森川智之プライベート・コレクション

「おまえらのためだろ!」昼の部
「おま娘に負けるな! OMB48(オマバ48)ひな壇芸人への道!」


森川智之・檜山修之の「おまえらのためだろ!」昼の部「おま娘に負けるな! OMB48(オマバ48)ひな壇芸人への道!」
日時: 2010年1月24日(日) 13:35〜15:40
場所: メルパルクホール (東京・芝公園)
主催: HEAVEN'S DOOR (森川智之オフィシャルファンクラブ)
出演: 森川智之・檜山修之、めぐっち(声の出演)、陶山章央、石塚堅
ゲスト: 浪川大輔、杉田智和

めぐっちの前説

「おま娘に負けるな! OMB48(オマバ48)ひな壇芸人への道!」
客席の後から、赤と黒のチェックの2段フレヤースカート、白レースのブラウス、 赤に模様入りのリボンネクタイ、ピンクのカチューシャ、 白いレースの付いた黒のハイソックス、という姿の3人が登場。 OMB48(オマバヨンパチ)の、としこ、なみこ、すぎこ、とのこと。 「48」は「73」をリスペクトとかなんとか。 「OMB」を象った振り付けの「あ、痛かった」という歌(?)を披露していると、 2階にブルーのドレスを着た、「おまむーレジェンドのぶこ」が登場。伝説なので、 おばあさんのメイクで、OMB48の3人に、説教を始める。
ところが、「おまえら娘」のとしこからの連絡で、のぶこが事故に遭ったと知り、 今までいたのぶこ(いつの間にか姿を消していた)は?、と戦々恐々の3人。 でも、ダンプに跳ねられても死なないのぶこさん、バースデーケーキを片手に生還!! みんなで「ハッピーバースデー Dearモリモリ」で、やっぱりオチのないまま、幕。

フロントトーク

トーク
舞台装置はいつものバルーン。 大きなシューティングスター(流れ星というより上っていっている)と、 上からも★がたくさん下がっている。おふたりの衣装は、
森川: 黒地に白の碇模様に赤で文字が入ったTシャツ、丸襟で襟ぐりは白。 その上に、ショッキングピンクのジャージ地のパーカー、前は開けている。 このパーカーは後で、袖がミトンになることが判明した。 手を充分に覆うくらいに袖が長く、親指を入れる突起がついていて、 指の先でくるっとひっくり返すと手を包み込むようになっている。 黒のスリムパンツ、ベルトはシルバーの鋲付き。紫の靴紐の黒スニーカー。 黒縁眼鏡。いつものクロスペンダントと、もう1本チェーンが見えるが、 そちらはトップをTシャツの中に入れている。
檜山: 黒地に白の細かいストライプのかっちりしたシャツに、黒の細めのネクタイ、 タイタックと襟がシルバーチェーンでつながっている。その上に、 レザーとジャージのような生地で二重になっている黒のベスト、 背中も裏地ではなくレザー。前はファスナーで開けている。 ブリーチアウトのジーンズ、膝にダメージ入り。黒の革靴。

袖でスタッフに渡されたらしく、バルーンを持って出てくるふたり。 森川さんのはいくつも付いた大きいもの、 檜山さんのは腰下ぐらいの丈の花で、顔が描いてある。 この花を舞台前方に置いたら、勝手にどんどん前に出てきて、舞台から落ちそうに。
檜山「お前、前へ前へ行くな。目立ちたがり屋か?」
舞台後方、バルーンセットのあたりに置いたら、今度は横を向く。
森川「すねちゃった。」
檜山「お客さんにケツ向けんなよ。」
このお花バルーンはトークの途中で、 袖に向かってそそくさと歩いていく(横を向いて舞台上をすべるように流れていて、 本当に歩いているように見えた(笑))ところをふたりに見つかり、 檜山さんが急いで連れ戻しに行く場面も。
檜山「人が一生懸命汗を流してしゃべってるのに!! 割るぞ。」

そして自己紹介。
森川「おまえらのためだろ、片割れの森川です。」
檜山「そんな森川におんぶにだっこの檜山です。」
森川「おんぶ(両手を背中に回して)に、だっこ(前で抱きかかえるように)。」
檜山「そうそう。重いよ。」
森川「想像しただけで気持ち悪い。俺はおんぶはできないけど、だっこなら。」
檜山「なんでやねん。だっこのほうが気持ち悪いだろうが。」
森川「おんぶだと、後から叩かれる可能性があるからね。」
檜山「子泣き爺じゃないか。死ぬまでずっと。自分で言ってて気持ち悪いわ。」

昼の部のテーマはアイドル。まずは檜山さんのアイドルから。
檜山「野球が好きだったから、地元広島カープの山本浩二選手、ミスター赤ヘル。 僕らの世代の広島の子供たちにとっては、ヒーローでしたね。」
森川さんのアイドル話はあっちこっちへ。
森川「僕はちょうど、『ザ・ベストテン』とか流行ってたんですけど、 松下賢次アナウンサーが当時、新人で出てたんですよ。」
檜山「そうか、お前は、アナウンサーになりたくて、勝田声優学院に入って、 声優になった、っていう、わけのわからんコースだったよな。」
アナウンスコースは真面目でつまらなそうだったので声優コースを選んだ話。
森川「えー、アナウンサーはこれからは歌って踊れないと、って思って。」
檜山「お前が、えー、じゃ。アイドルの話なんですけど。」
森川「俺にとってはアナウンサーもアイドルでしたけど。歌手ですか。」
檜山「小学生のときに大ブレイクしたのは、ピンクレディだね。」
森川「まったく興味なかった。当時の森川少年には、ちょっと激しすぎたんだね。 ピンクレディはいかん。やばい。特にミーちゃんが。ドキドキしました。」
檜山「衣装が刺激的だったね。でも、結局ハマはまってるじゃないか。」
森川「『ザ・ベストテン』がすごい視聴率でしたけど、生放送じゃないですか。 観てるだけで緊張しました。緊張したとえいば、昨年の紅白。 水樹奈々ちゃん、出たでしょ。自分があんなに緊張するとは思わなかった。 奈々ちゃんが歌ってる間、ずっと息止めてました。顔真っ赤になった。」
檜山「なんかのギネスに挑戦してるのか?」
森川「そういうのない? 自分だと何ともないんだけど。」
檜山「保護者的な視点になるんだね。」
森川「そうか。お父さんか。」

そして、いきなり思い出したのか、
森川「僕、大場久美子が好きでした。」
檜山「コメットさんだね。」
森川「(なんとなく薄い反応の会場を見て)知らない。」
檜山「ひょっとしてコメットさんは、大場久美子よりさらに前の人たち?」
いやそれは、いくらなんでも(笑)。九重祐三子は2世代ぐらい前なんじゃ。
森川「あと、ウルトラセブンが大好きでした。」
檜山「あれは、アイドルなの? ヒーローじゃないの?」
森川「でも、アイドルでもあるよ。」
檜山「子供の頃は大好きで観てたけど、キャー、って言ってる子はいなかったよ。 お前は言ってたのか?」
森川「けっこうね。」

アイドルの条件とは。
檜山「人気者っていうことは必要だよね。」
森川「人気が出たからアイドルなんじゃないの? アイドルは最初からアイドル?」
檜山「最初からアイドル戦略で売り出してるんじゃない?」
森川「失敗するかもしれないじゃん。」
檜山「そりゃ成功も失敗もするわな。全員が成功したら、国民総アイドルだ。」
森川「でも、みんながアイドルだったら、明るくなるよ。」
檜山「みんながアイドルだったら、相対的にアイドルはいなくなるでしょ。」
森川「いや、みんなアイドルだよ。ウルトラ星では、みんなウルトラマンだよ。」
檜山「そうだよ。ウルトラマンは人間の星に来てるから強いんじゃないか。 ウルトラの国だったら、みんな自力で何とかするんだよ。」
森川「なんか、よくわかんない。」
檜山「だから、目立たなくなるよ、アイドルが。」
森川「あ、そうか。じゃあ、脱アイドル宣言します。」
檜山「お前、いつアイドルになったんだよっ!! なってもいないのに、脱とか言ってんじゃねえよ。」

森川「そういえば、これ昨日買ったんだけど、アイドルっぽくない?」
と言いながら、ショッキングピンクのパーカーの袖先を伸ばすと、 親指が付いていて、ミトンのように手を覆える。かわいいー。
檜山「お前がやったら、どう見てもパックンマックンだろうがっ!! あ、間違えた、パペットマペットだ。葉書行きます。」
森川「ちょっと待って。」
とあわてて袖を戻そうとするが、簡単には戻らない。その様子もかわいい。
檜山「俺が行く。」(←男前〜(笑))

葉書コーナー
読まれた人へのプレゼントは、出演者のサイン入りバルーン。

私の考えるアイドルの条件は、いつも笑顔でさわやかなこと。 声優の中で、さわやかだな、と思う人はいますか。
檜山「つまり、俺と森川は全然さわやかじゃない、と思ってるってことだね。」
森川「さわやかっていったら、あの人ですよ。いつもニコニコ笑ってる。」
檜山「ああ、エクボの君? 確かにさわやかだね。」
微笑みの王子(?)、松本保典さん。
森川「ずーっと笑ってますから。いつ会っても笑ってる。」
檜山「確かに、松本さんはずっと笑顔だね。そのぶん、あの人がマジで怒ったら怖いぜ。 松本さんの顔から笑顔が消えたら、その場が恐怖に凍るぞ。」
森川「マジで? 俺、見たことない。」
檜山「俺も何回かしかないよ。」
森川「え、何回かって、あるの?」
檜山「ある。」
森川「すごい。地球が滅亡しそう。」

アイドルの条件といえば、トイレに行かない、です。 森川さん檜山さんも、トイレなんて無粋なものには行かれませんよね。
森川「僕、トイレなんか行ったことない。」
檜山「嘘つけ。お前、さあ本番、っていうときにトイレ行くじゃないか。」
森川「トイレ行かないのは、アイドルとしての第一条件ですよ。」
檜山「だから、お前、いつアイドルになったんだよっ!! 僕はトイレ行くよ。」
森川「脱アイドル宣言?」
檜山「アイドルじゃねえって。飲むとトイレが近くなるよ。」
森川「えー?」
檜山「えー、じゃねえ。お前、明後日で43だろうが。お前は知能指数が43か。」

アイドルといえばキャッチコピー。是非お互いにキャッチコピーを付けてください。
森川「お互いの? 何だろう。」
檜山「『頭でかい』。」
森川「それ、見たまんまじゃん。じゃ、『うるさい』。」
檜山「お前、自分のこと、自分で『メガネ声優』って言ってたじゃん。」
森川「もう時代が違う。ひいちゃんは、『叫ぶ詩人の会』。そんなのいたね。」
檜山「しかも、俺はひとりだ。『会』ってなんだ、『会』って。」
森川「『叫ぶ朗読の集い』。」
檜山「だから、ひとりだっちゅうの。」
森川「『叫び』って入れたいね。叫ぶ…『叫ぶツッコミ』。」
檜山「ははははは。『叫ぶツッコミ』? じゃあ、お前は、『ボケメガネ』。」
お後がよろしいようで(笑)。

おまえらしゃべり場コーナー
「初参戦」の浪川くんと、「ある意味最終兵器」の杉田くんが、腕を組んで登場。 杉田くんは、自分のサイトでデザインした制服(女子)姿。その制服について、
森川「なんか、見たことある。なつかしいな。」
檜山「お前、まだ持ってたんだ。」
杉田「何言ってるんですか。何回も着ないと、元が取れないんです。」
浪川「袖で待ってるとき、暗いところで見ると、普通にかわいいな、って。 思わずそう言ったら、杉田くん、『(低い声で)やめてくださいよ』。」
檜山「杉田、なんでそんな格好になればなるほど、声を低くするんだ?」
杉田「自分が男であることを忘れないように。」
檜山「じゃあ、そんな格好すんなよ。」
立ち位置は、下手から、森川、杉田、浪川、檜山。

そして、司会のふたりを呼び出して、4人は椅子に。
まずは浪川くんに、「おまえら」出演依頼があったときの第一印象を訊く。
浪川「森川さんから毎日電話もらいました。」
森川「電話攻撃。電話にメールにFAXに。」
浪川「僕の通信機器すべてに森川さんが。」
檜山「ストーカーか、お前は。」
杉田くんには、「フロントトークに必要なものは?」という質問。(笑)
杉田「お客さんにわかりやすく伝えるために、いい喩えと悪い喩えを用意しておく。 あとは、森川さん・檜山さんで小ネタを仕込む。毎回同じことの繰り返しじゃなくて、 新要素を必ず入れる、っていうことですかね。」
檜山「真面目だなあ。」
石塚「ありがとうございます。これから勉強させていただきます。」
本当に勉強してください…。

葉書から。プレゼントのバルーンを持っていくのは杉田くん。
子供の頃から渋好みの人からの葉書で、 アイドルとしてかなり年上キャラを並べているが、それに混じって、ヨーダが。 声優では八奈見乗児が好きらしい。
檜山「ヨーダは、年上っていうカテゴリーでくくっていいのか?」
でも結局、年上は関係なく、ゲストのふたりには、昔好きだったアイドルを訊く。
浪川くんのアイドルは、わらべ。
浪川「こんな格好で歌っちゃって、って、今は思いますけど。」
檜山「欽ちゃんファミリーの。パジャマだよね。」
浪川「斬新で、すごい好きでした。 他のアイドルは、ちょっと神格化されてたけど、身近な感じで。」
檜山「萩本欽一が、素人さんに近い人を使って番組でブレイクさせていく、 っていう方針をとってるんだって。だから、完全に術中にはまったんだね。」
森川「なんで、欽ちゃんファミリーに入らなかったの?」
浪川「え…。」
檜山「欽ちゃんファミリーに入るには、完成されてたんじゃないの? 欽ちゃん、完成品には興味ないから。」
杉田くんは、ちょうどアイドルらしいアイドルがいなかった世代とのこと。 おニャン子には遅すぎ、モー娘。には早すぎ…。「○○は?」と話すうち、 いろいろ出てくるアイドルの名前に、きょとんとした表情の森川さんを見て、
浪川「森川さんがおいてけぼりになってる。ちっちゃい声で、わかんない、って。」
檜山「でもここでアイドルの話をするっていう構成、あいつが作ってんだぜ。」
森川「みんなの好きだったアイドルは誰なのか、知りたかっただけ。」
杉田「小学校5、6年のとき、声優ランキングっていうのをやってたんですよ。」
檜山「嫌な思い出があるな。」
杉田「『幽☆遊☆白書』で、檜山さんとか出るんですよ。 うわあ、飛影の人だ、って、テンション上げてました。」
森川「(檜山さんに)出てたの?」
檜山「出てた。毎週テーマを決めてトップ10を紹介する番組で、年に1回ぐらい、 声優ランキングがあって。今にして思うと、あのときが俺のピーク?(笑)」
杉田「あの頃夢中になってやつが、最近、 『タツノコvsカプコン』でテッカマンブレードが出てきて、 『ジャスティス学園』の伐と対決させたり。」
森川「ああ、やったやった。」
檜山「確かにやったな。何年かぶりに、ジャスティス学園だ、って。」
杉田「どっちかっていうと、二次元に夢中になってました。」
森川「この格好見れば、それはわかるよ。」
いいオチだ(笑)。

エンディング
ゲストの感想と挨拶、それぞれの告知の後、
歌: 「マッテルヨ!」
恒例の会場回り(檜山さんと杉田くんが2階席)の後、ステージに戻り、挨拶して幕。

めぐっちの客出しアナウンス

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