森川智之プライベート・コレクション

「おまえらのためだろ!」夜の部
「ナースとお仕事・Dr.HAYAMIの診察室」


森川智之・檜山修之の「おまえらのためだろ!」夜の部「ナースとお仕事・Dr.HAYAMIの診察室」
日時: 2003年5月4日(日) 17:30〜19:40
場所: よみうりホール (東京・有楽町)
主催: HEAVEN'S DOOR (森川智之オフィシャルファンクラブ)
出演: 森川智之・檜山修之、陶山章央、石塚堅、林原めぐみ(声の出演)
ゲスト: 速水奨

林原めぐみの前説
夜の部の前説は、「ナースのめぐみ」で。といっても、本職だよね、めぐさん。

ナースとお仕事・Dr.HAYAMIの診察室
いつもの「おまえら娘」の登場音楽がかかり、ふたりとも2階から登場。 としこが下手、のぶこが上手を回って、ステージに向かう。 ふたりの自己紹介によれば、「としこ・フローレンス・ニコチンゲール」と 「のぶこ・フローレンス・アルチンゲール」とのこと。
ふたりとも、白いナース服(?)。膝丈、前ボタンで、ボタンを下まで止めて、 ワンピースとして着ている。なんと、ふたりとも生足に白いソックス。 としこはハイソックスだが、のぶこはルーズになっている。 としこは相変わらずだが、のぶこの化粧がすごい。子どもが見たら、泣き出すのでは? としこが手に持っているのは注射器、のぶこは青竜刀形のメス(のぶこ談)。

そこに、バンブーちゃん(パンダのぬいぐるみ)を連れた、 白衣に眼鏡姿の「ドクター速水」登場。 としことのぶこを従え、「デオキシリボ助さん」を踊る。
何を話しかけられても、うっとりとドクターを見つめるとしこ。発言を促されると、 何に対してでも、「射てばいいのよ」「刺せばいいのよ」。 めちゃくちゃな返答をドクターに問いつめられ、「うつ」「さす」「のむ」と、 だんだん声が小さくなる。
ドクター「買うは?」
としこ「買うのは病院では…。」
ドクター「いろんなアブナイものがあるからね。じゃあ、クラブ活動で。」
としこ「クラブ活動なんて、あるの?」
ドクター「あるよ。ヤク部。」
としこ「ヤク部。アブナイの? あ、薬ね。お肉をヤクんだと思った。」
対してのぶこは、話しかけられるとモジモジ。ときどき急に大爆発して雄叫び。
「君たちには、コミュニケーションがないのか?」
「君たちは、ドクターを助けようという気持ちがあるのか?」
ごもっとも。まあでもその極端さが、「おまえら娘」ですから。(笑)

Q: 不眠症で困っています。
A: 不眠症を治すには、体内時計を正確にすること。 それと、寝室は確実に寝る場所にしよう。要らないナースなど持ち込まないように。 最初は寝られなくても、これを30日ぐらい続けると、寝られるようになる。
Q: 「燃焼系」のCMが頭の中をぐるぐる回って、消えません。
A: 「飛んで飛んで」を歌えばいいよ。 あれもどこまで飛ぶんだ、っていう歌でしたけどね。
Q: 私は短大の看護科に通っているのですが、注射が不得意だったので、 練習するために注射器をもらってしまい、毎日持ち歩いています。 みなさんは本物の注射器を持ったことがありますか?
A: (答えはなかったような? 代わりに、以下のような会話が。)
ドクター「それ(注射器)、本物? 中に何が入ってるの?」
としこ「生理食塩水。」
ドクター「何%?」
としこ「えっ…。5%。」
ドクター「ちょっとしょっぱいね。」
ちょっとどころではないような。それだと、海水よりしょっぱいのでは。 生理食塩水の濃度は、1%弱だったかしら? (海水は3%ぐらい)

フロントトークコーナー
陶山章央と石塚堅登場。 メイクは戻っていたが(昼の部エンディングに登場したときには、 無事に落とせていた模様)、やっぱり話題は畳まれる。

オープニングトーク
おふたりの衣装は、
森川: 黒のTシャツ、フロントがパッチポケットのジーンズ、 前立て・襟などの縫い目に黒のふさをあしらった白のブルゾン、前は開けている。 黒い靴。
檜山: グレーのTシャツ、ジーンズ。 黒のジップアップブルゾン、ファスナーは胸元まで上げている。黒の靴。

恒例の(?)「遠くから来た人」探し。今回はシンガポールからの参加者が。
「逆に近くから来た人」というのに、何を聞き間違えたか、「え? ビックカメラ?」
そりゃ近いわ。

またもや、森川さんが、風邪をひいた話。長尺のスタジオでもらってきたらしい。
檜山「スタジオって、窓がないでしょ。」
森川「うん、窓がない。ドアもなくてね。」
檜山「いや、ドアはあるよ。」
森川「換気扇もあるんですけど、本番中はノイズになるから、 止めなくちゃいけなくてね。もう、てきめんですよ。僕がどんなに強くても。」
檜山「いや、お前は、風邪に関してはものすごく弱いぞ。虚弱くんだ。」
森川「今回、病院行ってないんですよ。(客席に)風邪菌いる?」
檜山「お前なあ。みんな、お前のものは何でも喜ぶと思ったら大間違いだぞ。 迷惑なものだってあるんだ。」
森川「犬は、人間の風邪、うつらないんですよ。」
森川さんが寝ていた間、氷をコンビニの袋に入れて、顔の上にのっけていたら、 氷好きのアクセルくんがその氷をなめてしまい、氷の減りが早かったとこのこと。
森川「おかげで今日はこうして来られました。」
檜山「何のおかげだか、わからないんだけど。アクセルのおかげか?」
森川「僕の努力のおかげ。」
檜山「自分の努力を誉めるぐらいなら、風邪ひくな。」
森川「ひーちゃん、風邪ひかないね。」
檜山「ひくけど、風邪気味のところで止める。でも、風邪気味が長いんだけどね。」
森川「俺、長くないけど、鼻に来ちゃうんだよ。よくお便りでもらうんだけど、 『風邪ひいてましたね、鼻声でした』。モロバレなんですよ。」
檜山「ずっと風邪ひいとけば? そうすれば、鼻声がお前の声になるじゃん。」
森川「マネージャーに、キリ買ってきて、って言いたくなることあるんですよ。 鼻に、オカリナみたいに、穴をあけたいくらい。」
檜山「キャラごとに穴押して、声変えるのか。それ、便利だな。」

葉書コーナー
読まれた人には、寄せ書きサイン入りバルーンをプレゼント。 夜の部のプレゼントは、森川さんが持っていく。当然、葉書を読むのは檜山さん。

もしお医者様になるとしたら、何科のお医者様になりたいですか。 私が思うに、檜山さんは、熱血的外科。
檜山「うおりゃ〜、って?」
森川さんは、ムフフ産婦人科なんていかがでしょう。
森川「僕も外科。整形外科。美容整形じゃなくて。 普通、折れると強くなるって言うでしょ。 僕が治療すると、もっと強くります。超合金入れるからね。」
檜山「そりゃ、改造だ。」
檜山さんは、みんなから怖がられるけど、歯医者を希望。
檜山「でも、歯医者ってさ。『痛かったら手を上げてください』って言うから、 『痛い』って手を上げたら、『がまんしてください』。 それなら最初から言うなよ。」
森川「僕、歯医者は怖くないんですけど、歯石取るのが嫌いです。 血だらけになるから。」

今までにかかった大病は?
檜山「俺、大きい病気にかかったことはないんで、これは君の話だね。」
そんなこんなで、 「話したこともあるかもしれないけど」と前置きして(本当に聞いたことがある)、 森川さんの大病話。
「血便が出まして。」
そりゃ大病だ。
「病院行って、検便しましょう、って言われて、待ってたんですよ。 そしたら、『森川さん、森川智之さーん』って呼ばれて。本名ですからね。 検便の容器もらって、説明してもらって、それは全然恥ずかしくないんです、 みんな病気だから病院来てるんだから。でも、ぱっと振り向いたら、 後ろでファンの女の子が、お母さんとニコニコしながら、『サインください』。」
檜山「ファンの方も、もう少しTPO考えてほしいですね。」
大病の話? (←いつものことか。)

おふたりは最近、病院に行きましたか。面白い話があったら教えてください。
「今、さんざんっぱら話しました」と檜山さん。 確かにこっちの葉書の話としてのほうが適当な、面白話だった。 「最近」じゃないようだけど。 森川さんは、最近は病院に行っていないということで、檜山さんの話。(珍しい)
「『ガオガイガー』の最終巻、30分の予定が50分になって、ずっと叫んでたら、 さすがに頭が痛くなって。3日ぐらいずっと痛かったんで、 心配になって病院に行きました。CTスキャン撮ってもらったんだけど、 『異常ないですね。肩こってますか?』って言われた。」
檜山さん、頭痛慣れしてないんだろうなあ。森川さんは、偏頭痛持ちらしいけど。

ゲストコーナー
昼の部では、仕事がらみの話を聞いたので、夜の部では、プライベートな、 休日の過ごし方の話を中心に。
森川「何をなさってるんでしょうねえ。アンモナイト探してるとか?」
檜山「アンモナイトって、自分で発掘に行くわけじゃないんですね?」
速水「もちろん自分でも集めてるんですけど、 好きだっていう話をしたら、プレゼントされたりするんですよ。」
森川「アンモナイトを眺めていたら、足がシャカシャカシャカ、とか。」
速水「今のところ、それはないですね。」

「僕は、休日と仕事の境目ってないんですよ。仕事をしていても楽しいしね。 仕事が終わったら、すぐに切り替えて、自分の家に帰るのに、迂回して帰ったり。 バスの1日乗車券で、乗り継いでどこまで行けるか、とか、やってみるんですよ。 普通はここまでしか行けないけど、こう回るとこんなに近くまで行ける、とか。」
檜山「それは楽しいですねえ。目的なしでふらふらするには。」
森川「え? バスですか? 速水さんはあまり、公共の交通機関に乗る感じ、しないですね。 運転手付きのリムジンかなんかに乗ってて、 気に入った店を見つけたら、車の中から注文したりとか。」
檜山「それは、ドライブスルーってこと?」
速水「僕、公共の乗り物や施設、図書館や博物館好きなんですよ。」
森川「僕も、公共の人たちに好かれてるんです。」
檜山「お前は、一部の人だけね。桜田門。」
森川さんの、「速水さんは職務質問にあったことはありませんか」に対して、 「僕は目立たないから」。もちろん、みんなで、「えー」。
速水「あ、あれだ。若い頃だけど、声をかけられたこと、あるよ。 『自衛隊に入りませんか』って。僕も当時は、隆々としていたからね。」
檜山「速水さんだと、ギャラリーの前で女性に、見て行きませんか、とか、 声をかけられること、あるんじゃないですか?」
速水「思い出しました。ありました。帰りに買っちゃいました。」
お金持ち〜。(笑)
森川「駅でティッシュとか配っている人、僕にはくれないんですよ。」
速水「やっぱり、職業とか、判別し難いからじゃない?」
森川「何をおっしゃいます、速水さん。」
確かに、パッと見で職業はわからないかもしれない。
森川「速水さん、声優って言います?」
速水「いや、言わない。ちょっと漠然と、広告関係とかね。」
森川「僕も、ラジオとか。」
檜山「でも、職務質問では、ちゃんと言ってるんだろ?」
森川「おまわりさんは、鞄開けたときに、台本たくさん出て来ちゃうからね。 ビデオとか、『ちびまる子ちゃん』第何話、とか手書きで書いてあるし。」
速水「あのビデオって、見るからにあやしいよね。」
檜山「ああ。当たり前に見慣れていたので、考えもしませんでしたけど、 確かに非合法のビデオみたいですね。」

葉書を読まれた人には、サイン入りバルーンの他に、 ドクターから、おそろいのペンをプレゼント。
森川「同業者には、プレゼントはないんですか?」
速水「同業者って、あの後ろで踊ってた人たち?」

プライベートでもドクターごっこをしたことがありますか。
速水「お医者さんごっこは、幼稚園に上がるまでかな。 ドクターと僕は、別人だからね。僕がいつもドクターになってるわけじゃないよ。」
檜山「ドクターはふだん、ドクターごっこをしてるとか?」
速水「あ、そうか、知らないんだ。 ドクターって、バーチャルアイドルなんだよ。CGなの。」
それじゃあ、加工したCGの「おまえら娘」とは、相性が良さそうですね。

3人はプロ野球のファンとのこと、 以前、森川さんと檜山さんがペナントレースで罰ゲームやってましたね。 3人で何か企画をお願いします。
結局企画はどこへやら。プロ野球観戦話に花が咲く。
速水「僕は、大洋ホエールズの頃からファンですから。」
森川「僕もですよ。」
速水「こないだ、98年の優勝の時のいろんなものが出て来ましたよ。雑誌とか。」
森川「僕も、僕も。」
速水「一緒に応援に行ったね。」
森川「行きました、行きました。」
檜山「なんか楽しそうだなあ。」
本気でうらやましそうな檜山さん。
森川「外野席に誘ったら、速水さん、内野でしか見ない、って言うんです。 でも絶対楽しいから、席を用意しますから、って。席で待ってたら、 携帯で、『お弁当買ってくから』。本当に買ってきてくれたんですよ。」
速水「球場までの道に、ずらっとお弁当屋が出ててね。」
檜山「メガホンとかで応援するの?」
森川「僕はね。速水さんは、最初はいらない、って言ってたんだけど、 6回が終わったぐらいで、いなくなってね。買って来たんだよ。」
檜山「後半、盛り上がってくるからね。参加したくなるよね。」

すばらしいその声は、いつごろ会得されたんですか。
速水「小学校5年の3学期、声がかすれてきたから、風邪ひいたな、と思って、 2週間経ったら、この声だった。変声期だったんだね。」
檜山「小学生?」
速水「そう。バリバリ。」
森川「別の声欲しいな、って思うこと、あります?」
速水「そりゃ、いろんな声、欲しいですよ。全部の役、僕ひとりでできる。 檜山くんみたいに叫んだりとか。僕、叫びキャラ、あまりないから。」

コントで裁判カーン
速水さんが、 「物真似に自信がある人」「女性だけど男の声が出る人」という条件で、 会場からひとりを選び、お馴染みの「コントで裁判カーン」。 「検事」「弁護士」「被告」(いつの間に民事裁判に?)などの役を割り振り、 いろいろなキャラの声色や物真似で、台詞を進めて行くコント(?)。 ただ今回は、キャラは適当に選ぶのではなく、台本に書いてあるらしい。
速水さんが「飛影」を「トビカゲ」を読んでしまうが、そのときのリアクションが、 思いがけずキュート。失敗したときにキュートな反応をする人って、素敵。

「迷司会者」石塚堅の仕切りだが、お馴染みのコーナーだけに、 説明が伝わらなくて苦労する場面もなく、無事に開始。裁判官:石塚(といっても、 最初と最後だけ)、検事:速水、弁護士:檜山、被告:森川、証人A:陶山、証人B:客席から、 の配役で、役者ならではの見せ場満載のコントが進行する。

檜山さんのソロアルバム告知に、
森川「これは、カセットテープで?」
檜山「CD。演歌歌手じゃあるまいし。」
歌: 「涙からはじめよう」(公式シングルより)

エンディング
速水さんに「感想をひと言」と向けるが、 「ひと言では言い表せないんですけど」。
森川「速水さん、大丈夫ですよね。 今日の記憶がすっ飛んでるっていうことは、ありませんよね?」
檜山「『こないだはどうもありがとうございました』『何が?』っていうのは、 ナシですよ。」
速水「ちゃんと日記に書いておくよ。」
歌: 「マッテルヨ!」

歌い終わった後、「マッテルヨ!」のカラオケが流れる中、会場に下りて回る。 端まで回っているレギュラー陣に比べて、速水さんはさらっと回り終えてしまい、 一足先に舞台に上がって、みんなが戻って来るのを待っていたのだが、そのときに、 流れているカラオケに合わせて、なんとひとりで「マッテルヨ!」を歌ってくれる。 会場も大喜び。たぶん、おまえらファンの高感度大幅アップ!!(笑)
今までも、エンディングで歌うときに一緒に歌ってくれたゲストはいただろうが、 ひとりで歌ってくれたのはたぶん初めて。 単純で覚えやすいサビだけとはいえ、数回聴いただけの曲を、ついて歌うのではなく、 カラオケバックであれだけ歌えるのは、やっぱりすごいかも。

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