森川智之プライベート・コレクション

「おまえらのためだろ!」日昼どす


森川智之・檜山修之の「おまえらのためだろ!」日昼どす(にっちゅどす)
日時: 2007年12月16日(日) 12:00〜14:00
場所: シルクホール (京都・四条烏丸)
主催: HEAVEN'S DOOR (森川智之オフィシャルファンクラブ)
出演: 森川智之・檜山修之、めぐっち(声の出演)
フロントトーカー: 杉田智和

めぐっちの前説
無理矢理な関西弁に、さらに無理矢理「どす」を付ける。
お願いを守らなかったときには、「湯葉でしばいちゃいますどす」。

ビジュアルバンドオンステージ
ビジュアルバンド「オーマエッラ」のふたりが登場。
ひとりは、「フィンランドの森の妖精」モーリー。 真っ赤に白レースのロリータファッション。 たぶん女の子が着ると膝上ぐらいの丈のワンピースだが、モーリーちゃんはそれが、 膝上25cmぐらいのミニスカートに。フリフリレースのパニエから伸びた細い足は、 メイドのとしこちゃんの半分ぐらいの太ももになったような気がするほど。 背中に羽根のように広がる大きなリボンを付けている。 金髪巻き毛に髪飾り、メイクは普通に綺麗。すごくかわいい。でも声は男のまま。
もうひとりはヒースケ。黒の上下、パンク調で、 オーバースカートのように腰に布を巻いた、洒落たデザイン。頭はツンツン。

モーリーはサブヴォーカル担当、ヒースケはタンバリン担当らしい。
ヒースケは北関東訛り、ときどきちょっと怪しい中国人みたいになるときも。 モーリーはヒースケに話しかけるときは博多訛りになるが、ふだんは普通の標準語。 方言が抜けなくてごめん、と謝るモーリーのほうが、 しっかり綺麗な標準語を話している。 でもふたりとも、ヒースケのほうが標準語だと信じている様子。

ロッカーだからクチパクはできない、と、歌うことを拒否するふたり。 会場に降りてロックスピリッツを説くふたりに、もう出番なし、とキレる舞監。 あわてて舞台に戻り、頑張るから、と平身低頭。
舞監「さっき、クチパクやらない、って言ったじゃないか。」
モーリー「やります、パクパク。パクるのは得意です。」
そして、「オーマエッラ」のニューシングル「デリ・ハニムーン」を歌って引っ込む。 これがまた、『デーリデリデリ』という、耳につく曲なんだ…。

フロントトーク
相変わらずの「残月」特製制服姿の杉田くんによる、フロントトーク。

トーク
幕が上がり、舞台に登場したふたり。衣装は、
森川: 黒地に赤と白のチェック(わりと派手目)の長袖シャツ、前は開けている。 ダメージ(模様?)の入ったブラックスリム、ブーツにイン。 ブーツは編み上げが両側に2本あり、真ん中をファスナーで上げるタイプのもの。 インナーは黒のタンクトップ、土夜と同様。ペンダントも同じ。黒縁の眼鏡。
檜山: ベージュのツイードのハーフジャケット、ウエスト丈で前はダブル、 ファスナー止め。襟が大きく、後ろは立って前は横に開いている。 インナーは黒のTシャツ。ジャケットの前は止めているので、襟元だけ。 ちょっとダメージの入ったストレートジーンズ、茶色の靴。 ベルトは白、細いベルトがお尻の下に下がるようになっているようなデザイン? なのか? ペンダントトップはやっぱり不明。土夜と同じかどうかも不明。似てはいた。

森川「身内が見に来るっていうのは、恥ずかしいもんだね。」
檜山「あれはびっくりするね。」
森川「少年陰陽師のイベントで、金沢の親戚から電話があって、娘が観に行く、 サインが欲しい、っていうんだよ。誰の?、って訊いたら、俺、って。 んなもん、正月とかに頼めよ。」
檜山「まだ楽屋に来るとかならいいよ。広島で真面目なシンポジウムがあって、 広島出身だからゲストに呼ばれたんだよ。 で、来てくれた人から数人にサインをプレゼントしてたら、最後に出てきたのが、 うちの弟でした。俺、びっくりした。 後ろのほうで隠れてたんだね、全然気付かなかった。」
森川「みんなに紹介したの?」
檜山「いや、しないよ。あまりにも真面目な会だからさ。」
森川「そういう空気は壊さないと。何年『おまえら』やってるんだよ。」
檜山「『おまえら』じゃねえ。」
森川「森川・檜山をセットにして出したがるイベント、いっぱいあるじゃない。 それは、壊したいからでしょ。」
檜山「でも、お前を呼んでないということは、壊してほしくないんだよ。 森川・檜山で呼ばれてたら、それは先方のニーズに応えるよ。」

森川「2007年ももう少しだね。あと2週間ぐらいで収録とか終わりで、お正月。」
檜山「忘年会とかあるけどね。みんな、忘年会は、多くても数回でしょ? 我々はいっぱいですから。」
森川「高校生とかも、クラブごととか。」
檜山「しない、しない。今、未成年に飲ませるだけでヤバいから。 急にレギュラーの役が変わってたら、きっと未成年に飲ませたんだ、と。」
森川「か、俺が未成年だったか。」
檜山「いやいや。森川さんは、ある意味未成熟ですけど、未成年ではありません。」

森川「番組ごとに忘年会やるよね。2、3回出た番組でも、呼ばれますから。 来年もよろしく。で、年が明けたら、新年会ですからね。」
檜山「今年もよろしく。でも俺、昨年のゲストだったから、今年は出ないんだよな。 何よろしくするんだろう。」
森川「死んじゃったし、俺。でも、死んでも出るときあるんですよ。」
え?、と思ったら案の定、あのオネエ言葉だけど男前なキャラが再登場したらしい。 でも、「ブルー・ドラゴン」も「ホメロン」も出て来ない。全面的に客席頼り。
檜山「あんた、自分が出てる番組じゃないか。せめて自分の役名ぐらい覚えてろ。」
森川「もう全部、ここ(客席)が僕のネタ帳なんです。5メガのメモリ。」
そりゃまたえらく小さな記憶領域ですが…。OSすら動きませんよ、お客さん。
檜山「どれぐらいの機能なの? プレステ2以下?」
森川「プレステ2は、8メガです。僕、買いましたから、知ってます。」
檜山「じゃあ、今の君は、プレステ2の足元にもおよばない、ということか。」

森川「僕は先日、お小遣いを貯めて、プレステ2を買いました。」
と、ファンなら何度目かの、PS2を買った話なんだが、内容は同じ話だけど、 檜山さんがいるところで話すのは初めてだから、ツッコミが冴え渡る。さすがだ。
檜山「プレステ2のゲームをやりたいなら、プレステ3を買えばよかったんだよ。 3なら、2のゲームも3のゲームも、両方できるから。」
森川「早く言ってよ。今度、一緒に買いに行こうよ。NintendoDSが欲しいんだ。」
檜山「お色は、って言われるよ。」
森川「それもあるし、メモリもあるしね。」
いや、NDSはカートリッジ系なので、メモリカードはないんですが…。
森川「メモリないの? 言ってよ!! もうちょっとで恥かくところだった。」

ゲストコーナー
杉田くんの衣装は、土夜のゲストコーナーと同じ。杉田くん、出てくるなり、
杉田「森川さん、僕に任せてくださいよ。」
確かに杉田くんは、かなりのゲーマーである。
森川「じゃ、今度一緒に買いに行こう。」
檜山「俺たちのなかで、ゲームって言えば緑川くんだけど。」
森川「光ちゃんっていえば、あれですよ、バスケットの。」
杉田「『スラムダンク』。」
檜山「クイズやってるんじゃないんだから。」
杉田「『Dear Boys』って言おうかと思いました。」
アニメには出てないけど、CDには出てたって知ってるのかな、杉田くん(笑)。
森川「『スラムダンク』で、光ちゃんとか、龍太郎とか、小野坂とか、 あのメンバーでよくゲーセン行きました。」
檜山「君が? 君はUFOキャッチャー?」
森川「みんなで新宿のゲーセンで、バーチャファイター。 『スラムダンク』のメンバーで、対戦してました。」

「日昼どす」では、「おまえら」キャラクターソングを振り返る。
森川「紙資料しかないんですよ。まだビデオなかった頃だから。」
杉田「歳、いくつですか。」
森川「40ちゃい。26か27ぐらいから始めてるんだよね。」

まずは、罰ゲームでPVまで作った「Catch Me」。 森川さんがとりあえず歌詞を紹介するが、ツッコミの嵐。 というか、ツッコミどころ満載の歌詞なわけだが。
『だけど私はヤモリなの』
杉田「人じゃないんですか。」
『コーヒーカップ片手に』
檜山「ヤモリが?」
『ひとり、ひとりひとりひとり』
檜山「1匹だろ。」
それから、「ルルルラララおまえら娘」。 歌詞を紹介するつもりが、いつのまにか歌い出すふたり。それに杉田くんも唱和する。 曲自体は知らないはずなのに、初めてで綺麗にユニゾンに参加している。 すごいわかりやすい曲展開ってことか。

こんな曲もあったんだよ、と紹介されたのは、「アアンアンおまえら娘」。
森川「1998年8月の神戸で歌った。京都でやる前は、神戸でやってたんだよ。」
檜山さんが歌詞を読んでみるが、ふたりとも曲は思い出せないらしい。
森川「直前に作って、楽屋で歌ってみて、本番で歌って、 はい、お疲れ、って感じだったからね。10年前だから、もう思い出せない。」
「おまえら娘の歌」というのもあった。これは替え歌だったけど。

森川さんと杉田くんといえば、犬。
森川「愛犬家なんですよ。」
杉田「ご多分にもれず。ナオジっていう犬、飼ってます。」
客席にもナオジを知っている人多数。
杉田「うちの爺さんとナオジ、有名だな。」
森川「最初のセイント・ビーストのビデオ。」
杉田「ああ、うちの爺さんが。」
森川「そう、うちの爺さん。」
檜山「いやいや、お前の爺さんじゃない。」
森川「今日イベント行けないんで、って、ビデオ撮ってきたんだけど。」
檜山「ああ、ビデオレターのことね。」
杉田「最後に爺さん撮る、って言ったら、写真機は嫌いだ、魂が吸われる、って。 写真機じゃねえよ。」
そのビデオは、杉田くんが欠席のイベント用に、自宅で撮ったもので、 杉田くんのおじいさんが杉田くんを撮影したもの。という説明はまったくなし。 知ってる人はいいけど、たぶん初めて聞いた檜山さんも、 もしかしたら杉田くんのおじいさんからのビデオレターだと誤解したんじゃ?(笑)

森川「ナオジは、家の近くにいっぱい仔犬がいるらしいよ。」
杉田「いや、いっぱいじゃないです。」
森川「みんな、ナオジみたいな顔してるんだって。」
檜山「ナオジの子?」
杉田「近くに雌犬がいまして、あるとき、茶色い仔犬が生まれたんです。 かわいいなあ、って思ったら、ナオジが俺の後ろに隠れて、おびえたように見てる。 お前、まさか。認めろよ。」
檜山「ナオジ、男として認めろ!」
杉田「ちゃんとうちで引き取ろう、って提案したんですけど、 それより前にもらい手がついちゃったんで。」

森川「そういえば、昨日、新幹線に乗ってたら、赤ちゃんが。」
檜山「そうそうそう。」
檜山さんの説明によれば、新幹線で席を向かい合わせにして、 3人で打ち合わせをしていたらしい。ちなみに、森川さんが進行方向向きの窓側、 向かいに杉田くん、杉田くんの隣りに檜山さん。森川さんの隣の通路側は空席。
森川「『おまえら』の準備してたんだよ。」
檜山「そこに、2歳くらいの男の子を抱っこしたお母さんが、 森川の後ろのほうから通路を歩いてきて。」
森川「まあ、赤ちゃんだね。」
檜山「その子が、(森川さんを指差して)『パパ!』。」
森川「え〜?(笑)」
檜山「お母さんも謝りながら通り過ぎて行ったんだけど、その後に俺たちが、 お前、まさか、って。」
森川「前回の京都からの帰りは、シンゴちゃんだしねえ。」
シンゴちゃん事件のときも杉田くんは一緒だったので、ひとしきり事件話に花が咲く。 今まで話したときにはそういえば、杉田くんはいなかったな。
杉田「そのおばさんが、檜山さんをつかまえて、 あなたもマネージャーならちゃんと売り込みなさいよ、って言ったんですよ。 これはヤバいと思って、止めに入りました。」
檜山「俺もあれでブチ切れたからね。」
森川「今日も帰り、何かあるかもしれないね。」
檜山「杉田も一緒に帰りますから、また歴史の立ち会い者に。」
今回は無事、何事もなく帰れたのでしょうか(笑)。

葉書コーナー
読まれた人へのプレゼントは、3人のサイン入り色紙、 杉田くんが描いた絵付き。

小学生の頃、クリスマス会のプレゼント交換で、カブトムシの幼虫でした。
檜山「男の子はうれしいのかな。」
森川「さあ、どうだろう。どうですか、カナブンだったら。」
檜山「カナブンの幼虫?」
森川「クワガタだったら。」
檜山「の幼虫?」
森川「何の幼虫だかわからない、っていうのは?」
檜山「成虫になってみないとわからないの?」
森川「夜中に急にガサゴソ音立ててたら、怖いね。」

クリスマスプレゼントとして、おふたりから熱いひと言を。二枚目で。
森川「二枚目で。最初からお灸をすえられた感じだね。」
檜山「まだ何もやってないのに。」
森川さんのひと言は、織田裕二風?
森川『僕と一緒にルミナリエ。メリー・クリスマス。』
檜山さんは、「熱い、ですから」と前置きして。森川さんもうれしそう。
森川「得意だね。マイク離す?」
ピンマイクはずす、ってことですか!? スタンドマイクは、だって…。 檜山さん、「いや大丈夫」と言い置いて、
檜山『(叫ぶ)メリー・クリスマス!!』
檜山さんにとっての「二枚目」は、やっぱり叫ぶんだ。 っていうか、それで観客も満足しちゃうんだ(笑)。甘くささやくよりも?

トークその2
といっても、主に告知。

その1、檜山修之20周年企画のアルバム「ひーそん」。
森川「檜山村。檜山村には、檜山がいっぱいいるんです。」

森川「僕も楽しみ。サイン入れてくれる?」
檜山「森川へ、って? モリモリのほうがいい?」
森川「えーと。智之、って。」
檜山「OK。」
森川「智之にハートマークね。」

その2、初の冠付きラジオ番組「森川智之のレディオベル」。
森川「チリンチリンって鳴るの。」
檜山「番組中、ずっと? うるせえなあ。」
12月25日にプレ放送があるが、まだURLがわからない。
檜山「お前、そんな状態で、やるって言って大丈夫か? あと10日だぞ?」
森川「まあ、『おまえら』並み。」
檜山「尺、何分番組?」
森川「何分だろうね。20分ぐらいですかね。いや、5分。」
檜山「3分間クッキングじゃないんだから。どうすんだよ、そのプレ放送、 ずっとベルがチリンチリンいってるだけだったら。みんな、不安がってるよ。」
森川「いや。俺の言うこと、ほとんど嘘だけど。」
会場「えー。」(ひときわ大きく(笑))
森川「でも真実が隠されてるわけ。みんな、見抜いていかないと駄目ですよ。」
檜山「お前何、上から目線で言ってるんだ。」

その3、「おまえらのためだろ!」第30弾は、2008年6月15日(日)中野サンプラザ。

ヘヴンズドアからお詫び

エンディング
杉田くんは、制服(ボレロなし)で登場。
檜山「(杉田くんに)こういう衣装、どれぐらい持ってるの? ちなみに森川は、ヘヴンズドアがいっぱい持ってるけど。」
杉田くんが持っている衣装は、この制服だけらしい。
杉田「残月は他にも持ってるけど、僕が、これは着れない、って言ったのも。」
森川「杉田が着れないっていうのって、どんなのだろう。」
檜山「これは着れてるんだからね。ちょっと丈が長かったとか?」

歌: 「マッテルヨ!」
恒例の会場回りの後、舞台に戻って簡単な挨拶、「またお会いしましょう」で幕。

めぐっちの客出しアナウンス

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