川「じゃ、前説の次だね。セミファイナル。」
関「そんな、おそれ多い。」
森川「あと、小野坂と上田もね。」
関「岩田さんのひとり漫才も。」
檜山「おい。誰が仕切るんだよ。」

石塚さんも呼び出して、みんなで。そろそろチイチくんも覚えてくれたかな?
歌: 「待ってるよ」
「21世紀にお会いしましょう」という挨拶とともに幕が下りる。

あっさりした終わり方だなあ、昼の部にあった会場巡りはどうしたんだろう、 と思ったら、会場は暗いまま、客電がつかない。何か企んでるな、と思っていたら、 「待ってるよ」のカラオケが流れ、後ろの扉から4人が登場。
ひとしきり会場を握手しつつ回った後、舞台に戻って、本当のお開き。

林原めぐみの追い出しアナウンスが流れる。「お忘れ物はありませんか」で、 「足の下とか。足の下じゃないや、椅子の下とか」。台本? アドリブ?(笑)
クリスマスイブの「おまえら」、つつがなく(?)終了。ちょっとヤマに欠けたかな? でも、やっぱり1日中楽しかった。 スタッフのみなさんも、お疲れさま、ありがとう。


TOPPAGEトップページに戻る
Copyright(C)1998-2014