森川智之プライベート・コレクション

「おまえらのためだろ!」土・夜会


森川智之・檜山修之の「おまえらのためだろ!」土・夜会(どゃかい)
日時: 2006年1月28日(土) 17:05〜19:15
場所: シルクホール (京都・四条烏丸)
主催: HEAVEN'S DOOR (森川智之オフィシャルファンクラブ)
出演: 森川智之・檜山修之、めぐっち(声の出演)
フロントトーカー: 杉田智和

めぐっちの前説
京都弁のつもりなのか、微妙なイントネーションに無理矢理「どす」を付ける。

オープニング(?)
幕が上がると、そこには何もない舞台(笑)。客席後ろから森川さんがひとりで登場、 舞台に上がる。相方が寝坊し、関ヶ原で合戦に巻き込まれてる、とのこと。 ひとりでやるけど、チケット代は払い戻ししない、と断っているところに、 客席後ろから、お下げ髪に、身頃は黄色、 スカートと襟が黒のチェックのセーラー服姿で、のぶこ登場。 「雄叫び声優」の檜山修之から、森川ひとりでは進行できないから、 手伝ってやって、と、狼煙で連絡がきたらしい。

まずは、「森川さん」と「のぶこさん」が初対面の挨拶。 森川さんは、何故か見慣れているはずののぶこさんに違和感があるらしい。 髪型が違うからかな?
のぶこ「さっきから目を合わせないのよ。ものすごく目が泳いでるの。」
森川さんはいまひとつ、のぶこさんに強く出られないみたい。としこさんは強気なのに。 そんなにのぶこさんが好きか(笑)。
森川「のぶこは、いくつなの?」
のぶこ「いくつに見える?」
森川「……38?」
のぶこ「ずいぶんリアルな年齢ね。どうリアクションしたらいいかわからないわ。 20代前半っていうことにしておいて。」
それでそのセーラー服は…。やっぱりコスプレですか? イメクラ?
この衣装は新調で、目が覚めたら衣装部屋に釣られていた、とのこと。

そんなのぶこさんに、会場のお客さんから質問コーナー。

森川・檜山・陶山・石塚の中で、誰がいちばん好みですか?
のぶこ「少なくとも陶山やカタシでないことは確かね。」
森川「呼び捨てなんだ。」
のぶこ「森川と檜山も呼び捨てよ。」
結局は、みんな男として未熟だから、いない、とのこと。

「のぼこ」さんは、何故そんなに化粧が濃いんですか?
この日はまともに「のぶこ」と呼んでもらえないのぶこさん。 森川さんには、「のむこ」とか呼ばれていたような。
森川「これ、ナチュラルです。のぶこさんは洗顔だけです。」
森川さん、初対面なのによく知ってますねー。

スリーサイズは?
のぶこ「公式資料で出てたでしょ。100、100、100。」
モリモリは?
森川「それも公式で出てたよ。僕は、L、L、L。」
のぶこ「としこは違うわよ。としこも、100、100、100。」
森川さんは、胸囲が110cmあったはずだけど…としこは100でいいのね。

そこに、相方が京都に着いたという連絡が入り、 のぶこさんを特製豪華ホカ弁で誘惑し、ハケる。 森川さん、ちゃんとのぶこさんの身体に腕を回し、やさしくエスコート。きゃー(笑)。 逃げ出さないように、じゃないよね。

フロントトーク
幕の前に杉田智和登場。公式ページ「残月」のイメージカラーで作った、 特製の制服姿。ミニスカートにニーハイソックス、シルバーのストレートロングヘア、 メガネ。JAM Projectの「スパロボ」オープニングテーマをBGMに、会場を練り歩く。

今日に備えて、「こんな森川・檜山は嫌だ」というテーマで、安元洋貴、福山潤、 寺島拓篤、といったあたりにネタを募集しておいたらしい。
檜山: ツッコミを入れない。
杉田「森川さんがかわいそうだ。」
というか、森川さんがしゃべらなくなると思います。(笑)
森川: ツッコまれると逆ギレ。

トーク
幕が上がり、ふたりが後ろから登場、客席を回って舞台に上がる。開口一番、
檜山「関ヶ原がたいへんでさ。」
お疲れさまでした。おふたりの衣装は、
森川: 黒の無地のTシャツ、かなりぶかぶかのウォッシュアウトのジーンズ、 黒のスニーカー。黒のレザーショートブルゾン、シルバーのジッパーがアクセント。 黒の布のキャップ(全部に細いツバが付いているタイプ)、金髪がかなり伸びている。 シルバーの楕円形のペンダントトップ、中心に黒い石が付いている。
檜山: 胸に白とオレンジで英文字が書かれた黒Tシャツ、焦げ茶のレザーブルゾン。 黒のパンツ、Tシャツはイン、ベルトは黒で銀のバックル。茶色の靴。
森川さんは、「ツッコまれると逆ギレする」というのをやってみせるが、 それ、逆ギレじゃないです。ツッコまれる前にキレてるのは、単なるボケ。 前にも檜山さんに指摘され…たのは、ボケてないのにツッコむのだったっけか。

杉田くんの女装話から、のぶこの話へ。
森川「そういえば、のぶこも、学生風で、おまえら的萌え系な、ね。」
檜山「萌え系なのかオエ系なのかわかりませんが。 あの衣装は、どこからどういうふうに調達されるんですか。」
森川「あれは、おまえらの神様がくれるんです。仏壇の前にかかってる。」

場所が京都だから、と、会場に訊いてみたら、意外に京都の人は少ない。 京都より南のいろいろな地方の人、と訊くと、福岡から来た人が。
檜山「ありがとうございます、博多ラーメン。」
あなたが自分から言うようになりましたか、檜山さん…。
森川「沖縄は、もう桜が咲いてるんですよね。」
檜山「こいつの頭は、年がら年中、花が咲いてますけどね。」
森川「僕の頭の中には、今、桜が咲いてますよ。」
檜山「ええ。俺、今、言いましたよ。なんで繰り返してるんですか。」
森川「生ゴミも腐りやすいし、たいへんですよ。」
檜山「俺は、キミの頭の中に花が咲いてる、とは言いましたけど、 生ゴミとは言ってませんからね。」

森川「新幹線に乗ってきたけど、最近は酔わないんです。鍼治療の効果で。」
檜山「あ、元気だった。でも、名古屋までは元気だったけど、 関ヶ原越えたあたりで寝始めるのはやめてくれよ。あとは降りるだけじゃん。」
森川「あと10分ぐらいのところでね。」
檜山さんが合戦に行っちゃうからじゃないんですか?

森川「そういえば最近、脳を鍛えるゲーム、あるじゃない。」
檜山「やってるよ。あれをやるために、Nintendo DSを買いました。」
森川「あれは、Nintendo DSっていうのか。」
檜山「ゲーム機のことだよ。それを買って、 『川島教授の脳を鍛えるトレーニング』っていうゲームをやるんだよ。」
森川「その川島教授がどれだけのものか。」
檜山「そう言われると俺も困るんだけど。川島教授には会ったことないから。」
森川「僕も2回ぐらいやりました。スタジオで。」
檜山「年齢、何歳だった? 俺、最初にやったときは、61歳だった。」
森川「音声入力もできるんだよね。どんなゲームなの?」
檜山「色を見て、青とか赤とか答えるんだけど、 黒で『青』っていう文字が出たりするんだよね。 意外とひっかかって、文字を読んじゃう。 たまに、音声認識できません、って言われる。人の職業なんだと思ってんじゃ。」
森川「(かわいく)ボクできなーい、とか言えば、脳年齢は下がるんじゃない?」
檜山「それは脳年齢じゃなくて、精神年齢なんじゃないか?」
森川「(高い声で)アカ。アカ。」
檜山「バカ。」

森川「僕、誕生日なんですよ。30ここのちゅになりました。愕然としました。 そろそろ大人にならないとね。」
檜山「お前は、19年前に、成人式迎えてるんだから。」
森川「でも、成人式には行ってないからね。」
檜山「行ったかどうかは問題じゃない。俺も行ってないけど。」
森川「人生半分来たか、と思ったけど、もう半分越えてるね。」
檜山「たぶんな。ぼちぼちラストスパートだよ。」
森川「『おまえら』も何弾までできるかな。健康じゃないとできないからね。」
檜山「しゃべれないとね。今でもぐだぐだだけど。」
森川「あと15年ぐらいしたら、階段ないですからね。階段登れないから。」
檜山「『おまえらのためだろ』バリアフリー。」
森川「『待ってるよ』歌いながら、みなさんと握手するんですけど、 僕たちは動けないから、みなさんが舞台に上がってくるんです。」
檜山「本当の意味で『待ってるよ』じゃないか。歌詞の意味が変わってるよ。 みんなに大丈夫って言うんじゃなくて、大丈夫?って訊かれる、みたいな。」

ゲームコーナー
杉田くんを呼び出す。ピンクのカットソー、チェックのミニスカ、 黒のおかっぱロング、メガネ、という、彼曰く「普段着っぽい服」。
誕生日の森川さんに、春画をプリントしたトランクスをプレゼントする。
森川「ありがとう。杉田とお揃い?」
杉田「僕はMサイズを買ったんで、そうなっちゃいました。」

ゲーム: 「私はだあれ? アラモード」
檜山「俺よくわかんないんだけど、今の会場の妙なざわめきは、何?」
森川「みなさん、『アラモード』に微妙な思いがあるんですよ。」
杉田「なんか聞いたことがあります。」
森川「聞いたことがある? ああ、そう。若干風刺を込めて、ね。」
「微妙」…。「風刺」…。そうなのか…。森川さんも?

というわけで、頭の上に名前を書いた帽子をかぶり、本人には見えないので、 それが誰かを当てるゲーム「私はだあれ?」だが、会場のみんなも参加するので、 「アラモード」なのらしい。名前は裏に書いてあって、会場からも見えない。
Aさんの札の名前をBさんが見て、AさんがBさんに質問すると、「物真似で」答える、 というのがポイント。その物真似を見つつ、会場も誰だか考える。 檜山さんの札を森川さんが、杉田くんの札は檜山さんが、森川さんの札は 杉田くんが、というローテーションで進める。

まずは初級編。森川:滝口順平、杉田:石塚堅(でも鈴木達央と答えて不正解)、 檜山:広川太一郎。大先輩のふたりは、とても個性的なので、すぐにわかる。
そして本番は、森川:速水奨、杉田:諏訪部順一、檜山:岩田光央。 森川さんの岩田さんの真似は、楽屋の彼を知っている仲間には、 よく特徴をつかんでいる、とのこと(檜山さん談)。 ステージの上の岩田さんのテンションしか知らない客席には、難しかった。 檜山さんは「バレキス」を歌ってしまい、バレバレ。

葉書コーナー
読まれた人には、森川・檜山・杉田のサイン入り色紙、 アクセルくんの手形入り。
檜山「よくアクセル、おとなしく押してたな。」
森川「本当のアクセルくんなんですよ。」
檜山「偽物のアクセルがいるのかよ。」

とてもお利口さんなアクセルくんですが。
檜山「そうか?」
今年こそしゃべりそうですか? 予定ではいつ頃しゃべってくれるのでしょうか。
森川「アクセルくんは、今朝方、病院に行きました。彼は病院大好きなんです。 玄関マットの匂いが好きなんですよ。そこに四つん這いになって。」
檜山「犬は常に四つん這いのような気がするんだけど。」
冷静な指摘は顧みられることはなかった(笑)。
森川「目の前に猫とか犬とかいるのに、全然目もくれない。」
檜山「え? ちょっと待て。リアルなほうには興味ないの? アクセル、ヤバいぞ。 犬のオタクなんじゃないか? ファンタジーの世界に行ってる。」
森川「診察に行ったんじゃないのに、ひとりで診察台の上に仰向けになって。」
檜山「(会場に)そんなアクセル、お利口さんだと思う?」
森川「寒いの苦手なんですけど、雪は好きなんですよ。サクサク食べてる。 ちょっと半氷になると、カリポリ。食べてたら、急に止まったんです。 尻尾をきゅーっとしまって、俺の顔見て、震えだしたんです。寒ー。」
檜山「遅えよ。」
森川「途中で気付いたんだね。」
檜山「アクセル、間違いなくアホです。」

メイド喫茶のメイドさんの服が迷彩アレンジの店があります。
檜山「これは陶山が喜ぶかもしれませんね。 メイド喫茶、行ったことあります?」
森川「ないです。一度行ってみたい。」
檜山「メイド喫茶は行ったことないけど、メイドバーは行ったことあります。」
檜山さんの行ったメイドバーは、ショットバー感覚のバー。
檜山「ああいうのは、ドジなほうがいいんですかね。カクテル頼んだら、えっと、 えっと、わからない、って言いながら、すごく時間がかかるんです。 俺はすぐに飲みたいんだけど、出て来ないんで、イライラしました。」
森川「メイド喫茶ってのは、お金は?」
檜山「人から聞いた話ですけど、サービスメニューがあるらしいですよ。 カレーライスを食べさせてくれるとか。ふーふーあーん、って言うらしいですけど、 それで、600円のカレーが1500円ぐらいになるとか。」
森川「一度行ってみたいな。なくなる前に。」
檜山「なくなりますか。」
森川「流行りものだからね。」

もし住めるとしたら、どんなところがいいですか。誰と住みたいですか。
檜山「こいつとだけは嫌です。」
森川「僕が住みたいところは、アイランドですね。あったかいところ。」
檜山「俺は、お城ですね。城主になりたいですよ。」
森川「似合うよね。僕はアイランドの、西洋風キャッスルのナイトです。」
檜山「ナイトって、カッコいいイメージあるけど、けっこう最前線で戦うよ。」
森川「そういうところに滞在してみたいね。」
檜山「えっ? 住むのと違うの? 長期滞在?」
森川「2泊3日ぐらい。やっぱ日本がいいかな、って。」
檜山「まだ行ってないのに、いきなりホームシックですか?」
森川「横浜に帰りたい、ってことですよ。広島に城はないの?」
檜山「あるよ。」
森川「そこを買って住めば。」
檜山「じゃ、おまえらのギャラで買うよ。領収書はヘヴンズドアに回すから。」

告知
森川「面白い仕事といえば、東京のゆりかもめの各駅の案内アナウンス。」
檜山「アーツビジョンがやるんだって? 俺、除け者やで、それ。」
森川さんの担当は台場駅。朝はさわやかに高めの声で、夕方は低めの落ち着いた声で、 アナウンスをしてみせる。終電に近くなると、いびきのみ。
檜山「お前が寝てどうするんだ。それに、ラッシュはそんな声じゃ聞こえないよ。」
実際には、構内の案内装置だけで、ホームのアナウンスはないみたいですけどね。
森川「ひーちゃん、出てないの?」
檜山「出てない。たぶん、ゆりかもめにふさわしくなかったんだろうね。 ゆりかもめって、平和っぽいじゃん。俺の行くところ、常に戦いがあるから。 自衛隊演習場前、とかあれば、俺がやったのに。」
森川「流れ弾が飛んで来そうだね。」
檜山「『頭上の流れ弾に注意してください』って?」

檜山「『水の旋律』で歌を歌ったんですけど、同じ曲を、斎賀みつきとそれぞれ歌って、 ソロバージョンの他に組み合わせたバージョンも作るらしい。 どういう仕上がりになってるかわからないので、楽しみなんですけど。」
森川「斎賀といえば、俺も、聖飢魔IIのトリビュートアルバムで、歌いました。」
檜山「何を?」
森川「歌。」
檜山「わかっとるわ、そんなこと。どの歌だよ。」
森川「閣下の歌。『THE END OF THE CENTURY』を歌ったんだけど、原曲のキーの ままで歌ってください、って言われたんですよ。 めちゃくちゃキー高くて、死ぬかと思いました。」

エンディング
杉田くんを呼び出してみると、黒いパンツ姿の普通の、男性ものの服。
檜山「なんか普通だな。」
森川「若干がっかりした。」
杉田くんが告知で、「BLEACHっていうアニメに」と言うと、すかざず反応し、 ふたりともそれぞれのキャラ声で叫ぶ。
檜山「出番ねえな、『BLEACH』。」
森川「父ちゃんも出番がないな。」

歌: 「マッテルヨ!」
メインのソロパートは、ふたりとも、杉田くんに押しつけたらしい。 ちゃんと覚えてる彼もすごい。ところどころしどろもどろだったけど。
恒例の会場回りの後、舞台に戻って簡単な挨拶、手を振りながら幕。

めぐっちの客出しアナウンス

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