森川智之プライベート・コレクション

「セイント・ビーストファンクラブ会員限定イベント」


「セイント・ビーストファンクラブ会員限定イベント」
日時: 2003年11月30日(日) 1回目:14:00〜15:50/2回目:18:00〜19:50
場所:世田谷区民会館
出演: 森川智之、吉野裕行、鈴村健一、鳥海浩輔、福山潤、鈴木達央

構成
構成の流れは、基本的に1回目と2回目は同じ。
1回目は、きっちりと「やってみている」感じだったが、それでも相変わらず、 セイント・ビーストイベントの持ち味とも言うべきか、なんとなくゆったりと、 自由度が高い。2回目はそれにお祭り騒ぎが加わり、収拾がつかなくなる寸前、 という感じだったが、意外に手際よくまとめ、時間配分もバッチリだった。

世田谷区民会館は、バルコニー席のある、約1200名収容の大きなホール。 バルコニー席は使っていず、1回目は1階をほぼ埋めるくらい、 2回目は後ろのほうに何列か空席あり。

森川さんの衣装
インナーは黒のTシャツ、黒のレザーパンツ、黒い靴。
1回目:
赤みがかったグレーに青紫のような色の、ろうけつ染め風の染めむらの入った、 丈の長いシャツ襟ジャケット、チェーン太めのクロスネックレス。 オープニングでサングラスをかけていたが、お披露目で引っ込んだ後、 次に出てきたときにははずしていて、そのまま最後まで。
2回目:
薄手の黒レザーのロングジャケット、ペンダントは炎モチーフのシルバー。 眼鏡・サングラスはなし。
アンコールで、ボールを投げるのだが、 投球ポーズを取ると身体が横に近く傾くため(右投げなので左側が下になる)、 ペンダントには受難続き。1回目では、チェーンがはずれたのか切れたのか、 ペンダントがはずれ舞台に落ちているのを、隣の鈴木くんが見つけて拾ってくれる。 それを右ポケットへ。 2回目では、またもやペンダントが見えなくなったので、また切れたかと思ったら、 ペンダントトップがジャケットの左襟にひっかかっていただけだった。

オープニング
幕が上がり、ステージ上手から鳥海浩輔、下手から福山潤が登場。 今回はこの、シヴァとパンドラのコンビが司会進行を勤めるらしい。
ファンクラブ会員限定イベントということで、 メンバーカードを皆に確認しているうちに、 舞台下手の客席前扉から、メンバーカードを掲げた森川智之登場。 「出かけるときは忘れずに」と言いながら舞台に上がるが、 それ知らない人も多いですよ、森川さん。 挨拶は「こんにちは。盛り上がっていきましょう」。
さらに上手前扉から吉野裕行、下手から鈴村健一、上手から鈴木達央、と、 順番に登場、ステージに上がる。

2回目も同様の手順だが、手に掲げてきたものが、それぞれ違う。 森川さんは「ヒレ酒無料券」だった。 挨拶も簡単に、「こんばんは、元気ですか。よろししくお願いします」。
立ち位置は、両回とも舞台下手から、福山、鈴村、吉野、森川、鈴木、鳥海。

パンドラ&パールお披露目
新キャラクター、神官パンドラと、その肩で生息するパールのヴィジュアルを、 初お披露目。 スクリーンを使うこともあって、出演者は、正面のスクリーンの両側に分かれる。 立ち位置は、お披露目ドラマの都合で、スクリーンより下手に、 下手側から福山、鈴木、鳥海、上手に移って、森川、鈴村、吉野。
スクリーンに映し出されたパンドラの絵を、客席に背中を見せて熱心に見上げながら、 森川さんがひと言、「ちきしょう」。あわててみんなが、 その真意を問い質そうとするが、「関係ない。モノローグ」とのことだった。 かわいいと言われていたのが、うらやましかったのかな。

続いて、「SIGN〜胎動〜」から、一部を披露。その間、森川・鈴村・吉野は、 上手に引っ込む。ドラマのほうは、最初っから飛ばしっぱなし。 最初からそんなにキャラ壊していいのか、とツッコミが入るほど。(笑)

ビデオメッセージ
袖に引っ込んだ3人も舞台に戻り、 まずは、今回欠席の、櫻井孝宏・宮田幸季・緑川光からのビデオメッセージ。 映像内の並び順は、向かって左から、 1回目は櫻井、緑川、宮田、2回目は宮田、櫻井、緑川。

1回目は出演者がみんな舞台上にいて、ツッコみながら観ているが、 メッセージというより、わりとグダグダしたトークのため、 途中から「長いよ」の声が出始める。
森川「メッセージっていうか、座談会だよね。」
鈴村「何言ってるかわかんなかった。」
森川「俺、『ステージ上のイケメンたち』しか聞こえなかったよ。」
鈴村「櫻井、『てなわけで』言い過ぎ。」
森川「光ちゃん、全然動かなかったね。」

だからなのか、2回目は、全員袖に引っ込んでしまった。 ビデオ内の3人は、1回目とは違う、と言いながら、 緑川さんはサングラスを上下さかさまにかけ、櫻井さんはパーカーのフードをかぶり、 宮田さんはシャツのボタンを掛け違え、という微妙さ。「ツッコんでくれてるかな」 「(ポーズを指定して)きっと森川さんはやってくれてますよ」 「こうやってみんなで」などなど、舞台にみんながいることをアテにしたトーク。 でも、舞台に戻った出演者たちが、ちゃんとフォローしてポーズしていた。

さらに、杉田智和からのビデオメッセージ。なんと彼は、 「自分で撮る」と宣言したらしく、明らかに自宅で撮影した映像だった。
1回目は、ふすまの前で、「こんなセイント・ビーストは嫌だ」と、 スケッチブックに描いた絵を使ってショートコントのようなものを繰り広げるが、 カメラが安定せず、絵もよく見えなかったため、いまひとつ不発。
吉野「これもメッセージじゃなかったね。」
森川「絶対、彰を意識してるね。」
2回目は、風呂場で、焼酎を飲みながらの酔っ払いトーク。 出演者のひとりひとりにからむようなメッセージで、名前を呼ばれた出演者は、 わりと突き放したツッコミをしていた。森川さんについては「歌がうまい」と。 最後は風呂桶の中に入り、自分で蓋を閉めて終わり。

青龍のゴウ(1回目)/白虎のガイ(2回目)を当てよう
パンドラとパールが、セイント・ビーストの仲間入りができるかどうか、 をテストする企画。
舞台には、箱が4つ出てくる。電話ボックスより少し小さく、 ドアを取り外したように、1面が開いている。 中に人が入ると、客席からのみ見ることができて、ステージ上からは目隠しになる。 下手の箱から、「A」「B」「C」「D」の文字が付いてる。
各箱にゴウ・ガイ・マヤ・シヴァがひとりずつ入り、 パンドラとパールのふたりが4人に質問をして、その答えによって、 ゴウ(ガイ)がどこにいるかを当てる。もちろん、声でわかってしまうので、 マイクはボイスチェンジャーを介して、もとの声がわからないようになっている。
本来なら、青龍のゴウ(森川)や白虎のガイ(吉野)を当てればいいはずだったが、 福山くんが、全員当てる、と豪語したため、苦しい闘いを強いられることに。

1回目は「A」から順に、鈴村、吉野、鳥海、森川。ボイスチェンジャーの声が面白く、 鳥海くんは、ワイドショーの「夫に浮気された妻」さながらのお遊び。 森川さんのボイスチェンジャーだけは、「人妻」じゃなくて「裏世界の密告屋」。 ドスのきいた声で怒鳴りつけられると、本当に怖い。
2回目は「A」から順に、吉野、森川、鈴村、鳥海、だったかと思うが、 2回目になると、当てられるほうもいろいろ遊ぶようになり、 舞台上手の2つにおさまった鳥海くんと鈴村くんは、ひっきりなしに場所を交代。 しまいには、下手側のふたりも、キャスターの付いた箱を動かし、 開いた面をぴったりくっつけてシャッフルまでしてしまう始末。 ちなみに、2回目の裏世界マイクは吉野くん。

結局は、2回とも当てられず。目当てのひとりだけだったら正解だったのに。
罰ゲームは、いろいろなかぶりものが用意してあって、イベント終了まで、 ふたりがそのかぶりものをかぶったままでいること。 1回目は、福山くんがハゲヅラ、鈴木くんが猿のかぶりものと眼鏡。 2回目は、福山くんが猿、鈴木くんは眼鏡を上下さかさまに。 鈴木くんを見たのは初めてだけれど、素顔でいた時間のほうがずっと長かったのに、 彼の顔を思い出すと、もれなく眼鏡が浮かんでしまう。(笑)
2回目はさらに、それに精力剤のおまけ付き。 かなり強力なドリンク剤が2本出てきて、それぞれ1本を一気飲み。 森川さんは、そのドリンク剤に興味津々で、自分が飲みたそうにしていた。 この後、ドラマやWebラジオ出張版でも、異様なテンションの福山くんと鈴木くん。 若い(20歳になったばかり)鈴木くんはもちろん、精力剤初体験だったらしい。

ifドラマ
1回目:
その1・もしもセイント・ビーストが海水浴に行ったら
その2・もしもマヤの兄がシヴァだったら
その3・もしもセイント・ビーストがペットを飼ったら
思ったとおり(!?)、ゴウの水着ははビキニタイプだった模様(笑)。 「その3」でのゴウのペットは、「イヌのナナ」だった。

2回目:
その1・もしもセイント・ビーストが子供だったら
その2・もしもゴウとガイが実の兄弟だったら
その3・もしもパンドラとパールが大掃除を始めたら
「その1」では、幼稚園が舞台だったが、残念ながらゴウは保父さんだったので、 子供の演技は聴けなかった。と思ったら、なんと「その2」では、ゴウが弟。 えらくかわいい「弟者」だった。全然ゴウじゃなかったけど。

おしえてビースト道しるべ出張版
Webラジオの出張版。会場で「アンケート」として寄せられた質問を、 投稿メールに見立てて、ラジオのコーナーを再現(?)する。

1回目は時間がなくなり、1通だけ。ドラマ前に輪唱なんかしてるからか!?(笑)
質問は、「共演者の秘密を教えてください」。
ということで、福山くんが、鈴木くんの秘密を暴露。収録後にうなぎを食べに行ったら、 鈴木くんが持ち合わせがなくて代金を払えなかったらしい。 結局は、福山くんがおごってあげた、とのこと。
さらに、自己申告により、鈴木くんは、家にいるときには裸らしい。
森川「今日、みんなで鈴木んちに行こうか。」
客席に下りて、質問者のところまで遠征していた鈴木くん、 舞台から下りるときも上がるときも、階段を使わない。 高めのステージにひらりと飛び乗る様を見て、
森川「それ、後で教えて。夜の部、(失敗してぶつけて)前歯がなかったりしてね。」

2回目は時間配分がうまくいったのか、3通きちんとこなす。
その1「今日は『絶倫ゴールド』を飲んできましたか。」
飲んできてはいないけれど、さっき飲んだ人が約2名。
その2「コスモメナスの使い方を教えてください。」
吉野くんと鳥海くんが、それぞれの「コスモメナス」を振り付きで披露。
その3「自分の最期にやりたいことは?」
福山くんは、死ぬまでに、1億円ぐらいの札束を振りまきたいそうだ。
森川「セイント・ビーストのメンバーにかこまれて、病院の個室で、 絶倫ゴールドを飲む。死んだ後、絶倫ゴールドはどうなるんだろうね。」

エンディング(挨拶と告知)
最後に、森川、吉野、鈴村、鈴木、福山、鳥海の順で、ひと言ずつ感想と告知。
1回目:
「明日からもう12月。2ndパーティ、3rdパーティ、ファンクラブ限定イベントと、 セイント・ビーストで始まって終わりそうな気がするんですけれども、 非常に楽しかったです。メンバーカードも持っているということで、 みんなと一体になれました。会費は払ってません。」
鳥海「ギャラから引かれてますから。」
2回目:
「非常に楽しかったです。 新キャラクターがイベントデビューということで、杉田もついに先輩に。 ラジオも組み合わせを替えて、とても新鮮で、呼ばれるのが楽しみなんです。 みなさんにも聴いていただければと思います。ありがとうございました。」
告知は2回とも、「前回7人組とかぶったからみんなが観られなかった」、 「おまえらのためだろ!」をDVDにした、「おまえらのためだろ!鯖」。
森川「杉田のボディコンも、成田さんの女装ジャンプもあります。」

アンコール
またもや、舞台からみんながハケた後も、客電も付かず、緞帳も下りないまま。 アンコールがあるな、とは思ったが、まさかこのメンバーで、 歌があるとは思わなかった。 ソロ曲は持っていない人もいるし、合唱曲は面子が違う。
ところが、舞台に戻ってきた出演者たちで、なんと欠席者のパートは、 パートのないメンバーが埋め、 「闘え(はぁと)セイント・ビースト」の限定バージョンを、 「Kiss Me」などの合いの手まで会場と一緒に大合唱。確かに、 歌いやすく盛り上がりやすい曲ではあるが、「僕たちのAnniversary」のような、 イベントソングになってしまったのだろうか。(笑)

曲の途中から、それぞれ舞台後ろに用意してあったサインボールを持ってきて、 客席に投げ入れる。森川さんのボールは、相変わらず綺麗なラインを描いて、 客席最後列まで届いたことだろう。夜の部は後ろに少し空席があったからか、 あまり遠くまでは投げず、適当なところに投げていた感じ。

全体的な「ゆるさ(笑)」も含めて、1stパーティのような感じ。 ちょっと短かった感は否めないが、和気藹々としていて、とても楽しめた。

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