森川智之プライベート・コレクション

「ネオロマンス・ライヴ ROCKET★PUNCH! 4」


「ネオロマンス・ライヴ ROCKET★PUNCH! 4」
日時:2010年2月13日(土) 16:00〜20:30
BLACK VELVET:17:10〜17:45/2HEARTS:19:15〜19:55/アンコール:20:00〜20:30
2010年2月14日(日) 16:00〜20:40
BLACK VELVET:16:00〜16:40/2HEARTS:18:10〜18:45/アンコール:20:15〜20:40
場所:パシフィコ横浜国立大ホール
出演:2HEARTS(立木文彦&森川智之)・岩田光央・高橋直純・BLACK VELVET・高橋広樹
13日のみ: 平川大輔
14日のみ: GRANRODEO(谷山紀章&飯塚昌明)

SET LIST

13日14日
演奏順
1.岩田光央BLACK VELVET
2.平川大輔高橋広樹
3.BLACK VELVET高橋直純
4.高橋広樹2HEARTS
5.高橋直純岩田光央
6.2HEARTSGRANRODEO
7.アンコール
BLACK VELVET
1.Bleed
2.bad monkeys summit
MC(挨拶)
3.roar
4.I still...
MC(メンバー紹介〜告知)
5.Drive me crazy
6.Bring me back hell yeah!
2HEARTS
1.MICHAEL
2.ギャンブラー!
MC
3.夢のありか〜realize your dream〜約束の地へ
MC-
4.雨音のRegretRED HOT ROSES
MC(タオルの使い方講座)
5.Do Me Baby
アンコール
1.ROCKET★PUNCH!テーマ(仮)
バンドメンバー紹介
MC〜トーク
2.僕たちのAnniversary

BAND MEMBERS

BLACK VELVET
Vocal Toshiyuki
Guiter Kazuya
Bass pros
Keyboards ita-shin
Drums かどしゅん
DJ/Guitar tadd
Support Member
Guitar KC
BLOODY RUBY(2HEARTS)
Guitar 飯塚昌明
近藤尚如
Bass 瀧田イサム
Drums 市川義久
Keyboards 高山淳
Piano 川勝陽一
Chorus 宮崎達也

COSTUME
13日:
Toshiyuki:
赤紫に金色の文字などがプリントされた半袖Tシャツ、黒のスリムパンツを、 足首あたりに鋲のあるベルトのついたシンプルな黒のブーツにイン。 両側にキラキラ光る飾りのついた細めのベルトの他に、 黒革にシルバーの鋲と、弾丸ベルトのようにデザインしたシルバーのベルト。 右腰にグレーと黒の水玉模様のスカーフ。
クロスペンダントと、長めのチェーンで弾丸のような円筒形のトップのペンダント。 左手首には、シルバーの幅広いチェーンと黒っぽい細いチェーンのブレスレット、 右手首には、中央に楕円形の石が入ったようなデザインのシルバーのバングル。 左中指に黒のスカルリング、薬指にシルバーリング。たぶん全部の指に白のマニキュア。 右の二の腕や左手首上にタトゥ。首筋はたぶんなかったと思う。
「Bleed」だけ、黒の革ジャンを羽織っていた。
Fu-min:
黒のTシャツと黒のパンツ、シルバーのペンダントを2つ。 青のレザージャケットに、帽子、サングラス。
Toshi:
白と赤のまだらの上に、黒でゼブラ柄の長袖シャツ、前は開けている。 インナーは黒のタンクトップorTシャツ、右肩近くにシルバーでRの文字と、 襟ぐりにラインストーンあり。黒のスリムパンツを、黒の編み上げブーツにイン。 このブーツは踵があって少し高め。 両側に光る飾りの付いた細めのベルト、右腰に太い1連のウォレットチェーン。
黒のテンガロンハット、左にはキラキラの飾りが下がっている。 ブレスレット、ペンダント、マニキュア、タトゥはToshiyukiと同じ。 リングは左薬指のシルバーリングのみ。
アンコール:
黒のライヴTシャツの襟をカット、ボトムはToshi仕様。 後ポケットにライヴのマフラータオルをぶら下げている。 右手にシルバーの鋲のついた指先が出る黒革のグローブ。

14日:
Toshiyuki:
黒に、胸に赤の丸い形の模様のプリントされた半袖Tシャツ(DIESEL 30周年記念)、 襟も袖先もカットしてある。ボトムは13日と同じだが、スカーフなし。 ペンダントと白のマニキュアも同じ。
ブレスレットも同じだが、右手首にしていたバングルを右手首に(つまり左手首は3つ)、 右手には13日のアンコールでしていた、黒革の指先が出るグローブ。リングは、 左中指に黒のスカル、左薬指にシルバー、の他に、左小指にもうひとつシルバー。 タトゥは13日の倍以上に増えている感じ。両腕とも、手首上や二の腕あたりに。 右首筋にもクロスのタトゥを確認。髪は綺麗に盛ってある(笑)。
「Bleed」だけ、黒の革ジャン
Fu-min:
白のTシャツ、黒のパンツ、シルバーペンダント、 背中にクロスの模様の入った黒革のブルゾン。サングラスと黒の帽子。
Toshi:
インナーは黒地に白やグレーで一面に文字をプリントしたTシャツ、 シルバーのラインストーンも付いている。上に羽織ったシャツは、 襟やポケット口は普通の生地(ジャージかも?)、他はレザーの長袖。 黒のスリムパンツ、裾は編み上げブーツの外に出している。
ウォレットチェーンは13日と同じ。 黒のテンガロンハットも同じ、でも、「MICHAEL」だけで脱いだ。綺麗に盛った髪。 黒の大きめのサングラスを最初からずっとかけていて、 「Do Me Baby」の最初で頭の上へ。 ブレスレット、ペンダント、マニキュア、タトゥはToshiyukiと同じ。 リングは左薬指・左小指のシルバーリングのみ。
アンコール:
黒とグレーのスカーフを右腰に、左中指に黒のスカルリングが戻っている。 右手にグローブのToshiyuki仕様。 黒のライヴTシャツ、マフラータオルは頭に巻いている。

MC

出番や持ち時間の割には、MC時間はあった感じ。 というか、予定時間は短かったのかもしれないが、ついつい長くしゃべってしまう、 という感じだったのではないだろうか。 それでも1バンドの出番は約30分、長くはない。
そんなMCの中から、印象に残ったものをいくつか。順番等はぐちゃぐちゃ。

BLACK VELVET
MCの機会は2回。6曲を2曲ずつで、間に2回のMCパートが入るが、最初のMCは、 「はじめまして」の挨拶のみ。Toshiyukiの分身は創設メンバーなんだけどね。
1日目では、「ロケットパンチって、噂には聞いてたんですけど」と笑いを取り、 2日目では、「今日はお前のすべてを奪い去ってやるぜ」とカッコよく。

2回目のMCは、メンバー紹介に続いて、告知がメイン。 Kazuyaのことは「Mr. BLACK VELVET」と紹介、 ToshiyukiはKazuyaが紹介してくれる。
告知はまず、電撃発表のニューアルバムについて。会場からの「予約した」の声に、
Toshiyuki「何枚? ……俺、そんなひどいこと言わないよ。」
Kazuyaも巻き込み、同梱のDVD収録内容について。
Kazuya「DVDも付けます。なので、買ってね。」
Toshiyuki「うちらのあられもない姿が、たくさん収録されてますので。」
Kazuya「僕らのメイク前とメイク後を、じっくりと見られます。 朝の寝起きからリハスタまで追っかけてますからね。」
メイク前とメイク後は見てみたいかも〜(笑)。
これ見よがしにタンブラベル(タンブラー)や、 ブラビ(マスコットのぬいぐるみ)を取り出して、グッズの宣伝も。 考えてみたら、挨拶と宣伝の時間がほとんどで、それもとてもおとなしかったので、 「トークもできるバンド」(笑)の本領発揮とはいかなかった感じ?

2HEARTS
1日目最初のMCで、「お久しぶり」と挨拶した後、
Fumin「2HEARTSは生きてる。生き続けてる。」
Toshi「……え?」
Fumin「みんなと一緒に生き続けてるのはうれしいね。」
Toshi「……ロケットパンチ、前回のこと覚えてます?」
Fumin「覚えてるよ。僕らのライヴは映像だよね。」
Toshi「……はい。」
Toshi、早くもFuminの話を拾う努力を放棄(笑)。2日目の最初のMCでも、
Fumin「今日の天気は、2HEARTS晴れだね。」
Toshi「2月の10日に…。」
Fumin「え、スルー?」
Toshi「ははは。『MICHAEL』が発売になりました。」
だんだんスルー方面へのスキルが磨かれていっている模様。

でも、2日目には相手を紹介し合うときに、
Fumin「2HEARTSツインヴォーカルのヴォーカル、Toshiです。」
Toshi「相方のFuminです。」
なんかすごい、お互いに素敵な言い方で、ちょっとドキッ。

13日朝の東京は、雪がちらほらの天気。
Fumin「今朝は起きたら、かわいい雪だったね。」
Toshi「……雪にかわいいとか、あるんですか?」
Fumin「ちっちゃくて、チョコレートチップみたい。冷たいチョコっておいしいよね。」
Toshi「おいしいですね。冷蔵庫で冷やしとくとおいしいけど。」
気を取り直して。
Toshi「朝起きたら雪が降ってたんで、今日、中止かな、って。 でも、会場に来たら、みんなの気持ちが熱くて、雪は溶けちゃいました。」
Fumin「一緒に春を待てるのはうれしいね。 みんな、受験とかもあるのに、ありがとう、遠くから。近いところも。」
Toshi「遠くから、っていうのはいいけど、近いところもありがとう、って(笑)。 (会場に)寒い中、風邪ひかないでね。」

「Do Me Baby」の前には、「タオルの取り扱い方講座」が開講される。 Fuminの「タオルプレー」の言葉に、
Toshi「『タオルプレー』って新しい。 『ジャケットプレー』は聞いたことあるけど。」
Fumin「『タオルプレー』、有名にしようよ。」
『ジャケットプレー』も、 一部のネオロマファンにしか通用しない言葉ですけどねー。

アンコール
立ち位置は下手から、BLACK VELVETのメンバー、いちばん中央寄りがToshiyuki、 Fumin、岩田、平川/紀章、直純、広樹、広樹くんのバンドメンバー、だったかな。
基本的にはToshiyukiだが、臨機応変にToshiにもなる。 最初の「ROCKET★PUNCH!」のコール&レスポンスはToshiyukiで、 2HEARTSはFuminがひとりで。Toshiyukiのコールは、
13日: 「1回だけ『コロッケ』って言うから、そのときには『パン』って言うんだよ。」 (結局最後のコールが「コロッケ」だった。)
14日: 「ロケッ」「キューン」の応酬。
このコール&レスポンスは、最初がみっちゃん、その後は出演順だった。

13日のトークテーマは、「2010年の抱負」。今さら〜?(笑)
直純くんが、「今、コケが好き」といったとたん、それに食いつく森川さん。
森川「コケ? 俺もコケ大好き。顕微鏡とかで見るよ。」
駆け寄って手を握り合うふたり、呆然とふたりを見るだけのみっちゃん。
直純「わあ、うれしい。」
森川「うれしいな。今度一緒にコケ見に行こうね。」
岩田「まさかコケでこれだけ盛り上がるとは。」
次の平川くんもネタ(?)で「コケは好きなんですけど」と言うと、 やっぱり森川さんが駆け寄り、3人で手を握り合いつつ、「コケ同盟作ろう」。

森川さんの今年は。
Toshiyuki「ブラベル的には。」
Kazuya「ライヴですね。」
Toshiyuki「『有言実行』って言葉好きなんですけど、新しく作りました。 『夢限実行』っていう言葉。夢を語っていこうぜ。」
2HEARTS的には。
Toshi「まずは若干のMCの修正をして、 もうちょっとMCの精度を上げていこうかなと。」
岩田「(Fuminに)たぶんだけど、たぶん担うのはキミだと思うんだけど。」
Fumin「ジョーカー! メタボ! ルナ!」(←今やってる特撮のネタだけど、違うのも)
Toshi「ちょ……、ちょっと、修正していきますんで。少しずつ。」

14日のテーマは、バレンタインデーということで、友チョコ・逆チョコについて。
紀章くんのターンで、みっちゃんが相手役を立木さんに振ったことで、 必死に事態収拾に努める羽目に陥る紀章くん。
紀章「いやあ、Toshiさんの苦労がわかります。」
Toshi「拾ってないから。紀章みたいに拾わないから。放置してる。」
紀章「ときどき目が死んでることありますよ、MCで。」

2HEARTSのふたりで、友チョコ、逆チョコ、分け合うとしたら?
Fumin「ふだんからチョコに限らず、いろいろあげ合ってるよ。」
Toshi「ええー? びっくりした。」
Fumin「チョコだったら、あんまり甘いのよりも、ビターだね。」
Toshi「僕も中途半端なビターなんで。僕が逆チョコで、フーミンには、 超ビターというよりも、カカオ100%。カカオ豆を豆ごととか。」
Fumin「豆。豆。拾わないとね。」
Toshi「……拾わないよ。」
いきなり「カカオダンス」とか言いつつ踊り出す立木さん。 思わずツッコむ紀章くんに、
Toshi「拾うな、拾うな。」


IMPRESSIONS

ステージ上には、ドラムセットが3つ常駐。 表彰台のように真ん中のいちばん高い台にイッチー、下手側がかどしゅん、 上手側が広樹くんのバンドのドラム。2日目はさらに、 GRANRODEOのVALさんのドラムセットがその前に出てきて、4つになったときも。 左右にキーボードの要塞もいくつかあり、バンドごとに入れ替えたりしていた。
なので、セッティングの様子やマイクスタンドが見える距離からだと、 次のバンドがどれなのか、だいたいわかる感じ。

ToshiyukiもToshiも、かなり調子がよくなかったようで、高音が全然出ていない。 1日目のブラベルは、わりに頑張って、まあどうにか歌えていたのだが、 2HEARTSでは、全然声が出ていない。低いほうは健闘していたが、 高めの声やシャウトがかなりつらそう。 「夢のありか」では、とうとうシャウトが出なかったのには驚いた。
2日目は配分を考えたのか、最初から全体的にパワーを下げて、 2ステージを乗り切ろうとした感じがする。なので、ブラベルはもとより、 2HEARTSもちょっとパワー不足の印象を受けた。バックの音や、 何より相方のFuminのパワーに負け気味。それでもどうにか、大過なく乗り切った、 かな。「約束の地へ」の微妙なトーンが出ないのは相変わらず。 これはFuminもしぼり出してる感があるからしかたないか。
この時期、気管支の弱い人には過酷なことはわかるんだが…。 でも、舞台狭しと走り回り、パフォーマンスはサービス満点だった。

ToshiyukiがMCでも言っていたのだが、2日目のブラベルはみんな、 頭がパワーアップしていた。1日目もかなりロックな感じだったけれど、 2日目はさらに盛っている。 Kcは後光が差してる(笑)。Toshiyukiも綺麗にセットしてもらっていた。 相変わらずtaddくんは男前だし、prosくんのウェーブヘアはやさしい。
2日目のほうがDVDに収録されるのかな。なんとなく(見た目は)気合いが違った感じ。 ブラベル的には、ヴォーカリストの出来が1日目のほうがよかったんだけど…。

「bad monkeys summit」の最初で、taddが客席に、 頭上で大きく左右に手を振るのを煽るのだが、 taddくんがちゃんと「こっちから」と指定するので、客席は間違えない。 でも、1日目、何故かToshiyukiだけ逆(笑)。正面の客席を見て合わせようとするが、 鏡像なのでわからなくなるのか戸惑っていて、結局左右を見て修正。 他のメンバーは最初からバッチリ合っていたこともあり、 ひとりだけ違ってあわてている様子が、とってもかわいかった。
taddくんのお得意のギターをぐるっと回すパフォーマンスもあり、ブラベルらしい、 とても若々しくはつらつとしたステージだった。ステージの最後には、 要塞から動けなかったメンバーも含めて全員を前に集め、 「ブラベルをよろしくお願いします」と深々とお辞儀、投げキッスのサービスもあった。 今回は顔見せのようなスタンスで参加したんだろうなあ。 みんなに受け容れられるといいんだけど。

今回、 ステージ中央に出っ張りがあったのだが(ネオロマンス・ライヴでよく採用している形)、 その先端にもモニターが設置してあったので(笑)、ここに出て歌うことも多かった。 幅は、客席数にして12席分、舞台上では5人がゆっくり並べるくらい。
BLACK VELVETの「Bring me back hell yeah!」の途中で、ここに、 動けるメンバー全員が並んだことがあった。 下手側から、tadd、pros、Toshiyuki、Kazuya、Kc。 これがかなり圧巻で、なんというか、「うちのバンドには、 若くてカッコいいのがこんなにいるんだぞ」とアピールされている感じ(笑)。 確かにバックバンドを含めて、他は年齢層高めなところが多いから、 余計にそう思ったのかもしれないけど。 ブラベルは若い弟分で、やんちゃしている感じだったし。
そして2HEARTSの「ギャンブラー!」の台詞部分では、ここに同じように5人並んだ。 下手側から、ヒッサ、タッキー、Fumin、Toshi、ジョニー。2日目は順番が違って、 ジョニー、Toshi、タッキー、Fumin、ヒッサ。これは、ブラベルとはまた違った圧巻。 たぶん、 身体の大きさ的な問題もあると思うが(身長が10cm近く違うように思える存在感)、 ものすごい迫力で、大人の色気というか、若い子なんか鼻にもかけてない、って感じ。 貫禄を見せつけられたようで、うっとりと見惚れてしまった。

「Do Me Baby」では、タオルをぐるぐる振り回して、 とても楽しそうに走り回っていた 2HEARTSのふたり、 途中の「Do Me Do Me Baby〜」のパートでは、なんと、振りを合わせる。 ダンスでも何でもない、いわゆる「振り」。手を前に出して腰を振るくらい。 どうしようかと思うくらい稚拙な「振り」だが、すごく楽しそうでかわいい。フー、 と言いながら両側に飛んでみたり。たぶん、相方ともども、あれが精一杯なんだろう。 本当にハードな歌を歌っているときからは想像できない、かわいいおじさんたち。
実は2日目にはこのとき、Fuminがステージから落下する事件が起こって、 客席から悲鳴が。すぐに照れくさそうに笑いながら這い上がってきていたけれど、 ああいうときはすぐには痛みとかわからないものだから、 怪我してないといいんだけど。
そして、台詞前のブレイクのとき、本当なら前に出てきてToshiの台詞、というとき、 袖のほうまで行っていたのを真ん中にいるFuminのところまで飛んで戻ってきて、 息を切らしながら本当にうれしそうに満面の笑みで、「気持ちいー」。 目をキラキラさせて、子供みたいな素敵な笑顔だった。 100%、Fuminに向かってだったけどね。 DVDで「EVER FREE」の笑顔をつかまえてくれたカメラマンさんが撮っていたら、 きっとまたあの笑顔もDVDに収録してくれるに違いない。と信じている。 その後、正面に向かって言った「一緒にいこうぜ」は、かなり素に近かったのでは。

エンディングの「僕たちのAnniversary」では、 ブラベルのパートも2HEARTSのパートもあった。 でも、ブラベルの他のメンバーはマイクを持ってないから、 結局Toshiyukiひとりで歌うことに。Toshiyukiも、メンバーと一緒に、 という気持ちからか、みんなソロパートは真ん中に出てきて歌うのに、 13日はメンバーと一緒の定位置で。14日は、パートに入る前、 肩を組んだKazuyaに何か耳打ちしてると思ったら、その肩を組んだまま前に出てきて、 KazuyaもToshiyukiのハンドマイクに割り込んで、歌に参加。 どうせなら全員で出てきて、マイクには入り切らなくても、 一緒に歌えばよかったのに。
その後の全員パートでは、ちょうどprosくんの正面に歌詞モニターがあったらしく、 prosくんにもマイクを向け、Kazuyaと3人でモニターを凝視しながら(笑)歌っていた。 サポートバンドじゃなくてメンバーなんだから(Kcを除く?(笑))、 ライヴTシャツも着ててもよかったと思うんだけどなー。
2HEARTSとしてはToshiに早変わり、Fuminとふたりで前に出てきてパートを担当。 いつもの自分のパートではソロも。2回とも、前に出てくるときから、 直純くんに合図しながら呼び寄せ、コーラスを入れてもらう。 ふたりで顔を見合わせながら歌う、このツーショット、久しぶりに観た気がする。 ちなみに、和彦さん・成田さんのパートは立木さんのソロだった。

今回は、今までにも増していろいろなタイプのバンドが参加していたので、 参加メンバーたちにも、観客にも、いろいろな刺激があったのではないだろうか。 ブラベルのメンバーたちは、対バン形式のライヴには慣れているかもしれないが、 あんまりポップスやメッセージソング寄りの人とは一緒にやらないだろう。 楽屋では、VALさん、イッチー、かどしゅんのドラマー会談(?)もあったらしいし、 taddくんは、GRANRODEOにいたく感動していたようだ。今度はきっと、 どこかのライヴ会場で、RBのひとりになっている彼を目撃するに違いない。
私個人としては、 いつもと全然タイプの違うバンドでも自分の音を歌いきる直純くんにちょっと感動し、 初めてライヴを観た広樹くん(想像していたのとは違って驚いたけど、 嫌いじゃない)や平川くん(いつものステージと印象は変わらない)もさることながら、 何度も観たはずの、紀章くんの笑顔があんなにかわいかったことに少なからず驚いた。 ハードな曲調なこともあり、もっとカッコつけて歌っているんだと思っていたから。 彼は歌詞モニターを見ていなかったから、 モニターに足をかけんばかりの勢いでステージから身を乗り出していたので、 とても近い感じだったこともあるかと。 でも、あんなにニコニコ笑いながらあのシャウトを歌っていたんだとは…(笑)。
1バンド30分は、やっぱり短すぎると思うが、こういうごった煮を楽しめるのなら、 それなりに面白いのかもしれないなあ、と思う。自分の思わぬ嗜好を発見するかも。


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