森川智之プライベート・コレクション

「セイント・ビースト3rdパーティ」


「セイント・ビースト3rdパーティ」
日時: 2003年9月28日(日) 1回目:14:15〜16:20/2回目:18:35〜20:55
場所:かつしかシンフォニーヒルズ
出演: 森川智之、櫻井孝宏、宮田幸季、吉野裕行、杉田智和、鈴村健一
緑川光(1回目のみ)、鳥海浩輔(2回目のみ)、福山潤(2回目に飛び入り)

構成と全体の印象
構成の流れは、微妙に細かく変えていたけれど、基本的に1回目と2回目は同じ。

全体の印象としては、よく言えば自由度が高い、悪く言えば行き当たりばったり。 でも、「1stパーティ」のときと同じ感じで、それがプラスに出た感じ。 手際の悪いところも多いが、それを楽しそうな出演者の様子がカバーしている。
年代差があまりなく、先輩格が「兄者」の森川さんと、 いつもニコニコと見守っている緑川さんなので、みんな気兼ねなく仲よく、 和気藹々と楽しみながら進めていたのではないかと思う。 ステージの上の楽しさが客席まで伝わった。 進行を司る人も、それにチャチャを入れたり、ボケたりツッコんだりする人も、 みんなで楽くしよう、という気持ちが、ダイレクトに伝わってくる感じ。

「2ndパーティ」で不満が出た点は、ことごとく改善されている。たぶん、 (作品の)告知や宣伝がほとんどなかったこと、司会進行が、ふたりずつ、 1回目・2回目で分担していたこと、という2点だけでも、ずいぶん印象が違う。 そのうえ、キャストの歌があり、それも、ソロと合唱と両方!!
しかも、1回目での観客の反応を見つつ、2回目の構成を見直したりしている感じ。 こういう細かい努力は、大歓迎だ。 これで、入場時の不手際がなければ、完璧だったのになあ。

司会は、1回目は森川智之と宮田幸季、2回目は櫻井孝宏と吉野裕行。 この組み合わせは、どういう基準で誰が考えたのか知らないが、 面白い分け方だなあ、と思った。
1回目は、一応リーダーとして進行役を担当するが、 宮田くんともうまい具合に分担ができている。 森川さんもさすがに仕切りには慣れてきたし、なんといっても他の面々とは、 キャリアには差がある。宮田くんも、かわいい声で強引な進行が持ち味だし(笑)、 かなり経験を積んでいるので、余裕があるのだろう。
それに比べて、2回目のふたりは、ふたりで一生懸命に助け合っている様子が、 1回目の安心感とは別の、なんていうんだろう、 ハラハラしながらも応援する気持ちというか、を誘う。 森川さんもかわいい後輩たちが心配かな、と思いつつ見ていたが、 あまりそんな感じではなく、信頼して任せているのか、 一歩引いて楽しそうに参加していた。 さすがに1回目よりはちょっと口数は少なかったかな。
実際、司会のふたりも、 一生懸命が見えながらも端から口を出さないといけないこともなく(ポカはきっと、 1回目のほうがずっと多かった(笑))、当たり前だが、ちゃんとふたりで進行していた。 舞台でもバラされてたけれど、かなり予習もしていたみたい。

森川さんの衣装
1回目:
黒に粗い間隔で細い白の縦ストライプの入ったジャケット、前は開けている。 襟がちょっと変わったデザインだったような? インナーは白のタンクトップ(だと思う、襟ぐりが大きかったから)、 シルバーの大きめのトップのペンダント。
2回目:
黒に、ファスナーのシルバーをあちこちにあしらった、 ウエストをしぼったラインのジャケット、前は開けている。 インナーは黒のタンクトップ、お気に入りの飾りチェーンのネックレス、 1回目でしていたものと思われるシルバーのペンダントもしているが、 トップはインナーの中に入れているので見えない(チェーンだけ見える)。
1回目・2回目とも、ボトムは、グレーのぶかぶかなカーゴパンツ、 両足脇には大きなポケットの外側から裾までずっとベルトが貼ってあり、 脇にも後ろポケットあたりにも、バックルがいっぱい。黒のブーツ。
眼鏡はなし、ソロ曲を歌うときだけ、サングラス。 その後、ステージに残ったままエンディングになったので、 途中までかけたままだったが、途中ではずし、パンツの右もものポケットへ。

オープニング(挨拶)
立ち位置は、舞台下手から、
1回目: 杉田、鈴村、櫻井、森川、宮田、吉野、緑川
2回目: 杉田、鈴村、吉野、櫻井、森川、宮田、鳥海
1回目は、幕が上がると無人のステージで、上手袖からみんなが走って出て来て、 スタート。2回目は、幕が上がると、7人がスタンバイして並んでいる。 2回目での話によれば、 1回目も板付き(幕があいたときに役者が舞台に登場していること、 もしくはその役者のことを言う)でスタートする予定だったが、 宮田くんが30秒前まで楽屋でくつろいでいたため(開演時間に気付かず)、 幕開きに間に合わず、急いで出てくることになったらしい。
挨拶で、「もう駄目ですね」という宮田くんに、一緒に司会進行をする森川さん、 「俺は泣きそうだったよ。頼りになるのは、幸季しかいないんだから」。

ひとりずつ、挨拶する。森川さんの挨拶は、ワリと当たり障りなく。
1回目:
「森川です。みなさん、待ちに待った3rdパーティですよ。 今日は思いっきり楽しんでいってくださいね。」
2回目:
「こんばんはー。元気ですかー。僕も元気でーす(シャウト)。 がんばりますので、盛り上げてください。 最後ですから、みんなで力を合わせて、壊しちゃいましょう。」

ビデオメッセージ
今回は欠席の、麒麟のユダ役の石田彰からのビデオメッセージを紹介。 これが、たぶん誰も想像していなかった(ステージ上の出演者すらも)、ものすごい内容。 出演者たちも、舞台にくずおれるようにして笑い転げていた。 石田さんの芸達者を見せつけられた感じ。
片方だけでも充分インパクトはあるが、見比べると、インパクト倍増どころか3倍増し。 これは是非とも、両方ともDVDに収録してほしいものだ。

1回目:
ものすごいハイテンション。 「ピンキーちゃんのお友だち、ポンキーちゃん」で始まり、途中から怒鳴り始めて、 興奮して目が完全にイッたまま失神!?
森川「長い付き合いだけど、あんなにはじけた彼は初めてですよ。」
2回目:
視線は定まらないのに、絶対にカメラをまともに見ず、おどおどボソボソと、 言葉に詰まりつつしゃべり、最後は涙ぐんで言葉をなくして顔を伏せて終わり。
森川「反応気にしてると思うから、後でみんなで電話してあげようよ。」

ライヴドラマ「ケダモノたちのふたつの夜」
1回目: その1・鳳凰の夜
2回目: その2・陽炎の夜
出だしは一緒だが、途中からは、それぞれルカとシヴァを中心にした話になるので、 まったく違う話に。聖獣たちの日常を描いたドラマだからか、 WebドラマCDのパンフレットに描かれた彼らの日常の1シーンの台詞も、 うまく折り込んである。
2回目のほうがアドリブがすごい。 みんなであらかじめ示し合わせて壊したところもあったり。 終わった後で森川さんが、「明らかに長かった」と言っていたが、 延々と「対決」と言いたくなるような競演が続く。
1回目は、役のまま適度に役を壊し、2回目は、もうすでに役ではない。 芸達者を堪能できるのは2回目だが、DVDに収録できるのだろうか(笑)、あれ。

カルトクイズ
客席に用意された、○×が書かれた紙を使って、 サバイバル方式のクイズコーナー。
「ゴウの瞳の色は、右目が赤、左目が青である」(1回目の例題に使われた問題で、 正解は×、右目が青、左目が赤)といった問題を出していく。かなりカルト、 というか、作品のファンでもそこまでは知らないだろう、という問題も多い。 賞品のサイン入りのTシャツを入手した人たちは、 かなりの「当てずっぽう」で勝ち残った模様。
2回目は、正解と一緒にその検証映像もちゃんと表示され、 既に脱落した者にも、楽しく興味深かった。

Q&Aコーナー
観客のアンケートから、出演者への質問を取り上げて、みんなに訊く。

1回目:
質問を読み上げるのは、まずは鳳凰のルカ役の緑川光。
質問: 苦手なもの、状況、食べ物(宮田さんは納豆以外)
杉田「俺のしゃべった後に静かになること。」
鈴村「それ、お前のせいじゃん。」
杉田「女の子に泣かれること。」
森川「それ(女の子に泣かれるの)、お前だけなんじゃないの?」
鈴村くんは「虫」 櫻井くんは「トマト」、そして我らが森川さんは、「牛乳」。
森川「僕、30何年、牛乳飲んだことないです。 そりゃ、飲まざるをえないときはあるけど、もどしちゃうんです。」
宮田「じゃあ、シチューとかは?」
森川「シチューは好きですね。」
杉田「森川さん、豆乳は?」
森川「豆乳は大好きです。お豆腐と同じでしょ。湯葉とか大好きだし。」
宮田くんは「暑いの」。
宮田「ぼーっとしてのぼせちゃうんです。普段からぼーっとしてますけど。」
森川「(わざとらしく)ははは、本当だよね。今日、始まるのに、下にいたよね。」
吉野くんは、「何か言わないといけないとき、感想とか」。
緑川「僕は今、ネットゲームにハマってるんだけど。」
森川「ネットゲーム? バレーボールとか、ピンポンとか?」
みんなで一斉に、「違う違う」「ネットが違う」「ネット違い」とツッコミ。
緑川「パーティを組んでて、敵と戦ってるのに、急に話しかけられると、 返事しなきゃ、ってあわてて入力して、 表示される頃にはキャラクターが敵にやられてる。 今、それどころじゃないのに、って。わかる?」
吉野「わかるわかる。あわてて、違う人に答えちゃったりしてね。」
緑川「そうそうそうそう。」
森川「『誰』って打とうとして、『だれれれれれれれれれ』。 消そうと思って、間違えてENTER押して行っちゃった、とかね。」
かな入力なんですか? それに、えらくリアルなシチュエイション…。

続いて、質問を読む人を指名するのに、「誰に読んでもらおうかな」と、 急に先生モードになる森川さん。宮田くんも「先生だ、先生だ」と合わせてくれる。 小さく手を挙げた櫻井くんを指名。
質問: ほにゃららの秋といったら何でしょうか。
緑川「スポーツの秋。」
吉野「読書の秋。」
宮田「食欲の秋。」
森川「秋の新番。」
櫻井「3rdパーティの秋。」
鈴村「なんだよ、綺麗にまとめちゃって。ここで終わりじゃないか。 もうないよ、そんなネタみたいなの。ちあきとか。堺マチャアキとか。」
杉田「確認しますよ。(いろいろ解説付きで)スポークの秋。物欲の秋、秋さんまと、 あき竹城。だいぶ出ちゃったな。」
すかさず、この日声の出演で影の進行役を担当するピンキーちゃん(森永理科)が、 「そろそろコーナー終わりでしゅ」。
宮田「ナイス、ピンキーちゃん。」
森川「これがオチっていうこと?」

2回目:
陽炎のシヴァ役の鳥海浩輔が、質問を読み上げる。
質問: これだけはやめられない、というもの(お酒と煙草以外で)
森川「そんなこと、言えないよ。」
櫻井「そんな、いい声で言わないでください。」
鳥海くんは「セクシー」(!?)、宮田くんは「まろ茶」。
森川「俺、朝、コンビニでおにぎり買うんだけど、鱒の押し寿司。 普通は、押し寿司とおにぎり、とかなんだけど、押し寿司を2個買う。 好きなんだよ。やめられないんだよね。」
櫻井くんは「夜更かし」。
櫻井「次の日早いのに、すごい深夜番組観たりして。」
森川「すごい深夜番組って、どんな番組?」
鈴村「それは、お前の家でしか受信できないのか?」
森川「別料金だったりして。」
吉野くんは「ゲーム」、鈴村くんは「特撮」と「銀の玉遊戯」。 そして杉田くんは「人生」。みんなものすごく納得して、オチになったのやら。

「ゼウスの爆弾」出張版
「ゼウスの爆弾」は、 Webラジオ「ケダモノたちのHEAVEN'S PARTY」の人気コーナーで、 平たく言えば山手線ゲーム。お題を決めて、当てはまるものを順に言っていき、 詰まって出てこない、同じものを言った、ときには負け。
ラジオでは、時間を決めて、タイムアップにひっかかった人も負けだが、 出張版では、ホースを刺した風船が登場。ホースから空気が送り込まれているが、 風船が(ふくらみすぎて)割れたときに、風船を持っていた人が負けになる。 お手つきはなし、答えが出てくるまで、ずっと風船を持っていなくてはいけない。

1回目:
最初のお題は、「声優の名前」。Webラジオでもやったことがあるが、 ちゃんと物真似しつつ答えてくれる人もいて、楽しい。誰の名前を答えるかから、 その人の交友関係も見え隠れするのも面白い。緑川さんはEMU関係、 吉野くん・鈴村くんはSTA☆MEN関係が多い。 宮田くんが直純くんの名前を挙げたときは大歓声。 もちろん、森川さんが「檜山修之」と言ったときも。
森川さんが答えたのは、滝口順平、小杉十郎太、檜山修之、三木眞一郎。

吉野くんが最初の犠牲者になる。さらに、次のお題を決めているうちに、 持って来た次の風船が破裂するが、持っていた吉野くんは、 最初に破裂したショックからまだ立ち直れていなかったらしく、 特に新たなショックは受けずに、却って平然としていた。

予想外に風船が割れてしまったため、次の風船を用意するのに時間がかかり、 一度決めた「駅名」というお題を覆すお題を会場から募集しているときに、 「女の子の名前」というナイスな出題をゲット。観客にも、 自分の名前を呼んでくれるかもしれない、という楽しみもあり、ワクワク。
無難なところから(?)、母親や祖母の名前から始める出演者たち。 この回の出演者全員のおかあさんの名前(と、 一部おばあさんの名前)が判明してしまった。 宮田くんの詩紋声での「あかねちゃーん」にも、会場は大喜び。
森川さんが答えたのは、キヨコ(おかあさんの名前)、トミコ(おばあさんの名前)、 ヨシコ(本来なら「サリーちゃん」のはずの声色で)、ユウコ、アイ、 そしてジュリエット(本当はケメオをやりたかったのか、叫ぶ(笑))。

風船が破裂したのは、櫻井くん。風船を渡した直後で、 待機列に並びに行く途中で破裂音が響き、そのまま倒れ込む森川さん。
吉野くんと櫻井くんが、ふたりで罰ゲーム「ホストクラブの運動会」を、 けだるく投げやりに演じて(?)くれる。

2回目:
最初のお題は、「丼物の名前」。森川さんが答えたのは、親子丼と、 もうひとつ言ったけど忘れてしまった。宮田くんに渡したところで、 宮田くんがきちんと受け取っていないときに破裂したので、自分かと思ったのか、 またまた倒れ込む森川さん。今回も、タッチの差で命拾い。

次のお題は、「犬の種類」。これには、森川さんと鈴村くんがニコニコ。 ところが、そうは問屋が卸さない。宮田くんから始まり、 ちょうど1周して最後に回ってきた森川さんが、 うれしそうに「うちの子、ラブラドール」と答えたとたんに、バーン。 まともに目の前で割れた風船から飛び退くように、 下手に逃げるも、そのまま倒れ込んで、動かない。みんなが駆け寄り、 口々に声をかけたり、ゆすったり、つっついたりで、やっと正気を取り戻す。

罰ゲームは、宮田くんとふたりで、「ふたりとも石田さん」。 ふたりとも「アキラ」になっての、ラブラブな(?)会話が延々と続く。
その後、風船が割れたときを振り返って、
森川「あのときの記憶がないんだよ。」
宮田「細胞がいくつか死んじゃいましたから。」
櫻井「森川さんは、ここに倒れてたんですよ。 杉田が、人工呼吸してました。マウス・トゥ・マウスで。」
森川「ということは…、え・え〜?」
杉田「ごちそうさま。」

ライヴコーナー(歌とモノローグ)
アニメのエンディングに使われた、四聖獣と放浪天使のソロ曲を披露する。
1回目・2回目とも、各3曲ずつ、歌わなかった人は、モノローグ。 モノローグは、CDパンフレットに収録されているもの。けっこう長い。 CDパンフレットには、舞台ではなかった、ユダのモノローグも収録されている。
生で読むので、トチったりすることもある。エルンストでお馴染み(笑)の、 あのちょっと照れくさそうな笑顔を、また見ることができたりもした。

1回目:
モノローグで始まり、4人分のモノローグの間に、3曲の歌が交互に入る。
モノローグ: 青龍のゴウ(森川)
歌: 「birdcage」杉田智和
モノローグ: 風牙のマヤ(鈴村)
歌: 「Bus Stop」吉野裕行
モノローグ: 朱雀のレイ(宮田)
歌: 「SWEET ANGEL」櫻井孝宏
モノローグ: 鳳凰のルカ(緑川)

2回目:
歌で始まり、間にふたりずつのモノローグをはさむ。テンポ的にいい感じ。
歌: 「Four Seasons」宮田幸季
モノローグ: 玄武のシン(櫻井)、白虎のガイ(吉野)
歌: 「Kitty」鈴村健一
モノローグ: 流星のキラ(杉田)、陽炎のシヴァ(鳥海)
歌: 「終わらない夢のひととき」森川智之

舞台に出てくるとき、薔薇を後ろに隠し持っていたらしく、 イントロでいきなり口にくわえたので、仰天した。 ゴウは、そういうキャラではないから。 しかも、その口にくわえた薔薇の花を、そのまま食いちぎり、茎を投げ捨てた後、 ふっと吹いて、口元から真っ赤な花びらを散らす。
確かにパフォーマンスとしてはインパクトがあったし、 ツッコミどころ満載だったとしても、 ファンがキャーキャー騒ぐぐらいにはカッコよくもあったかもしれないけれど、 どれぐらい練習したんだろう。すぐにあんなにうまくいくもんだろうか。 楽屋に散らばる、薔薇の残骸たち…? (笑)
歌詞を間違えていたのはご愛嬌。しまった、とばかりに目が泳ぐのもキュート。 もっと堂々としてれば、 みんな気が付かなかったかもしれないのに(同じ歌詞を繰り返したから、無理か(笑))。 歌詞、モニターに出てなかったのかな。 パフォーマンスに忙しくて、見てる暇がなかったのかも。

抽選会とセイント・ビースト告知
抽選会は、チケットの半券の入った抽選箱から、 出演者がひとり1枚ずつ引く形。
2回目は、抽選会に入る前に、新キャラクターの話を振って、 神官パンドラ役の福山潤登場。 新しいWebドラマ「SIGN〜胎動〜」の台本(できたてのほやほや)から、 シヴァとの絡みのある部分を、その場で披露する。
プレゼントは、サイン入り台本で、その回の出演者全員のサインが入り、 出演者の人数分が当選。2回目は、福山くんのサインも入り、8人が当選となる。

セイント・ビースト関係の告知は、11月30日のファンクラブイベントと、 来春にソロ曲を発表する、というお知らせ。 2回目では、とうとうシヴァも歌が歌えそう、とあって、「シヴァは、 魔物がコーラス」と言われつつ、鳥海くんの楽しみにしている様子が伺える。 パンドラも、というのに、「お前はまだ早い、1年待て」と牽制してみたり。
鳥海「次のイベントでは、僕がトップバッターで歌いますよ。 幕が開いたら、僕の歌から始まるんです。」
櫻井「僕らの発言が取り上げられますよ。」
鳥海「やっぱやめときます。」
森川「だって、冠が欲しい、って言ったのは、お前だろ?」
鳥海「じゃあ、トップバッターで(気弱に)。」
杉田「鳥海さんがトップバッターで、坂口さん(魔物役)を背負って出て来る。」
鳥海「がんばります。」

エンディング(挨拶と告知)
最後に、ひと言ずつ、感想と、個人の告知があれば。
1回目:
「ホール、すごいですよね。セカンドはちょっと小さかったけど、ここは大きくて。 シャンデリアもすごいです。」
2回目:
「あっと言う間に、楽しい時間が過ぎてしまいました。セイント・ビーストは、 イベントで出た話が実現したりして、みんなで一緒に作ってる、っていう感じがします。 応援してください。今日はとても楽しかったです。薔薇も食べましたし。」
告知は、1回目・2回目とも、「森川・檜山のイベント」を、12月27日に京都でやる、 ということと、「年甲斐もなく」テレビアニメの主人公をやることになった、 という報告。「F-ZEROファルコン伝説」という、10月開始のアニメだが、 1回目はちゃんと「ファルコン」と言っていたのに、 2回目は「ファントム伝説」と言っていた。ハヤブサを幽霊にしてどうする。(笑)

この後、1回目だけ、各メンバーのささやきメッセージあり。ささやきというより、 メッセージを割り台詞で言った感じだが、メッセージの内容にしては、 いまひとつ決まらないな、と思ったら、2回目では省略されていた。

アンコール
舞台からみんながハケた後も、客電も付かず、緞帳も下りないまま。 1回目は、本当に終わりと思った人も多く、物販狙いもあってか、席を立つ人多数。 2回目はさすがに、両方参加している人が多かったからか、誰も動かない。
しばらくすると舞台が明るくなり、出演者たちが再登場。立ち位置は、下手から、
1回目: 緑川、杉田、吉野、森川、櫻井、宮田、鈴村
2回目: 鳥海、杉田、吉野、森川、櫻井、宮田、鈴村、福山

そして、みんなで、「闘え(はぁと)セイント・ビースト」を大合唱。 ソロ・デュエットパートの担当・組み合わせは、CD収録のものと同じ。 森川さんは、あの「I love you」や「Kiss me」も、ちゃんと生で披露してくれる。 さらに、原曲にはなかったシャウトも忘れないところは、さすがロッカー!?
みんな、デュエットでは肩を組んだり、申し合わせてポーズを取ったり、 ステージ前方のスピーカやモニターに足をかけたり、ステージ上を走り回ったり、 と、すごく楽しそうに歌っていて、見ている観客ももちろんとても楽しい。 パートのない人たちも(福山くんも!!)、コーラスではちゃんと一緒に 歌ってくれている。覚えやすいメロディだったこともあるけれど、 なかなか1回だけの曲に、あれだけ一緒になって歌ってくれることはないので、 そういう意味でも一体感が感じられて、とてもいい感じだった。

興奮さめやらぬまま、充実していたからか、実際の時間よりももっと長く感じ、 充分に満足して席を立つ。スタッフさんも、みなさん、お疲れさま。

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