森川智之プライベート・コレクション

森川智之取り扱い注意作品(1996年〜1998年)レヴュー

担当:里美ひろ

(1999/4/4現在)

このページの内容は、レイアウトを除いては、 (明記していない限り)里美ひろの責任編集です(笑)。 内容に関する感想・意見・苦情などは、里美ひろに転送します。
イチオシ台詞…独断と趣味で選びました、とのこと。


1996年
1997年
1998年

■1996年

発表タイトル役名攻/受相手掲載
1996/6/25恋しくて端山 智洋 (はやま ともひろ)安井 邦彦1998/5/10
CAST: 端山智洋/森川智之、波多野武志/安井邦彦、渡辺政嗣/梁田清之、花木朋史/子安武人、 上尾/遠藤守哉
森川さんのことを「攻めの帝王」だと思っていたのですが、 このCDを聴いて考えを改めました。とってもキュートでケナゲな受けなんです!
いつもはクールでスマートな役も多い森川さんですが、 端山君のビンボーくささが可愛さをアップしてるのかも。
4年前強姦された相手が上司として現れた挙げ句、 愛人契約を結ばされてしまうのですが、あまり悲壮感無く安心して聴けます。 攻め役の安井氏も、キザな鬼畜でイイ感じです。
イチオシ台詞 「なに?…なんだよ…」 (Track3 8'25"あたり)
夜のオフィスでのHシーン。この囁きがすごく色っぽいです。 この後、波多野がミョーなことを始めるのですが、 かみ合わない論点が笑えます。

発表タイトル役名攻/受相手掲載
1996/11/1危険がいっぱい島津 千夜 (しまづ ちや)結城 比呂1998/3/8
CAST: 小川悠紀/結城比呂、島津千夜/森川智之、田中与志/岩永哲哉、宮本紫乃/子安武人、 近藤南/古澤徹、島津一夜/山崎たくみ、山口由里子、酒井哲也
なんと、高校生役です。成績優秀・眉目端麗な学級委員長。 反目しているはずの問題児・悠紀(結城)を、なだめオドシながら攻めています。
この作品は、いろいろなタイプの森川ヴォイスを楽しめるサービス盤かも。 某王立研究員を彷彿とさせる、ですます調の告白。鬼畜っぽい脅しや、優しい囁き。 極めつけは「さわってもいいのよ☆」ですね。 私はこれを聴いて全身の力が抜けました(…;;)。
Hなシーンはいくつかありますが、ベッドシーンが長い! 約6分間、二人で喘ぎまくり! 同じ原作者のせいか「幸せにしてあげます」とダブっているセリフがあります。 聴き比べるのも一興かと。
脇役の岩永氏・子安氏もすっごくイイ味だしてます。
イチオシ台詞 「うれしくて…死んでもいい…」 (Track16 2'25"あたり)
悠紀に熱烈な告白をされて。感極まった掠れ声がセクシー。

発表タイトル役名攻/受相手掲載
1996/11/23ラ・ヴィアン・ローズ右月 皓一 (うづき こういち)三木 眞一郎1998/3/8
CAST: 横田一眞/三木眞一郎、右月皓一/森川智之、大鳥真澄/飛田展男、右月征治/堀内賢雄、 大鳥登/塩沢兼人、峰村貞夫/中田雅之、看護婦/久保田恵
原作者自らのご指名とあって、超豪華なキャスト。森川さんを筆頭に、 飛田・塩沢・堀内各氏が攻めで、受けを一手に引き受けているのが三木さん。 こう書いただけでも、この物語の凄まじさがおわかりでしょうか。 初心者向けではありません。…特にアンジェリーカーはご注意を(笑)。
森川さんの役は、一眞(三木)の異父弟で大金持ちの跡取り息子。 横暴で強引でイキがっているけど、父親(堀内)にはどうしても勝てない、 憎めないおぼっちゃまを好演しています。
とにかく周りが強烈なキャラクターばかりなので、一番マトモに見えてしまう…。 ラスト近くの父親とのやりとりは、拗ねた感じでカワイイくらいです。
イチオシ台詞 「そんなこと言うなよ。ほら、こっちに来いよ。」 (Track6 4'40"あたり)
一緒に年越ししようと、一眞を訪ねて。 いつもはサドっぽい皓一の、優しいセリフにホッとします。

■1997年

発表タイトル役名攻/受相手掲載
1997/6/?銀の鎮魂歌(レクイエム)ルシアン・ゾルバ・レ・ソレル石田 彰1998/5/10
CAST: キラ/石田彰、ルシアン/森川智之、ディラン/松本保典、サマラ/飛田展男、 ジェナス/増谷康紀、イリス/岩男潤子、マイラ/山崎和佳奈、アスナス/阪脩、 シリル/上村典子、ワイデル/茶風林、アズリ/土井美加、小谷伸子、佐久間摩美、 澤田健彦、中川和恵、うすいたかやす、ナレーション/沢木郁也
気性激しく傲慢な帝王ルシアン(森川)と、美しくも不運な吟遊詩人キラ(石田)の、 哀しい恋物語。 森川さんの嫉妬に狂った罵声と苦悩する慟哭が、せつないです。
音楽も綺麗な2枚組CDで、聴き応えあり。 悲恋話がお好きな方、ハンカチ片手に是非お聴き下さい。
イチオシ台詞 「今更どの面さげて、会いに行けるというのだ!」 (Disc2 Track12 1'30"あたり)
誤解と謀略でキラを傷つけたと知って。 誇り高き帝王の涙に、心が締め付けられます。
鈴のお勧め(笑) 「泣き崩れるルシアン」 (Disc2 Track11 4'30"あたり)
思いもよらなかった真実を知り、驚き信じられない思いから、 やがて自分の非を悟って、苦悩にうちひしがれる若き帝王。 聴きどころいっぱいのこのトラックのクライマックス、 岩男潤子の澄んだ語りで話が進められるのも、せつなさを増します。

発表タイトル役名攻/受相手掲載
1997/6/25幸せにしてあげます〜みどりさんを探せ!〜篠原 瑛 (しのはら あき)上田 祐司1998/3/1
CAST: 大沢俊行/上田祐司、篠原瑛/森川智之、中山類/陶山章央、二階堂真弓/遊佐浩二、 みどりさん/古田信幸、毛利時生/伊藤健太郎、大沢冬臣/渋谷茂、老女/百武彰子
生徒にせまられる、 純情可憐な高校教師役。世間知らずな「瑛(あき)ぼっちゃま」を可愛く演じてます。 でも、所々でカッコイイ声が見え隠れしていて、 ブリブリな受クンが好みの方には物足りないかも。
Hシーンはスゴイです。何がって、効果音が。 ただ、森川さんは喘ぎ声よりも、攻め声の方が色っぽいような…(笑)。
聴きどころは、古田信幸氏の「みどりさん」でしょう。 渋い声でオカマ口調なのがなんとも。 もう一つのカップルを、遊佐×陶山ペアが演じてますが、 中山類役の陶山さんがとってもキュート。
巻末で上田さんが「まさか森川さんをヤッちゃうとは」とコメントしたり、 インタビューで陶山さんが「森川さんとこんなところで共演するなんて」 と答えていたのが笑える。
イチオシ台詞 「ばかっ…」 (Track15 6'25"あたり)
大沢君に「Hに惚れたなんて言わないよね?」と訊かれて。もう、カワイイッ!

発表タイトル役名攻/受相手掲載
1997/9/26そりゃもう、愛でしょう日沖 和広 (ひおき かずひろ)岩永 哲哉1998/3/1
CAST: 黒川睦月/岩永哲哉、日沖和広/森川智之、本橋藍/井上和彦、秋葉京/伊藤健太郎、 飯沼徳雄/中嶋聡彦、犯人/柴山由崇
カッコイイ系の声が好きな方には、 たまらない一品。キザで豪快、男前で、おまけにサドな刑事役です。 黒川睦月役の岩永哲哉氏に、強引にせまっています。
もう1人の攻め役を、井上和彦氏が演じていますが、森川&井上の迷コンビも面白い。 刑事物だし、SMシーンまであるのに、 すごく明るいのは出演者の皆さんが楽しそうに演じているからでしょうか。
巻末おまけ対談が、とってもグー。森川さんの「ロケット○ーンチ」に大爆笑しました。 そういえば、森川さんの高い声は石○さんに似てる(笑)。
全体的にテンポがあって、ノリがよくって気軽に聴けます。
イチオシ台詞 「こういうことをする俺は嫌いか?」 (Track2 1'45"あたり)
転勤騒動で落ち込んだ睦月に、甘くせまるシーン。 Hシーンより、腰にきます。(笑)

発表タイトル役名攻/受相手掲載
1997/10/1もう一度ONLY YOU有佐 裕人 (ありさ ひろと)保志 総一朗1998/3/29
CAST: 水城文明/保志総一朗、有佐裕人/森川智之、奈塚宏之/小杉十郎太、紀子/矢島晶子、 谷口/松本保典、藤山/引田有美、田島課長/大山高男
格好いい敏腕営業マン役。 中学校時代の同級生で同僚の水城クン(保志)がお相手です。 クールなようでいて実は子供っぽい有佐を好演しているのですが、 メインの割に出番が少ない気が…。
奈塚専務(小杉)や谷口(松本)が、もっと絡んでくるかと思ったら、 意外とアッサリ。まぁ、それがこの作品を、さわやかな印象にしているのかも。
聴きどころは、「酔っぱらい水城」と「有佐vs奈塚専務へらず口対決」でしょうか。 巻末トークでは、森川さんの私生活を垣間見ることができます(笑)。
イチオシ台詞 「俺らしくない?」 (Track8 1'10"あたり)
さわやかな有佐の、ドスの利いた声にドキッとしました。

■1998年

発表タイトル役名攻/受相手掲載
1998/1/15青の軌跡三四郎・マキノ (さんしろう まきの)中原 茂1998/3/15
CAST: 三四郎・マキノ/森川智之、カイ/中原茂、ロード/梁田清之、サンドラ/小林優子、 博士/真殿光昭、コンピュータ/辻香織
CD二枚組・計133分の大作の上、 殆ど出っぱなしなので、森川ファンにはウレシイ作品。 明朗快活な三四郎をテンション高く演じた森川さんは、 さぞかしお疲れだったことでしょう。
傭兵あがりのガサツなところを出すためか、過激な言葉が大盤振る舞い。 だけど、クールでお堅いカイ(中原)に反発している割には、 なにかと世話を焼いてあげているところが可愛いカンジ。 肩を借りるシーンはホノボノしてるし、 ツッコミのやり方をレクチャーするシーンは笑えます。
事後(!)の、三四郎の感想はリアルなのに、肝心のカラミが少なくて ちょっと物足りない…かな?
イチオシ台詞 「最高…」 (Disc2 Track7 12'08"あたり)
名セリフが多くて迷いましたが、やはりコレでしょうか。(笑)
便乗して(笑)鈴のイチオシ台詞 「…カイ。あんた、何か勘違いしてないか」 (Disc2 Track7 10'30"あたり)
この呆れ果てたような「カイ」が聴きたくてたいがい無限ループに陥り、 先がほとんど聴けていません。(爆)

発表タイトル役名攻/受相手掲載
1998/8/25DOUBLE CALL塔馬 巽 (とうま たつみ)石田 彰1998/11/29
CAST: 千堂頼人/石田彰、塔馬巽/森川智之、堀田聖/結城比呂、秋吉城太郎/小野健一、 風祭礼二郎/高木渉、アナウンサー/大西健晴、えり子/榎本温子、 解説者/細井治
秋吉×堀田と塔馬×千堂の2組のペアが楽しめる作品で、 森川さんはH担当組(石田氏談)です(笑)。
熱くてクールな塔馬役は、もう森川さんの十八番って感じ。 おかげで名シーン・名セリフのてんこ盛りで嬉しいやら恥ずかしいやら…。 堀田をカアナパリに誘う囁きや、怒った千堂をなだめる甘い声、 さすがH担当!なラブ・シーン、そしてなんといっても英会話(爆)。
おまけトークの、石田氏と結城氏の女子高校生のようなノリがカワイイです。 ピッチャーがやりたい森川さんもカワイイぞ!
イチオシ台詞 「これからは俺が守ってやるよ」 (Track7 9'50"あたり)
情事後の甘い告白。他にも「なーにやってんだ、 あいつら?」(Track9 3'58"あたり、パチンコ特訓の話を聞いて)や、 「ふーん、じゃあこれが当たり?」(Track10 3'03"あたり、 プレゼントを渡して)というセリフの言い方が好き。

発表タイトル役名攻/受相手掲載
1998/9/15海に似た空の色前川 久 (まえかわ ひさし)攻候補?津久井 教生?1999/4/4
CAST: 藤久望/渋谷茂、御崎宏/津久井教生、前川久/森川智之、少年藤久/奥島和美、 少年御崎/津村まこと、望の母/渡辺美佐、望の父/山野井仁、望の祖母/尾小平志津香、 芳樹/千葉進歩、女子大生A/村井かずさ、女子大生B/進藤こころ
メインは藤久(渋谷)×御崎(津久井)で、森川さんは御崎の親友・前川役です。 ストーリー的にはシリアスで重い話なのですが… 前川が登場する度に雰囲気が変わって聞こえてしまいます。
だって…森川さん、関西弁の役なんです! ご本人も「関西弁は苦手だ」とコメントされていましたが、努力の成果は認めます。 認めますが…笑ってしまうんですよぅ、どうしてもっ(^o^;)
とはいえ、藤久のことを「なぁ、少年」とからかうところはイイ感じです。 聴きどころは、攻めなのにしっかり喘いでくれる渋谷氏ですね(笑)。
イチオシ台詞 「前川のセリフ全部!!」(←こういう逃げ方していいのだろうか?)
いつもとは違った魅力をお楽しみ下さい…(笑)

発表タイトル役名攻/受相手掲載
1998/10/25カタルシス・スペル 解放の呪文三四郎・マキノ (さんしろう まきの)中原 茂1998/12/6
CAST: 三四郎/森川智之、カイ/中原茂、ロード/梁田清之、サンドラ/小林優子、 グイド/中村秀利、サーシャ/真殿光昭、コンピュータ/辻香織、天野/河野智之、 息子/三上哲
「青の軌跡」の続編です。 相変わらず、いえ前回以上に粗野で直情なヒーロー・三四郎はカッコイイ!
カイやサンドラに絡む子供っぽさ、グイドに対する怒り、 磔になりながらもカイを心配する気遣い、モノローグ付きのラブシーン等々、 森川さんの魅力満載です。それにしても、「カイ…」という呼び方は最高ですね! 全国の『カイ』さんが羨ましいぞ!(笑)
渋いグイドや一途なサーシャも華を添えていて、グッド。 前回と違って、おまけトークでも元気な声が聴けます。(爆)
イチオシ台詞 「誘ったのはあんただからな…後悔するなよ」 (Track11 4'20"あたり)
カイに色っぽく誘惑されて。溜息まじりの囁きがイイ。 もちろんパスワードも素敵。

発表タイトル役名攻/受相手掲載
1998/12/25エデンを遠く離れて [神よ、いずこの楽園]加藤 雅臣 (かとう まさおみ)檜山 修之1999/2/7
CAST: 芹沢和範/檜山修之、加藤雅臣/森川智之、椿本清一郎/小野坂昌也、 川原正行/岩田光央、高橋忍夫/鈴置洋孝、学長/糸博、食堂のおばちゃん/巴菁子、 寮会生徒A/鈴木琢磨、寮会生徒B/伊崎寿克、生徒A/関根宏次、生徒B/熊谷正行
極道のボンボンで問題児の転校生・加藤役。 巻き舌のドスのきいたケダモノぶりで、とても15歳には思えません(笑)。
受役の檜山氏は、正直言ってミスキャストでは?と思っていたのですが…杞憂でした。 もうっなんて最高にキュートな芹ちゃんっ! 2回ある、とっても過激で無理矢理なラヴシーンでは可哀想なくらいです。
渋い鈴置氏、クールな小野坂氏、可愛い岩田氏と、脇も素敵でした。 処置室で鞭打ちなんて映画のワンシーンを彷彿とさせるなぁ…。
イチオシ台詞 「イイ声出すなあ…芹ちゃん」 (Track9 6'15"あたり)
芹沢を強○している時に。ホントにイイ声でした。(爆)
またまた便乗(笑)鈴のイチオシ台詞 「ふわぃっ」 (Track4 3'08"あたり)
すみません、森川さんではなく、檜山さんの台詞です。 これだけで、ちょっと怯えた様子の頼りなげでかわいい檜山さん(?)が脳裏に…(爆)

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