森川智之プライベート・コレクション

「S.S.D.S.2010魅惑の診察会」


「S.S.D.S.2010魅惑の診察会」
日時: 2010年11月12日(土) 昼の部「名医の誉れ!」 14:00〜16:30/夜の部「迷医よ困れ!」 18:30〜21:00
場所: 中野サンプラザホール(東京・中野)
出演: Dr.HAYAMI(速水奨)、君島究(檜山修之)、 ミヒャエル・シューマイヤー(森川智之)、 ブラディ・トランシルヴァニア伯爵(堀内賢雄)、 日下真一郎(千葉進歩)、KERO☆YUKI(福山潤)、弓岡蔵人(森田成一)
声の出演: 中管制官(中博史)

森川さん、じゃなくてミヒャエルの衣装
白衣はシングル、前は開けているが、 夜の部のストライプシャツのときには止めていた。 左胸のポケットにはピンクの何かのキャップ(マーカー?)、 ピンクの聴診器とIDカードを首からかけている、黒縁眼鏡。 黒のストレートジーンズ、白紐の黒のスニーカー。
最初は、薄茶のストライプのワイシャツ、 襟の端とカフスの端に茶色のラインが入っている。 ピンクと茶色の斜めストライプのネクタイ。裾はパンツにインで、ベルトが見える。 ライヴコーナーの後の診察から、真っ黒のシャツ、裾はアウト。 襟を立てて、ピンクに白ストライプのネクタイ。

概要
舞台セットは、ステージ後ろに高い壇、両側にスロープ!! 階段じゃなくて。 このスロープが曲者で、途中で立ち止まるのは、かなり苦しかったらしい。 ドラマのシナリオで途中で待機があった弓岡先生も、 ずいぶんたいへんな思いをしたとか。ブラディも文句たらたら(笑)。 ミヒャがいつもの革靴ではなくスニーカーだったのは、摩擦係数の関係か!? そして、中央にバンドの楽器。
基本は、いつものイベントと同様。最初から最後まで、会場は病院、 ステージ上はドクター。KERO☆YUKIも白衣。事務長は、今回も背広。

立ち位置は、舞台下手から、千葉、森川、森田、速水、檜山、福山、堀内。 例によって、最初から断りもなく、全員が役として舞台にいる。 というわけで、レポート上も、基本的に役名で。対応は以下のとおり。
速水奨 Dr.HAYAMI(外科/病院のすべてを司る(?)AI、通称「ドクター」)
檜山修之 君島究(一応耳鼻科/プレイボーイのボイス・ウェポン)
森川智之 ミヒャエル・シューマイヤー(内分泌センター長/通称「シューマイくん」)
堀内賢雄 ブラディ・トランシルヴァニア伯爵(血液内科/記憶喪失のヴァンパイア)
千葉進歩 日下真一郎(病院事務長/オーナー命の堅物、通称「事務長」)
福山潤 KERO☆YUKI(アメリカ支部長/黄色いカエルなのか美少年なのか)
森田成一 弓岡蔵人(漢方外来研修医/江戸時代からきた侍、通称「ユーミン」)

構成は、昼の部・夜の部とも同じ。 歌が1曲、オープニングと間の曲が交換になっただけ。 でも、診察内容はもちろん、ライヴドラマも違う。
ミヒャエルは、今回はおとなしめ。君島先生が、 他のツッコミ要員(主に沢登先生!?)がいないためか、あちこちのツッコミに忙しく、 あまりかまってもらえなかったから? というより、事務長とか弓岡先生とか、 他の人をいじるのに忙しかったからかもしれない。 それでも、ピンポイントで狙ってボケたときには、 君島先生にちゃんと拾ってもらって、うれしそうにしていた。
昔の「超音波」のあだ名どおり、声はミヒャエルだが、 口調はミヒャエルを忘れたりしながらも、ちょこちょこと口をはさんでいた。 あの声はよく通るので聴きやすい。
今回は、ピンク色のバンブーちゃんタオルに加えて、黄色のケロユキタオルも登場。

本編
・前説
中管制官とドクターの寸劇からカウントダウン。

・オープニングソング
昼の部:「密室のPassion」 君島究(檜山修之)
夜の部:「すべてのTRUTH」 Dr.HAYAMI(速水奨)

・オープニング
中管制官がひとりずつ紹介、上段真ん中から出てきて、左右に散る。 なので、立ち位置の端の人から。紹介順は、事務長、ブラディ、ミヒャ、ケロユキ、 ユーミン、ドクター、君島。君島が中央なのか、と思ったら、 昼の部は君島が最後だったのは歌ったからで、夜の部はちゃんとドクターが最後。 前に出てきたときの立ち位置も、ドクターが中央に。
そして、下手から自己紹介。ミヒャエルの自己紹介は、
昼の部:
ミヒャが挨拶しようとしたとたんブラディが咳き込み、 みんなの注目がそちらに。
ミヒャエル「そっちからいく?」
咳がひとしきりおさまるのを待ち、「いくのだ」と言って、挨拶。
「魅惑のルームへようこそなのだ。何にする? カクテル? シャンパン? シューマイ? ドイツの恋人、ミヒャエル・シューマイヤーなのだー。」
夜の部:
「魅惑とは、人の心を惹きつけ、迷わせることなのだ。君も、君も、君も。僕も。 迷ってしまったのだ。でも、僕たちの愛は、前進あるのみなのだー。 ミヒャエル・シューマイヤーなのだー。」

・名刺交換
相変わらずブラディ先生の戻りが早い(笑)。

・Joy三郎記念 聖ラ・フォーレ病院 院歌 「白亜の迷宮」 斉唱

・ラジオ体操
昼の部は新アレンジの第一、夜の部は第二。
相変わらずやりたい放題の先生方。観てるほうが楽しい。

・診察その1

・2009中野分院ステージドラマ
昼の部「山は呼んでいる」
サンプラ山(ざん)に出かけた面々、実は遭難していて、 2000人の幽霊に追いかけられ…?

夜の部「世界子供の日」
もう、何をどうツッコんだらいいのかわからないくらい、 いろんなもののパロディをちりばめつつ。 君島、ケロユキ、ユーミン、ブラディの女子高生まで。

・「愛のジプシー」 日下真一郎(千葉進歩)

・「風を起こそう!」 日下真一郎(千葉進歩)&KERO☆YUKI(福山潤)

・「Berlin City Cruise」 ミヒャエル・シューマイヤー(森川智之)
昼の部は黄色のケロユキタオル、夜の部はピンクのバンブーちゃんタオルを、 首に巻いて登場。マイクスタンドを使ってパフォーマンス、なんだが、 明らかに矢沢永吉のパロディ。なのに、声はミヒャエルのキャラ声で。
CDでは普通にカッコよく歌っていたのに、コミックソングになってしまった。 カッコいい歌なのに、パフォーマンスも永ちゃんならカッコいいはずなのに。

・「アイガワカルナラ」 ブラディ・トランシルヴァニア(堀内賢雄)

・昼の部:「すべてのTRUTH」 Dr.HAYAMI(速水奨)/夜の部:「密室のPassion」 君島究(檜山修之)

・診察その2
昼の部は、先にオレンジ色のキャンディがぶら下がっている、 黒のウィッチハットが付いたカチューシャをして、上側がオレンジ、 要側が黒の羽根扇を持っている。 他の人も、トナカイのツノやカボチャのカチューシャなど。 クリスマスとハロウィンがめちゃくちゃに混在している。
夜の部は、ウサミミや、サンタなどのカチューシャ。 ミヒャは、苺やロウソクが付いた2段重ねのホールケーキの帽子。 すごくかわいい帽子だった。きっとかなりのフリーサイズ(笑)。 それに、紫のキラキラしたクロスのペンダント。

再診
・「Night&Day〜想〜」 弓岡蔵人(森田成一)

・「Devil Smile & Angel Tears」 ミヒャエル・シューマイヤー(森川智之)
歌い慣れた曲。ダンサーとのコンビネーションもバッチリ。 こっちはちゃんと、「カッコいい」ミヒャエルで、女を惑わす!?

・診察その3
歌の直後だから、みんなより少し遅れて登場。
昼の部は、黄色のタオルを頭に巻いて出てくる。みんなか首からかけてるのに。 夜の部は首からかけていたけど、みんな黄色のタオルなのに、ミヒャだけピンク。

・「デオキシリボ助さん」 Dr.HAYAMI(速水奨)&全員

・「刹那の英雄2007」 Dr.HAYAMI(速水奨)&君島究(檜山修之)

・エンディング
最後、みんなで「おだいじに」を言って終了、幕。

・後説
後説はたぶん影マイク。昼の部は、ミヒャ、君島、ユーミン。 夜の部は、ケロユキ、事務長、ブラディ、ドクター。

診察あれこれ
適当に記憶に残ったものを抜粋。(ミヒャエル中心)

自分が戦国武将になれるとしたら誰になりたいですか。
ブラディ「足軽で充分です。」
ミヒャエル「ホラ貝吹いて?」
ブラディ「足軽もホラ貝吹くんですかね?」
君島「いや、たぶん吹かないと思いますよ。あれはけっこう名誉職です。」
ケロユキ「でも、ホラ貝吹くような職業に就いちゃうと、 上の武将から、おいホラ吹き、って言われるんですよ。」
ブラディ「もう言われてるよ。」
君島「僕は、地元愛で、毛利。」
ブラディ「さらし首でも似合いそう。」
そんな!!(大笑) 落ち武者とかも言われてますけど。
君島「昔、城を落とす寸前に流れ矢で死ぬ武将だ、って言われたてたんですよ。」
ミヒャエル「地元ってことで、ペリー?」
君島「いろんな点が間違ってる。どのルールにも合ってねえ。」
ミヒャエル「すべてがズレてる?」(←うれしそうに(笑))
事務長「うちは豪族だったんで。落ちぶれちゃったんですけど。」
君島「さらし首よりいいだろ。」

おふたりの新曲が楽しみです。が、事務長の新曲は不安です。
ミヒャエル「あれは、なんとかちゃんみたいな感じの。」
ドクター「やめてくれ。」
ミヒャエル「タオル使って、頑張ろうと。(真似て)ヨロシク。」
まさにやってくださいましたけどねー。
事務長「僕自身は全然、何の不安もないですよ。迷うことなく。」

エーちゃんみたいにミヒャ先生を呼ぶと、どうなりますか。
ドクター「シューちゃんでいいんじゃない? シューマイだから。」
誰かが池田さんみたいだと言っていたが、池田(秀一)さんはそう呼ばれてるの!?
ミヒャエル「楽屋では、お前はエーちゃんじゃなくてビーちゃんだね、って。」
佐藤B作の芸名の由来みたい。
他にも、ルーちゃん、ヒャーちゃん、ミーちゃん(UFO」の振りを真似るミヒャ)、 などなど、いろいろ出るが、結論は、「募集します」。

私は酔うと服を脱いで異性に迫ってしまいます。 この酒癖を直す策はありませんか。
ブラディ「いい酒癖じゃない。」
ドクター「あなたの酔った姿を撮影してもらって、自分の姿を思い知る。」
ブラディ「やられたことあるよ。本気で酒はやめようと思った。 眼鏡の中にシュウマイ入れた映像がそこらじゅう出回ったんだよ。」
ミヒャエル「それ、持ってるような気がする。」

先生方の夢を教えてください。
ドクター「昨日の夜の? 違うか。」
ブラディ「将来のビジョンです。」
ドクター「将来はないよね。」
そんな、さらっとすごいことを(笑)。
ミヒャエル「うーん。お肉をいっぱい食べたいのだ。」
君島「止められてんのか?」
ミヒャエル「お腹いっぱい食べたいのだ。」
野菜、野菜、野菜、野菜、肉、ではなく、最初からずっと肉にしたい、と?
ブラディ「今は803歳ですが、900歳になってもSSDSのイベントに出たいね。 でも、あと2年ですね、このスロープを降りられるのも。」
ミヒャエル「スロープになったから、車椅子でも大丈夫。」
ドクター「このスロープの設計図ができたときに、 ブラディのために手すりを付けようか、って。本当にそんな話があったんだよ。」

老後が心配です。どれぐらいの貯蓄があればいいですか。
夢でマッサージチェアを買うために大きな家が欲しいと言ったユーミン。
ユーミン「おうちってどれぐらいするんですか?」
ミヒャエル「うちらで建ててあげるよ。東急ハンズに行って。」
ユーミン「東急ハンズで売ってるもので建てられますか!?」
ドクター「ラワン材とかあるから。」
ミヒャエル「藁も。」
ユーミン「藁? 三匹の子豚ですか、うちは。」
君島「じゃあ、煉瓦。」
それも三匹の子豚ですがな。
ドクター「ボンドもあるからね。」
ミヒャエル「ボンドは便利だよ。」
君島「急な傾斜とかも作れるしね。」
ミヒャエル「(スロープを指して)寝室とか、こんな感じ。すぐ起き上がれるよ。」
ユーミンがスロープに横になると、ずるずるとずり落ちてくる。 ミヒャは普通に寝て起きられたので、ユーミンが再挑戦するが、やっぱり駄目。
ケロユキ「摩擦係数ないのか。」
ミヒャエル「もしやお前、人間じゃないだろ。」
声はミヒャだが、口調が全然ミヒャではなくなっている。 でもユーミンをいじるのが楽しそう。

今年の目標が何だったか思い出せません。先生方の目標は何でしたか。
ユーミン「僕は何だっただろう。目標、立てました?」
ドクター「普通、立てないよね。」
ミヒャエル「僕の友だちの森川さん、毎年、車の免許を取るって。」
君島「森川さん知ってるけど、森川さんが毎年言ってたのは、今年は免許を買う、って。 取る、って聞いたことないよ。」
ミヒャエル「奪い取るのかな?」
ケロユキ「『盗む』の盗るじゃない?」
ドクター「じゃ、目標達成したんだね。」
ケロユキ「でも、目標達成したとき、後輩からは裏切り者って。」
ミヒャエル「みんなに言われた。」

来年から社会人になります。怒られたときの効果的な言い訳を教えてください。
言い訳といえばこの人。
ブラディ「あれは普通は通用しないんです。あれは堀内だから通用するんです。 素直に、すみません、ごめんなさい、って言うしかないんですよ。」
君島「(ミヒャを指して)この人も謝んないですよ。車で移動してるから、 そこここで渋滞に巻き込まれて、平気な顔して、今渋滞中、って。」
ユーミン「先週やりましたよね、森川さん。」
どうも「金剛」の収録のときのことらしい。
ミヒャエル「森川さんですけど、あれ、スタジオの名前が似てるんだよね。」
君島「森川さんっていう方、昨日今日この仕事始めたわけじゃないでしょ。」
ユーミン「しかも、間違えたスタジオっていうのが、2回目か3回目らしいですよ。」
ミヒャエル「違うの。あれは俺が悪いんじゃないの。 事務所がちゃんと言わないから。」
君島「こういう言い訳は全然駄目だ、ってことだよ。」
ミヒャエル「本当、すいません。」

カレンダーはうれしいのですが、着替えるにも緊張しそうです。
ミヒャエル「何月が誰なんだろう。」
ケロユキ「僕、6月。ジュンだから。」
ドクター「違うよ。カエルだからだよ。」
君島「梅雨だからね。」
ユーミン「僕は11月。(ニシムク)サムライで。」
事務長「君島先生は8月でしたね。」
ミヒャエル「13月じゃないの?」
君島「ねえよ。誰が13月だよ。」

食べて幸せになった食べもの、不幸せになった食べものはありますか。
先生方にいろいろアレルギーが多いことが判明。事務長はカニ、ユーミンはエビ。 ケロユキはアレルギーを克服して、いろいろ食べられることが幸せとか。
ミヒャエル「幸せなのはやっぱり、シューマイ。肉。」
じゃあ肉焼売、とまとめられたミヒャ、不幸せになるものはないらしい。 君島先生はいつもどおり、幸せなのはうまいもの、不幸せなのはまずいもの。 そして、ブラディの幸せは大間のマグロ。
ミヒャエル「僕の知ってる堀内賢雄さんって人が、今度ご馳走してくれるって。」
ドクター「じゃあ、今日行こう。」

今夜もよく眠れるように、2階席に向かって、愛の言葉をささやいてください。
ブラディ「僕から逃げようったって駄目だよ。だって地球は丸いんだもん。」
ユーミン「古いですよ。」
ドクター「にっちもさっちも、だよね。」
それ、違う曲です(笑)。
ケロユキは「夢で会おうね」、ブラディに耳元で叫ぶから、と言われた君島は、 無難に「おやすみ」とささやき、ドクターは、「あっため合って寝よう」と。
終わった人が晴れ晴れとした顔で、まだこれからの人を見守っている(笑)。 「2階席は遠いけど、君と僕との距離はいちばん近いよ」とまとめ、晴れ晴れと 終わったグループに移動するユーミン。
次のミヒャエルは本領発揮かと思ったら、わりと不発で、うまく決まらない。 調子悪かったのかな。そして、トリをつとめる事務長。
事務長「愛がひとつ、愛がふたつ、愛がみっつ…。」
みんながわらわらと事務長を取り囲み、事務長をつっつく。
事務長「あん。駄目だよ、そんな。あん。最後までやらせて。」
ケロユキ「何をだよ!」
ブラディ「これは、羊が1匹、なんだね。番長皿屋敷かと思った。」
君島「愛が足りなーい。」

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