森川智之プライベート・コレクション

「おまえらのためだろ!」第8弾 夜の部「声優一直線」


森川智之・檜山修之の「おまえらのためだろ!」第8弾 夜の部「声優一直線」
日時: 1998年8月2日(日) 18:30〜21:00
場所: 神戸ポートアイランド ジーベックホール
主催: HEAVEN'S DOOR (森川智之オフィシャルファンクラブ)
出演: 森川智之・檜山修之

続いて夜の部は、「声優一直線」。

衛星回線経由の前説
再度、「衛星回線を通じて」前説を行なう、陶山章央登場。 今度は「すこやかさんいらっしゃい」というタイトルがついているらしい。 「ゲスト」は相変わらずの、森川智之と檜山修之。 ご両人は、蕎麦は食べ終わった様子。提供は、「サクラ印の章央くん」である。
今回のトークは、内容的には昼の部と同じだが、なんとなく大阪弁。
「お前なあ、昼の部と同じじゃないかよ。 これじゃ、昼の部の使い回しだと思われるぞ」
「だから、今回は大阪弁でやってるじゃないですか」
ひとしきり大騒ぎした後、
森川「じゃ、次は曲に……行かない」
陶山「行かないんですか」
森川「うん、行かない。このままトークを続ける」
続けるとはいえ、結局、森川さんちの仕事場で、 ふたりが陶山さんをいじめている図しか思い浮かばない。
森川「だいたいなあ、今、えっと、何時だっけ、夜の11時前だよ。 お前がこの時間じゃないと、っていうから、今まで待ってたんだよ。 あ、ここは俺んちだけどな。だから、俺は、家にいただけなんだ」
檜山「俺なんかさ、俺なんかさ。仕事終わってから、陶山がまだだ、っていうから、 2時間くらい時間潰してから来たんだぜ」
陶山さん、強く生きるんだよ。

トーク
森川智之と檜山修之登場。夜の部の衣装は、
森川: 黒のタンクトップに、 シルバーグレーの地模様地と濃いグレーの無地の2種類の生地を組み合わせた薄手のジャケット、 前はとめている。黒の光沢地のパンツ、黒の底の厚い靴、首からはホイッスル。
檜山: 昼の部とほとんど同じだが、Tシャツが藍色の般若模様のもの。

「Voice of Wonderland」で、 ゲストにアーツビジョン代表取締役社長の松田咲實氏を呼んだときの話題をひとしきり。 付属の日本ナレーション演技研究所の特待生(5人程度の定員)に、 毎年3000人ほどが応募する、という話。
「アーツだけで3000人だからね。他の、青二とかもやってるから、 毎年全部で2万人くらいが、声優になりたい、って思ってるってことだよな」
「1年で2万人が声優になってみろよ。たいへんだよ。 10年すると20万人が声優になってる、ってことだよ」
「あんまり仕事としては勧められないけどな」
「うん、勧められないね」

檜山「そういやお前、先生になりたかったんだよな」
森川「うん、そう。先生になりたかったんだよ、体育の。ほら」
と、胸元から首に下げたホイッスルを取り出す。前回(第7弾)の昼の部で、 adidasのトレーニングウエア上下のときにぶらさげていたもので、そのときも、 「体育の先生になりたかった」という話をしていた。
森川「俺もね、前、声優学校で教えていたことがあるんだよ」
檜山「あー、そうだったな」
森川「発声とか教えてたんだけどね」
檜山「誰に教えてたんだ?」
森川「えっとね、関智一」
会場「おおー」
森川「長沢美樹」
会場「おおおー」
森川「それから、高木渉。あ、渉は同期だ」

舞台に椅子をふたつ出して来て、「声優学校」をテーマにしたコント。 森川さんの本音は、「座りたい」らしい。(笑)
「森川声優学院」に入学希望の檜山修之が訪れる様子。
檜山「コンコン」(とノックして入って来る)
檜山「あの、僕、声優になりたいんですけど」
森川「あー、そうかね。じゃ、ちょっと、台詞を言ってみようか」
檜山「はい」
森川「じゃあ、あれだね、あれやってみて、必殺技」
檜山「必殺技ですか」
森川「うん。何か適当に」
檜山「(立ち上がる)わかりました。じゃ、『ガオガイガー』から」
会場「うわー(大喜び)」
檜山「『ディバイディング・ドライバー』!!」
大音声過ぎて、ちょっと音割れしたのが残念。
森川「うーん。ちょっとね。叫びすぎだ」
檜山「叫びすぎですか」
森川「うん。もっと感情をこめて、人間的な、ね」
檜山「はい」
森川「えっと、なんだ、ディバ…『ディバイディング』、だっけ。 『ディバイディング』と『ドライバー』のね」
檜山「え?」
森川「だから、『ディバイディング』と『ドライバー』の」
檜山「先生、なんか訛ってますよ」
森川「『ディバイディング』と」
檜山「『ディバイディング・ドライバー』ですよ」
森川「だから、『ディバイディング』」
檜山「『ディバイディング・ドライバー』」
と、いくら書いてもわからないだろうが、檜山さんの主張は、 「ディバイディング・ドライバー」と続けて言うため、 「ディバイディング」は(0)型のアクセントのはずだが、 森川さんは「ディバイディング」だけで言っているので、(2)型で発音している、 ことを指しているらしい。
森川「『ディバイディング』と」
と、やっと(0)型で発音して、
森川「『ドライバー』の間に、気持ちをこめて、だね」
檜山「はあ」
森川「うん、それじゃ、今度は、『ヒーローがやられて苦しんでいるところ』をやってみてくれ」
檜山「ヒーローが、ですね。はい。(立ち上がる) 『うっ、ううっ、うあああ〜』(注:うまく文字に表せません)」
森川「うーん。違うなあ」
檜山「先生、見本を実演してみてくださいよ」
会場「わー(大喜び)」
森川「えっ」
檜山「見本です」
森川「見本?」
檜山「見本を実演」
森川「実演ね。(気怠げに身体を椅子に投げ出し、胸元をはだけるようなしぐさ) 『あっ、ああ〜ん』(注:やっぱり文字には表せません)」
檜山「それじゃホモじゃないかよ」
森川「あっ、そうか、先生はホモ声優だったのか」
じゃんじゃん。

葉書コーナー
「これ、すごいんだよ。この葉書」
と言いながら森川さんが取り出したのは、縦4枚×横10枚の葉書を貼り合わせた、 大きな絵。殿様姿の檜山さんと王様姿の森川さん (もしかして「King of Kings」のプリクラの絵なのか?)を、 とてもうまく描いてある。
「これ、一緒に届くわけじゃないじゃん。スタッフから、 『森川さん、面白い葉書が届いているんですよ』って言われて、最初に見たのが、 これだったんだ」
と森川さんが示したのは、王様の顔部分。
「ここだけだったんだけどさ、あ、俺だ、って。似てるよな、これ」

彼女にしたい女と抱きたい女で、口説き方は違うのですか。
「俺、言っとくけど、今までいちども口説いたことってないんだ。 けど、こいつは百戦錬磨だからさ、こいつが教えてくれるよ」
と、檜山さん。でも、後で、「言ったもん勝ち」とかボソっと言って、 にやにやしてましたね。(笑)
「彼女にしたいときと、抱きたいとき、ね。わかるんですよ。目を見れば」
気取った様子でポーズをつけながら歩き、会場に流し目をくれる森川さん。
「これね、この手がポイントなんですよ。パワーウインドウがない頃の、 車の窓を開けるときのような、手の動きがね」
「で、ね、はっきり言うんです。ストレートに。『彼女にしてー』」
「『抱きてー』はね、ここでみんなに言うと、みんなその気になっちゃうと困るからね。 みんな女性ならまだいいけど、男の人もいるしね」
檜山「その展開になったら、俺、走って逃げるよ」

関西のどこを観光された、または行かれる予定ですか。
大阪のお化け屋敷は、人間がやっていて怖い、という話ですよ。
森川「あれって、採算取れないらしいよ」
檜山「あー、人件費でね」
森川「どこに行こうかね。やっぱり神戸って言ったら神戸牛だよな」
檜山「ステーキか」
森川「神戸に来ると、よく行く店、っていうか、そこしか知らないんだけどね。 しもじもの方たちは行かないだろうけど」
檜山「なんだよ、その『しもじも』ってのは」
森川「それから、居酒屋かな。『つぼ八』とか」
檜山「神戸まで来てつぼ八かよ」
森川「とりあえず今日は、ひと口飲んだら、かーっと寝そうだな」
檜山「朝早かったしな」
彼らは当日の朝6:13東京発の新幹線で神戸入りしたらしい。
森川「それから、ステーキも食べなきゃね。お得なランチタイムに」
檜山「お前のがずっと『しもじも』じゃないか」
「観光」というのを「おいしいものを食べる」ということと取り違えてない?

おふたりの得意な物まねをやってください。
檜山「俺、物まねって、やったことないんだ」
森川「なかったっけ?」
檜山「ないよ」
というわけで、このテーマでも、森川さんがひとりでやらされる羽目に。 檜山さんはさすが、森川さんの操縦がうまいようだ。(笑)
森川「俺、得意だよ、物まね。特に、小杉十郎太さん」
檜山「こないだのゴールデンウイークに、ふたりでアニメフィルムフェスティバル、 回っただろ。あのときに森川が、『ウテナ』のときに、毎回、物まねするんだよ。 最初はそれでも、似てなくもなかったんだけどね。最後になると、 まるっきり別ものになってるんだ」
森川「えっと、なんだっけ、そうだ、アキオさん」
檜山「アキオさんって言っても大塚明夫さんじゃないよ。 俺たちの間では、アキオさんって言うと大塚明夫さんなんだけどね」
森川さんが真似たのは、「アニメーションフィルムフェスティバル」で上映した 「少女革命ウテナ」第36話から、小杉十郎太演じる鳳暁生の台詞。 「今夜の君は、とっても女の子だね」。
さらに、滝口順平に続き、「あと、郷里大輔さんも任せてくれよ」。 「イベントで大阪に来た郷里大輔が新幹線のホームでブタまんを頬張って いる」と題した、あれが、物まねと言えるのか? (謎)

そういえば、このコーナーではないけれど(確か昼の部)、 E.M.U.とWeiβの話をしたときに、「流川のように鼻で笑う緑川光」と 「軽く請け合う阪口大助」の物まねもしていましたねー、森川さん。
このときの話題は、
「俺たちをE.M.U.に入れてくれ、って言ったらね、 緑川には『フッ』って鼻で笑われちゃったんだよ。で、他にもいないかな、 と探していたら、阪口がいて、『E.M.U.に入れてよ』って言ったら、『いいですよー』。 E.M.U.のメンバー内でも意見が統一されてないみたいだね」
という、過去にも何度か聞いたことのある(笑)話でした。

オーディションに落ちたときには、どんなふうに感じますか。
檜山「オーディションってさ、落ちるために受けるようなもんだからね」
森川「うん。全部の役がオーディションってわけじゃなくて、 主役の5人くらいなんだけど、それに100人くらい来るからね」
檜山「だから、ひとつの役に20人くらい来るんだ。 20回受けて1回受かる、くらいの感じだな」
森川「実際にはそれだけ受かればすごいよね」

檜山「俺ね、いちばん最近落ちたオーディション、『遊戯王』の城之内」
森川「あれ、声でオーディションしたんじゃないって話だよ。髪の色。 俺がスタジオ行くだろ、みんな言うんだ、『あ、城之内だ』って」

森川「俺はね、ベルセルクのオーディション、あれ、最初ガッツで受けたんだよ。 最初台詞読んでたんだけどさ。『うーん、違うな』って。 『もうちょっと』って言うんで、いろいろ変えて読んでたんだけど、やっぱり『違う』。 そしたら、最後にがちゃっ(とドアを開けて来るしぐさ)とかいって、 『これ、読んでください』。グリフィスの台詞だったんだよ。 で、それ読んだら、いいね、ってことになって。 それなら最初からグリフィスで呼んでくれりゃあいいのにな」

檜山「『ゴジラ』はオーディションだったのか?」
森川「うん、オーディションだった。でもあれ、日本じゃ決められないんだ。 こっちで録音したテープを送って、監督の、ローランド・エメリッヒ、 彼がそれを聴いて、『よし、この森川智之っていうので行こう』って」

めざせノッポさん
夜の部のお題は、「グリコのマーク」。会場からのリクエストで出たときに、 「これか?」と言いながら両手を上げた檜山さんがラブリー。(笑)

真剣な顔で描き始めるふたり。 森川さんは自分の手をしげしげを眺めて何やら描いている。 そんなディテールにこだわっている余裕はあるのか?
森川さんの絵を覗き込み、爆笑する檜山さんに、会場から、
「檜山さん、森川さんの絵をひと言で表現すると?」(ナイスや)
檜山さんの答えは、「……サル」。
「大きく描きすぎて、 手足が入らなくなっちゃったよ」と言いながら見せてくれた檜山さんの絵は、 いつも通りとてもよく特徴をつかんでいる。 ランニングに短パン、胸に「グリコ」の文字。会場からは感嘆のため息。
対する森川さんは、何やら全身タイツで、 額に「G」と書いたキャップまでかぶっている、やっぱり正体不明の人物(なのか?)。 さっきしげしげと眺めていた手はどこに反映されているのか、と見ると、 「片手はパーで片手はグーなんだ」。 そりゃそうだけどさあ。グリコのマークは、別にじゃんけんしてなかったと思うよ。

声優一直線
会場から希望者を舞台に上げて、実際にふたりが演じた台本を、 相手役となって演じる企画。

最初は、「ガオガイガー」のCDドラマ1枚目「勇者王誕生」から。 檜山さんが獅子王凱、会場からは相手役の命(ミコト)を募る。
檜山「こいつ、メイ、メイ、って言うんだよ」
森川「是非メイをやってみたい、っていう方」
檜山「メイじゃないってば。ミコトだよ」
森川「自分にしかメイはできない、と思う方」
檜山「それじゃ半場(注:半場友恵、ミコト役)の立場がないじゃないか」
森川「どなたかいらっしゃいませんか」
檜山「どなたか我こそはメイを、という方……『メイ』じゃねーよ、ミコトだ」
希望者を選んで、CDドラマの一節を演じる。この女性が、とってもうまい。 台詞自体は長いものはないので、 つっかかるとか読み間違えるとかいったことはあまりないが、 台詞が流暢で感情がこもっているというだけでなく、 何よりも台詞と台詞の間のタイミングが間延びしない。 軽快に会話が進み、檜山さんも演技しやすかったのでは。
とてもやさしい獅子王凱。会場からは「いいなー」の声が。

そして、森川さんが持って来たのは、「剣風伝奇ベルセルク」第19話「別れ」。 会場から募るのは、キャスカ役。
「お前がガッツね」と言いながら、檜山さんにも台本のコピーを渡す。 会場からは期待の視線が檜山さんに集中する。
檜山「俺、見たことないんだよ」
森川「それが面白いんだよ、それが」
檜山「俺、見たことないから、林がどんな感じでやってるか知らないけど、 俺なりのガッツな」
キャスカ役に選ばれた女性も、「途中からしか見ていない」らしい。 また、「それが面白いんだよ、それが」と、森川さん。
グリフィスの台詞で始まるが、いきなりおちゃらけたギャグ声で台詞を読む森川さん。 会場からの盛大なブーイングに、「おまえらモードでやっちゃったよ」。
気を取り直して、グリフィスの台詞を始める。鷹の団を去ろうとするガッツに、 「お前は俺のものだと言ったはずだ、自由が欲しいならこの剣で奪い取って行け」と、 静かに、でも心の内は激しく言うシーン。
生で聴くグリフィスに、どれだけのファンが崩壊したことか。 声にならない叫びがあちこちで上がっていたような。
それに答えるガッツは、林延年は渋く抑えてやっていたはずだけど、 檜山さんはもうちょっと熱く。でも、すごくカッコよくて、 会場からも歓声が上がる。けど、ほんのちょっとガラが悪かったかな?
キャスカには「!」という台詞もあり、素人にはちょっと難しかったかも。
最後、ジュドーの台詞の直前までだったが、変な間があき、 思わず裏声でその台詞を読む檜山さん。「という、ジュドーの台詞だよ」。
「ジュドーはね、石田彰だったんだよ」と、 高めの声でジュドーの台詞を繰り返す森川さん。物まねのつもりだったのかしら?

「せっかくだからさ、男の人にも上がってもらって、もう一度やろうぜ、これ」 という檜山さんの提案で、ガッツも会場から希望者を募ることになる。
ガッツ役で上がったのは、大阪で声優をやっている、という人。本職かー。
檜山「おおー、東京の声優なんかメじゃない、ってわけですね」
森川「大阪の声優の真の力を見てみろ、と」
檜山「あ、俺らここで言ってるのはジョークですからね。本気でとられると」
そんなわけで、再度、同じシーンが始まる。
「大阪の声優」のガッツは、すごい。 ふつうにしゃべっているときには全然そんなふうに思えなかったけど、 低くて深みのあるいい声。ガッツにしてはちょっと品がありすぎ、かな?
森川さんもグリフィスの声のまま、台詞そっちのけで「いい声ですねー」と言う始末。 檜山さんは舞台の端にしゃがみこみ、いじけている。(かわいい)
「東京の声優も、しっかりしないと、あぶないぜ、こりゃ」

アニメ古今東西
アニメをテーマに「古今東西」。これまた会場から希望者を舞台に上げて、 森川さんか檜山さんと1対1で対決する。負けたほうはハリセン、もお約束。

最初のテーマは、「スポ根アニメのタイトル」。
「真っ先に手を挙げた」男性を舞台に上げ、彼の希望で、檜山さんと対決。 「檜山はね、手強いよ」。檜山さん、アニメには強そうだもんね。
「巨人の星」に始まり、新旧の、というよりは古めのスポ根アニメが並ぶが、 両者とも一歩も譲らない。真っ先に疲れて来たのは、音頭をとっている森川さん(笑)。 両者痛み分け。

「次は森川と対決だな」「僕はね、はっきり言って、弱いです」。 次のテーマは、前回のゲームでも好評だった、「必殺技」。
「こいつ、前回は、『昇龍拳』とか、延々と同じゲームの必殺技を言い続けてるんだよ。 だから、今回はそれはナシ、な。ひとりにつきひとつだけにしようよ」
「必殺技」なので、男性の希望者が多いが、 「女性の言う必殺技も聴いてみたい」という森川さんの希望で、女性が舞台に。 「必殺技に自信があるんですか?」「いえ、やってみたかっただけです」。
自分で言うように、最初からなんだか心許ない森川さん。 「ブレストファイヤー」に「ボルテッカー」と、必死につなぐが、 対戦者に「ディバイディング・ドライバー」をとられたところで、 「しまった」という顔に。思わず「ロケットパーンチ」。 すかさず檜山レフェリーの、「ぶー」。
檜山「さっき、『ブレストファイヤー』言っただろ。 同じ『マジンガーZ』じゃないか」
森川「マジンガーZ『ツー』とか、あるんじゃない?」
会場「『グレートマジンガー』」
森川「ほら、『グレートマジンガー』だって」
檜山「『グレートマジンガー』なら、『アトミックパンチ』だ」
勝ち誇ったような笑顔の檜山さん。
檜山「ぶー」
というわけで、森川さんの負け。対戦者の女性は、 「ファンのみなさまごめんなさい」と言いながら、ハリセンで森川さんの頭をバシンと、 はひっぱたかずに、やさしく叩いて終わりでした。

夜の部も、それぞれ1曲ずつ歌を披露。プレゼントも。

檜山修之
「両手を広げた太陽」 (オリジナルアルバム「PROTOTYPE」から)
「本当はね、さっきドラマで『ガオガイガー』やったし、 こっちで『ガオガイガー』の歌、歌おうと思ったんだよ。 でも、反対にしておいてよかった。ペース配分間違ってなかったな」
プレゼントは、昼の部と同じくのガンダム2本立て劇場公開映画招待券。 6月〜9月の奇数日生まれAB型の人に。 じゃんけんでは、「今回は、俺と気が合う、ってことで、 あいこ勝ち(檜山さんと同じものを出した人だけ勝ち)ね」。
さらに、もう片方のブレスレットを、10月〜1月の偶数日生まれA型の人に。 男性が持って行きましたねー。 カッコいいな、ああいうブレスレットの似合う男性って。
そして、Tシャツに合わせて右手の薬指にしていた般若の指輪も追加。 「般若なんか、と思うかもしれないけど、魔除けにでもしてください」。 残りの月の偶数日生まれB型の人に。

森川智之
「In the SKY」 (オリジナルアルバム「HEAVEN'S DOOR」から)
昼の部と同じ、「ゴジラ」の大判ポスター、サイン入り。
「うちと同じで、弟のいる人」 (「お、いいな、けっこう減ったな。これ、使えるな」)
「弟が6月生まれの人」
「いないと思うけど、6月6日生まれの人」
それがなんと、森川さんのところと同じく、弟さんが6月6日生まれの人がいて、 その人に。
「ちなみに、6月6日はダミアンの誕生日です。 昔、『やーい、ダミアン』って言って、弟を泣かした覚えもあるなあ」

そして、ふたりで。
「果てしない道の彼方」 (「魔法少女ファンシーCoCo」から)
森川「俺、なんか、お前よりたくさん歌ってないか」 檜山「そんなことないよ。あ、あるかな。サビのところとか、 お前のほうが歌ってるかもしれない。キーが高くてさ、あの頃は、 お前しかあのパート、声が出なかったんだ、あの頃は」
なんだかやけに「あの頃は」を強調してましたが。
森川「歌う?」
檜山「いや、いい。お前歌えよ」
今度、パートを逆にしたのを聴いてみたいなあ。

エンディング
「インパクト王」は、意見がわかれたけれど、 じゃんけんで勝った檜山さんの選んだ、「外人かと思った女の子」。
「森川越しに見て外人だと思って、『おまえら』も国際的になったものだ、 と思ったんだけど」
見事に脱色された金髪で、「後ろから見ると絶対外人だよなー」。

森川さんの「不良ですね」(金髪を指して)という発言から、「不良」の話に。
檜山「こないだ、テレビ見てたらさ、『朝まで生テレビ』。あれ、 まだやってるんだけど、そのときにはレギュラーの他に、PTA代表とか来ててさ、 中学生がいるんだよ。深夜だぜ」
森川「SPEEDはこないだまで夜9時以降は出られないとか、言ってたよね」
檜山「うん。あの番組に出てた中学生はいいのか? それとも、生じゃないのかなあ。 でも、生じゃない『生テレビ』って何なんだろう。 最後まで見てれば何かわかるかと思ったけど、寝ちゃったから、 見てないんだけどね」
森川「そういえば、こないだ変なポスター見たよ。交番とかに貼ってある、 警視庁の、松井(巨人軍)のポスターなんだけどね。 『ナイフを持つのはやめましょう』みたいなポスターなんだけど、 その隅っこにさ、小さい字で、 『注:正当な理由なくしてナイフを持ち歩くことは禁止されています』 って書いてあるんだ。 これじゃ、何か正当な理由を探せ、って言ってるみたいだよな」

森川「じゃ、ちょっと、中学生のコントやろうか」
檜山「おお、じゃ、俺、父親な」
で始まった、ガタイのいい中学生のコント。
檜山「お、おはよう。朝飯だぞ」
森川「(だまって、歯を磨き顔を洗う動作)」
ナイフ(もちろん架空の)を取り出し、不気味な表情で笑う森川さん。
檜山「おい、なんだよ」
舌を出し、マッドな表情でナイフを持ち替え、それで髭を剃り始める。
檜山「なんなんだよそれ」(と、森川さんを突き飛ばす)
森川「檜山が押すから、血が出ちゃったよ」
オチがあったのかなかったのか。(爆)
森川「そうか、これが『正当な理由』なのかもしれないな」
檜山「髭を剃るのがか?」

「罰ゲーム」の話が出たときに、会場から、「一度も何の罰ゲームなのか、 説明がなかったようなんですけど」。なるほどー。
横浜出身の森川さんがベイスターズ、広島出身の檜山さんがカープファンで、 7月末現在でどちらが上位にいるか、で負けたほうが罰ゲーム、という説明。
檜山「お前さー、この企画やり始めてから、横浜強いじゃんかよ」
森川「横浜はね、強いんですよ」(うれしくてたまらない様子)

森川「さて、『おまえらのためだろ!』第8弾」
檜山「次は?」
森川「次ですか? 次は、12月くらいじゃないでしょうかね」
檜山「12月ね」
森川「あれですよ、今回第8弾ということは、すごいことに、来年春先には、 なんと第10弾になるわけですよ」
檜山「10回かあ」
森川「10回目ですからね。10回記念の何かやりましょうかね」
来年4月が今から楽しみ〜。何を企画してくれるのでしょうか。
あ、その前に、年末(クリスマス?)企画もあるんですね。わくわく。

というわけで、最初から最後まで、 熱いツッコミでどなった後でもすぐにやさしくにこっと笑ってくれるなど、 檜山さんの笑顔がとても印象的だった、 神戸での「おまえらのためだろ!」第8弾は、おしまい。
森川さん、檜山さん、そしてスタッフのみなさま、お疲れさま。


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