森川智之プライベート・コレクション

「おまえら外伝」星組の部


森川智之・檜山修之の「おまえら外伝」星組の部
日時: 2003年12月27日(土) 15:00〜16:55
場所: 京都教育文化センター
主催: HEAVEN'S DOOR (森川智之オフィシャルファンクラブ)
出演: 森川智之・檜山修之、林原めぐみ(声の出演)
ゲスト: 矢尾一樹、石川英郎

林原めぐみの前説に続き、 しっとりとしたイントロから歌が始まり、幕が上がる。
歌: 「涙からはじめよう」
おふたりの衣装は、
森川: ベースとインナーは花組と同じ。星組の部のジャケットは、薄いグレーに、 ところどころ濃いグレーが色むらのように入ったテーラード襟。
檜山: 身体にぴったりした黒の長袖シャツジャケット、前は途中までボタン止め。 それ以外は花組と同じ。

オープニングトーク
また雪話から。
檜山「俺が朝起きたときは、晴れてた。」
森川「俺が起きたときはもう…。(ちょっと気弱に)」
檜山「朝食に行ったときには雪。ご飯を食べて部屋に帰るときには、晴れてた。 ホテルを出てこの会場に向かうときには、雪でした。どうなってんの?」

森川「2ステージ目。普通だったらこれで終わりだけど、まだまだあります。」
檜山「キミが3回やるって決めたんだろ?」
森川「今年の締めは、みんなと一緒に過ごしたいな、と思って。」
うつむきつつ、ボソッと言った言葉に感動した観客たちが、拍手を送る。
森川「ここ、笑うとこだよ。」
みんな、「ええー」。そりゃそうだよ、いい感じだったんだから。
檜山「普通の人ならよく言う言葉だけど、お前から聞くと、みんなたぶん、 自分の耳を疑ってるんだよ。それだけ信用がない、ってことだな。」
森川「僕、たまに、いいこと言ってますよ。」
檜山「たまに、ね。帰って気付く。 家に帰って、風呂に入ってるときに、森川、いいこと言ってたな、って。」
森川「イベントでは楽しんでもらって、 家に帰ってお風呂に入ってるときに、天井を見て、ユニットバスだな、と。 そうすると、水滴みたいなのがポツポツあるわけですよ。」
檜山「水滴みたいな、じゃない。完全に水滴。」
森川「今日はたぶん、みなさん家に帰ったら、天井見上げて、 『涙からはじめよう』、歌詞間違えてたな、自分で歌詞書いといて。」
檜山「俺も間違えた。お前、どこ間違えたの?」
森川「サビ。『泣き虫』のとこ、俺、『ワキムシ』って。 次の『笑われても』の『わ』を言ったあと、『泣き虫』だったな、って思ったら。」
檜山「間違えたときのフォローのしかたって、いろいろあるじゃない。 賢雄さんに聞いたけど、保志はハミングになる、って。 久川綾は、自分が歌詞忘れたら、お客さんにマイク向けて煽るらしいよ。」

森川「さて、おまえらトークをしましょう。」
檜山「いや、今までしてたんじゃないのか。」
森川「今までのは、プロローグに過ぎない。」
檜山「歌の後、ずっとおまえらトークをしてたと思ってたんだが、違ったのか。 お前とはずいぶん長いことトークしてるけど、まだわからないな。」

森川「今年はどんな年でしたか。遊びとか。」
檜山「今年は遊んでないな。城にも行ってない。なんてこった。お前は?」
森川「僕は、犬と遊んでるからね。映画は観に行ったよ。『踊る大捜査線』。」
檜山「『レインボーブリッジを封鎖せよ』。面白かった?」
森川「よくわかりませんでした。前の映画は観たけど、テレビは観てないし。 物真似すると面白いな、と思って、研究してたんだけどね。」
と、織田裕二を真似るが、ブーイング。それなりに特徴つかんでたと思うけどな。 と、1作目の映画しか観たことのない私が思ったところでしかたがない。 他にもいろいろ真似るが、好不評とりまぜ、という感じ。
檜山「聞いてるうちに、ドリフのもしものコーナーを思い出したよ。」
森川「DVDになりますからね。」
檜山「年明けにね。買おうと思ってる。」
森川「その後に『おまえら』も出るから、買ってね。」
檜山「買う?」
森川「買って、年始の挨拶に。よろしくお願いします、って。」
年始の挨拶には、ちょっと遅すぎると思いますが…。
檜山「なんで、サンプルCDみたいなことをしなくちゃならないんだ。」
森川「サンプルCD、若い頃の自分が面白いよね。声はまだいいけど、写真が、 すごいキュートで。俺、最初の写真、ぬいぐるみ持たされたよ。」
檜山「お前、何の方面の仕事やるつもりだったの?」
森川「クリスマスイブに、『くるみ割り人形』踊ったこともあるよ。 まだカッコよくて、ダンスが踊れてた頃。」
檜山「カッコいいかはともかく、細かったのは本当だけど、ダンス踊れるの?」
森川「その当時は踊れてた。今はもう駄目だけどね。 サンタクロースの格好して、話を読んで、照明が変わると、早変わりでタイツ姿。 プロの女の人もたくさん出てきて、俺はボコボコにされるんだよ。踊れてない、って。 そんなクリスマスの思い出がありました。ひーちゃんは?」
檜山「何の話だよ。葉書いこうか。」

葉書コーナー
檜山さんのプレゼントが、「.hack/黄金の腕輪伝説」ストラップと、 「天使な小生意気」日めくりカレンダーになった他は、プレゼントは同じ。

おふたりはどのように大みそか、お正月を過ごされるのですか。
森川「今年は珍しく31日休みなんですよ。昨年は普通に、 パスコレの収録してましたけどね。今年も最後の仕事が30日のパスコレなんですけど。 31日はたぶん、部屋の掃除して、気が付いたら年が明けてるでしょう。」
檜山「俺は、年末年始ぐらいしか田舎に帰れないので、広島に帰ります。 たぶん、こないだ送られた牡蠣にあたった、と文句を言うでしょう。 で、逆上したおかんは、これでもかと牡蠣を出してくるだろうね。」
森川「ひーちゃんのおかん、だんだん見えてきたね。」
檜山「怖いよ、うちのおかん。」
森川「うちのおかんは、そんなに怖くないんだけど、ご飯食べてるときに、 くちゃ、ってやったら、靴べらが飛んでくる。スパーン、って。 うちのおかんは、テニスで全国大会出てますから。」
檜山「うわあ。バックハンドや。」
森川「俺の隣で弟がくちゃ、ってやったら、パーン、パーン。」
と、フォアハンド、バックハンドのコンビネーション。
森川「おかんの隣でおとんがくちゃ、ってやったら、パーンパーン、トン。」
このあたりから、「こっから嘘ですね」という感じでしょうか。
森川「おばあちゃんとおじいちゃんがやったら、パーンパーントン、ポンポン。」

森川さんは檜山さんの物真似をされますが、 檜山さんは森川さんの物真似はできますか。
檜山「できません。」
当然のように、会場からは「やって」の声がかかる。森川さんの指導で、 テンションが上がり、声の高くなった森川さんの物真似をする檜山さん。
森川「欽ちゃんみたいだよ。」
森川さんがよく檜山さんを真似るのは、「PROTOTYPE」の最後のモノローグ。 あれはもともと、ブックレットに掲載するための文章として書いたもので、 持って行ったら読まされた、とのこと。
森川「俺、『PROTOTYPE』の中でいちばん聴くよ、あれ。」

しし座流星くんはどうなりましたか。今でもピクルスの瓶に入っていますか。
森川「しし座流星くんは、旅立ちました。週に2・3回来る…。」
檜山「東京都清掃局?」
森川「ボロボロになっちゃったんだよ。今頃は、土に返ってる。」
檜山「宇宙から来たのに、土に返るっていうのは、おかしくないですか。」
森川「じゃあ、地球に根付いた。ピクルスの瓶も、資源ゴミで、蓋と別々に。」
檜山「今頃はリサイクルされて、別なものになってるんだね。」
森川「別の流星くんが入ってるんだよ。」
詳しくは、『おまえらのためだろ!桜』をご覧ください、とのこと。

プリクラデビューしました。学生の頃は機会がなく、社会人になってからは、 勇気がなく。森川さんは檜山さんはプリクラ撮られるのでしょうか。
檜山「昔はよく撮ってましたね。」
森川「僕は新しもの好きだから、すぐに、撮りに行こう、って。 前は、プレゼントの色紙とかにも貼ってたんですよ。」
檜山「女子中学生や女子高生の中で、30男がふたり。」
森川「今は、顔も修正できるんですよね。 携帯でもできるんだよ。おめめクリクリ、とか、流し目とか。」
森川さん、P505i、活用してますね。

客席にプレゼントを持って行っている檜山さんに、舞台の上の森川さんが、
森川「おとうさんっ。」(高めの声で、おばちゃん口調)
檜山「夫婦ネタのコントやってるんじゃないから。」
しかし、次のときには、ひーちゃんもその状況を受け容れている。(笑)
森川「気を付けてね、おとうさんっ。」
檜山「何。大丈夫だから。」

ゲストコーナー
ゲストのおふたりの衣装は、
矢尾: 銀に黒のシマウマ模様のパンツとオーバースカート。 FICCEの、ビニールを使った銀と透明のブルゾン。 胸には派手なハートマークも付いている。インナーは黒のTシャツ。
石川: ジップアップブルゾンが、金茶色に茶色の幾何学模様柄。他は花組と同じ。

それぞれの出会いというか馴れ初めというか、思い出話。
檜山「じゃあ、我々の。」
森川「え、俺とひーちゃんの出会いから?」
今さらその話して、ゲストは置いてけぼりですか。(笑)

矢尾VS森川
森川「だいぶ前から接点はあるんですよね。ゲドーズっていうユニットで。」
と、例のサンバステップを歌い踊ってみせる。やっぱり覚えてるんだ。
森川「大きいところでイベントやるから、振り付けしないといけないけど、 踊りできないから困ってたときに、矢尾さんを思い出して、頼んだ。」
檜山「こいつら、どうでした?」
矢尾「身体ってのは、バラバラに動くもんだ、と思った。」
石川「森川くんは、その頃から踊ってたわけ?」
森川「汗ふきながらね。」

矢尾VS檜山
矢尾「『三国志』だね。前の日飲んでて寝てなくて、前半出番がなかったから、 ロビーで寝てたら、後半も始まってたんだよ。誰も起こしてくれなかった。 今でも俺、恨んでるんだよ。」
森川「どれぐらい前?」
檜山「だいぶ前。俺はレギュラーじゃなかったから、ちょこちょこと。」
矢尾「『三国志』好きなんだよね。語ってたよ。」
檜山「この先どうなるの、って訊かれるんだよ。全部知ってるわけじゃないから、 全部は答えられないんだけど。楽しかったですよね。整音スタジオ。」
矢尾「あのスタジオ、いつも蚊が飛んでる。」
石川「未だにいますよね。」
森川「俺、本番中に鼻の頭を食われたことがある。」
矢尾「某女優さんは、蚊を飲み込んだことがある。 ブレスをしたときに口の中に入っちゃったけど、 NGは出せないから、って飲み込んじゃったんだよ。」

石川VS森川
森川「大阪のライヴハウスの楽屋で。僕、ライヴ観に行ったんですよ。」
石川「高山みなみさんがやってたバンドで。俺と三木眞一郎は、後ろで踊ってた。」
森川「またダンスだ。楽屋行ったら、衣装です、って渡されて。 森川さん、そこで振り付け教わってください、立ち位置ここなんで、って。」
矢尾「その場でやらされて、踊りきったわけ?」
石川「けっこう踊ってましたよ。そうか、その頃からダンサーだったんだ。」

おふたりが森川さんと檜山さんに最初に出会ったときの話を聞かせてください。
檜山「今話してました。」
ということで、割愛された石川VS檜山の話。
檜山「『ウエディングドレスに赤い薔薇』。 ヒデが、若い熱血刑事で、ものすごい熱い芝居をしてたんだよ。 僕も熱い役が多かったんで、僕よりも熱いヤツだ、って思ったのを覚えてる。」
石川「覚えてますよ。檜山さん、ごめんなさいね。 『兎に角』を、『ウサギにツノ』って読んだでしょ。それも、めっちゃいい声で。」
矢尾「それは完璧に『ウサギにツノ』だったんでしょ? 『とにかく』って読んでるつもりで間違えたんじゃなくて。」
檜山「『ウサギにツノ』には、疑問は感じてたんですけどね。」
矢尾「地名とか、読めないよね。『我孫子』は『がそんし』だろ。」
石川「大阪に、『放出』って書いて『はなてん』っていうところがあるんです。 読めませんよ。」

檜山「じゃあ、次の葉書。ん? 『みたしがくえん』って何県だ?」
石川「三田市(さんだし)です。兵庫県の。」
檜山さん、わざとじゃないよね? ちなみに、「みたしがくえん」は「三田市学園」。 動揺したのか(?)、葉書を読むときに、「ゲストのおふとりに」と読んでしまい、 3人から一斉にツッコまれる檜山さん。気付いたように、森川さんに向かって、
檜山「ゲストのおふたりがツッコむのはいいよ。 なんでお前がツッコむんだよ。お前、フォローしろよ。」

珍しいアルバイトの経験はありますか。
石川くんの「いかがわしい」バイトは、あまりに危なすぎるので、割愛。
矢尾「病院の警備。怖かったよ。土曜の夜入って、月曜の朝出て来る。」
森川「出て来られればいいですけどね。」
矢尾「見回りサボれないようになってるんだよ。払いはよかったけどね。」
森川「今でもそのバイトはあるんですか?」
矢尾「確か、大田区のほうの病院。」
檜山「こいつ、東京帰ったら、すぐ調べますよ。」
森川「俺、小学校の管理人さんと友だちで、手伝ったことあります。 夜の学校は、全然電気付いてないし、変な音するの。パチンとか。」
檜山「怖い話のコーナーになったな。」

借り物ゲーム
会場から、条件に合う人を「(森川さんによれば)見繕って」、連れてくる。
おまえらチームとゲストチームに分かれ、負けたほうには罰ゲーム。 その場で罰ゲームを決めようとするが、収拾がつかない。 結局、ホテルに戻ってから、ビデオで何か撮影する、ということで話は落ち着く。

お題は、舞台の4人は知っているが、観客はわからない。だが、 「冬服だからわからない」という矢尾さんの言葉に、だいたいの推察はつく。 「セクハラ」「訴えられても困る」を連発した後、発表した条件は、 『ブラジャーのサイズがDカップの人』。結果は、おまえらチームの勝ち。

「マッテルヨ!」に振り付けを
星組は、矢尾さんによる、サビの振り付け。
檜山「『大丈夫、大丈夫』。大丈夫じゃなさげだな。」
さらに本格的な振り付けに、悪戦苦闘のふたり。がんばれ〜。

エンディング
告知の後、再度ゲスト登場。石川くんは、「覚えた」と言いつつ、 矢尾さんの振り付けを踊ってみせる。さすがだ。
そのまま幕が下りるが、今度は誰も席を立たず、わくわくして待っている。 幕は上がったが、ステージには誰もいない。舞台上部から出てきて、 花組とは逆ルートで客席を駆け抜け、舞台に戻って、幕。

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