森川智之プライベート・コレクション

「幻想魔伝 最遊記 SPRING ILLUSION 2001」第2部


「幻想魔伝 最遊記 SPRING ILLUSION 2001」第2部
日時: 2001年4月7日(土) 18:00〜19:40
場所: 大宮ソニックシティ大ホール
司会: 草尾毅
出演: 関俊彦、保志総一朗、平田広明、石田彰、森川智之、徳山秀典

[お断り]
このレポートは、「森川智之」を中心に書いてあります。 特に面白かった発言等を除いては、原則として森川智之がからまない限り、 他の人のことは、あまり書いていません。
全体のことについては、他の「最遊記」サイトのレポートをご覧ください。

原作もアニメもよく知らないため、ほとんど予備知識がありません。 固有名詞などは間違っている点もあるかとは思いますが、ご容赦ください。
ただ、その程度の予備知識でも、たいへんに楽しいイベントでした。たぶん、 原作やアニメをご存じの方は、とてつもなく面白かったのではないか、と思います。
また、森川さんの発言以外は、誰の発言か記憶が曖昧なところが多々あります。


第1部に比べ、出演者たちもリラックスして来たのか、盛り上がる。 草尾毅の司会も、雰囲気に慣れて来たのか、客席を盛り上げるコツをよくつかんでいる。 随所にリラックスしたがゆえの(?)楽しい発言などもちりばめられ、 出演者の口数も多い。森川さんも、昼の部よりはるかにたくさん口を出していた。

舞台上の装置等は、第1部と同じ。 レポート中で「○」印を付けたものは、放映されたスペシャル映像。

オープニング映像

なんと、舞台中央のセリから、司会の草尾毅(紅孩児役)と悟空役の保志総一朗が、 ふたりでポーズを取りながら迫り上がって来る。

悟空用のプロモーションビデオ

「悟空はかわいいって言われるんですけど、 これを見るとカッコいいんですよね」という話題から、会場に、
「悟空がカッコいいと思う人〜」(会場「は〜い」)
「悟空がかわいいと思う人〜」(会場「は〜い」)
「でも本当は三蔵のファンだという人〜」(会場「は〜い」の大歓声)
このオチは、草尾さんや石田さんにより、 後に何度も繰り返されて(三蔵が八戒になることもあったけど)、会場をわかせる。

トーク中に声がかかり、八戒役の石田彰が登場。
石田さん、舞台上手の袖から姿勢を低くして中央のソファの裏に走り込む。 もちろん、走っている姿は、客席からはまる見え。何が起こるんだろうと見ていると、 ソファの後ろから、自分で身体を伸ばしつつ、「せり上がり」を演出。
石田さんの持って来たビデオは、何やら、話の展開が妖しい。大丈夫だろうか。

パロディビデオ「風邪」
ベッドにうずくまる三蔵の部屋に、悟空が入って来る。 お見舞いに桃缶を買って来たらしい。煙草に火をつけた三蔵に、 「吸うなら言ってよ。俺が火をつけるから」「お前に火を付けてほしくない」 「俺にきつく当たりすぎじゃん。もしかして、俺のこと好きなの?」 …「出ていけ」「なんで? ふたりで一緒に出て行こうよ」。

八戒用のプロモーションビデオ

曰く、「美しい」「心が洗われる」「しっとりアダルティー」。
石田「これは、日頃の行ないの差かな。」
そこに、保志くんが、「八戒の真の姿」のビデオを持って来る。

パロディビデオ「芸人の憂鬱」
バンジージャンプで目立ちたいからといって、 ゴムをトイレットペーパーにすりかえたため、怪我をした悟浄と、 彼に包帯を巻いている悟空。それを見ながら、ねちねちとからかう八戒。 「バンジージャンプより笑いが取れるものがないか、 探しに行って来ます」と部屋を出る八戒、ぼそっと、「負けませんよ」。

紅孩児一行のプロモーションビデオ(4人)

草尾さんのリードで、手拍子でノリながら鑑賞する。

「紅孩児、俺もビデオを持っている」という声がかかり、森川智之登場。 出てきたとたん、テンション高く「みなさん、元気ですか」と呼びかける姿は、 焔とは似ても似つかない、と思う。
第1部と同じ、黒の無地のTシャツ、いつもの黒の光沢のあるパンツ、黒の革靴、 黒のレザー地のような光沢のある素材のブルゾン、前ファスナーは、 第2部は途中まで閉めている。磁石型サングラスを、またはずしてみせる。

草尾「モリモリは器用だから、いろんな役をやるよね。 自分では、どんな役がいちばん得意ですか? 森川智之といえば。」
森川「うーん。攻めて攻めて攻めまくる。」
心なしか、観客の歓声が、色が違って聞こえるんですけど。
草尾「最遊記のキャラクターで言えば?」
森川「焔だね。エンディングの幸せそうな顔を見られたので、よかったです。 あとは、僕は、劇場版を。座席で。」
石田「ああ、お客さんとしてね。」
森川「舞台挨拶、あるの?」
石田「あるかもしれない。」
森川「そのときは、いちばん前で観てるから。」
草尾「じゃ、一緒に、いちばん前で観よう。」
森川「あれ? 出るんじゃないの?」
草尾「舞台挨拶はないよ。舞台挨拶はやっぱり、石田くんと保志くんとふたりで。」
石田「とてもじゃないけど、保志くんとふたりでは、仕切れません。」
草尾「保志くん、振って振ってっていうオーラを発してるのに、 振ると詰まるよね。」
森川「基本的に、保志くんのトークって、台本にないから。」
草尾「事務所の先輩・後輩じゃないですか。」
森川「(保志くんを指して)先輩なんですよ。」
保志「ええ〜?」
森川「うそうそ。」
草尾「保志くんから見たモリモリは、どうなの? モリモリから見た保志総一朗は?」
森川「口説かれました。」

話がヤバいほうに流れそうだったのか、あわてて戻して、ビデオに話を持って行く。
森川「1部とまったく同じなので、さっきの紅孩児のように、ノリ良く。 バイブレーションをかけて観ていただけると、より楽しくなると思います。」

焔たちのプロモーションビデオ(3人)

主題歌を歌っている、徳山秀典が登場。
第1部と同様、正面の3人がけのソファに、舞台下手から、 保志、徳山、石田、森川、草尾の順で、5人が身体を縮めて座る。

徳山秀典のミュージッククリップ

徳山くんは、三蔵をやってみたいらしい。悟空はテンションが高いから、と。
石田「八戒はテンション低いですよ。」
徳山「でも、石田さんだからできる、っていうところがあるから。」

三蔵役の関俊彦と、悟浄役の平田広明も登場。
関「僕も、徳山さんをやってみたい。」
手に持ったビデオテープを、草尾さんに見つかって。
関「さっき、悟空が三蔵に『煙草の火を』っていうので、受けてましたけど。」
草尾「関さん、もしかして、悟空もやってみたいとか?」
関「いや、俺は攻めだから。」
またなんか色の違う大歓声。(笑)
関「あれは、まだ序の口でした。ここに、三蔵と悟空の、真の愛の姿が。」
ほえ〜。

パロディビデオ「三角関係」
「風邪」の続編(?)。去ろうとする三蔵を呼び止める悟空。戻って来た三蔵に、 「照れてんのか? 年の差なんて、気にしなければいいじゃんか」。 三蔵、焔に、「おい。こいつに何を吹き込んだ?」 「何も。三蔵、悟空にはお前の輝きが必要なんだ。 俺はあいつの太陽にはなれないようだからな」。 「妙なことを考えるのはやめとけ」と言う三蔵を見つめながら、悟空のモノローグ。 「三蔵は何を言ってるんだろう。そんなに年の差が気になるのかな。 みんながいるから照れてるのか」。三蔵、立ち去りながら、「嫌な予感がする」。

「年上の人に甘える台詞って、どうしてあんなに自然に言えるわけ?」と、 相変わらずイジメられる(?)保志くん。それをかわそうと思ったのか、
保志「焔、なんかすごい、マジでしたよね。」
草尾「焔の台詞は、本物?」
森川「みんな、録ったんでしょ? 俺、呼ばれてないもん。びっくりしちゃった。」
確かに、自分の声が聞こえて来たとたん、すごく驚いた様子だった。

パロディビデオ「ヘアーバンドをどうぞ」
倒れ伏す悟空に、「立つんだ、悟空」と八戒。悟浄が近づくと、急に起きあがり、 襲いかかる。「今の悟空は、マイクタイソンもメじゃない」。 闘う悟浄の腕に噛み付く悟空、そこに「そのまま押さえておけ」と声がかかる。 悟浄、「咬まれてんだよ」とツッコむうち、悟空の頭にぴったりと輪がはまる。 「ぴったりだ。しかし、どうしてヘアーバンド?」と訝しがる悟浄の前に、 「情けないな」と女の人降臨。「あ、あのときのヘアーバンド屋さん」。

真・NGメドレー
内容は第1部と同じ。

第2部も、第1部と同様の大抽選会。プレゼントの内容もほぼ同じ。
全員じゃんけんの目測は、今度はちょうどいいぐらいの十数人。
森川「たけちゃん、今度はいいカンジだよ。」

最後にひと言ずつご挨拶。今度は草尾さんも、間違えずに「SPRING ILLUSION」と。 それぞれ「私事ですが」を付け、個人的な活動の紹介などをするのが習わしに。 でも、「ないんです」という人もいたけど。(石田さんだ)
森川「卒業生です。でも、また呼んでください。パート2でも、回想シーンとか、 ありますよね。劇場版盛り上げて、テレビシリーズの2を作ってください。」
森川さんの「私事」。
森川「私事ですが(笑)。ラジオ、明日からやるんです。 『ラジオ・パステルコレクション』っていう番組で、ひとりでやります。聴いてね。 あと、明日、日曜洋画劇場『セブン』で、ブラピをやります。」
「ブラピ」に、会場から感嘆の声が上がる。

劇場版予告映像

最後はやはり、出演者全員によるサインボール投げ。
今度も、森川さんは本当に楽しそうにボールを投げている。 最初から、2階席に投げ入れるのに情熱を燃やしているようで、 躍動感のある綺麗な身体の動きと、子どものような楽しそうな表情が、とても印象的。 この回も、投げたボールのほとんどが2階席まで届いていた。

やっぱりメインは主役の4人で、森川さんはあくまでもゲスト、という感じだったので、 森川さん自身もかなり控えめになさっていたけれど、 このサインボール投げが見られただけでも、 森川ファンとしては、行った甲斐があったというもの。


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