森川智之プライベート・コレクション

「S.S.D.S.秋のシンポジウム」


「S.S.D.S.秋のシンポジウム」
日時: 2004年11月28日(日) 昼の部「白昼堂々」13:40〜15:40/夜の部「夜はそこそこ…」 17:40〜19:40
場所: リーガロイヤルホテル東京(東京・早稲田)
出演: Dr.HAYAMI(速水奨)、、沢登達哉(松本保典)、君島究(檜山修之)、 ミヒャエル・シューマイヤー(森川智之)、 ブラディ・トランシルヴァニア(堀内賢雄)、日下真一郎(千葉進歩)
声の出演: 中管制官(中博史)、ナンシー

森川さん、じゃなくてミヒャエルの衣装
つやつやした黒のレザーパンツとパンツと同じような傷ひとつない黒のブーツ。 白衣の打ち合わせはシングル、前は留めている。左胸には、聖ラフォーレ病院の マーク、胸ポケットには、黒のキャップと銀のキャップのペンが2本挿してある。 金髪のおかっぱ、前髪は目にかかっていて、ヘッドセットマイク。 カチューシャみたいですごくかわいい。眼鏡等はなし(ミヒャエルだから)。
白衣の中は、昼の部と夜の部で違う。
昼の部:
2004/7/11のイベントと同じ、 ピンクのワイシャツと、えんじのストライプのネクタイ。
夜の部:
白にグレーの細い線の格子柄のワイシャツ、 薄めのピンク色に広い間隔で白の細めのラインの入った斜めストライプのネクタイ。
夜の部で、左手首に銀色のものが見えたけど、腕時計? ブレスレットという感じでもなかった。 あのタイプの時計バンドの腕時計はあまり記憶にないけど、 医者っぽくしたとかかな。

概要
ステージは正面と、両脇。 両脇のステージは2〜3人でいっぱいになりそうな、小さい島。 ホテルの披露宴会場なので、客席は平面、ステージも低めなので(20cmぐらい?)、 出演者が椅子に座ってしまうと、後ろからは見えにくかった。 前のほうでも、最前列でない限りは、首から上ぐらいしか。
正面ステージのいちばん下手側に演台、ここが事務長・日下の定位置。 先生方の並び順は、下手側から、君島、沢登、ドクター、ミヒャエル、ブラディ。 音楽の治療はなく、バンドもダンサーもいない。

例によって、最初から断りもなく、全員が役として舞台にいる(一部コーナーを除く)。 というわけで、レポート上も、基本的に役名で。対応は以下のとおり。
速水奨 Dr.HAYAMI(13号医局長/ヴァーチャル? ロボット? 通称「ドクター」)
松本保典 沢登達哉(小児科の医師/ときどき幼児モードに突入)
檜山修之 君島究(耳鼻科の医師/プレイボーイのボイス・ウェポン)
森川智之 ミヒャエル・シューマイヤー(ドイツからの留学生/思い込みが激しい、通称「シューマイくん」)
堀内賢雄 ブラディ・トランシルヴァニア(血液内科の医師/記憶喪失のヴァンパイア)
千葉進歩 日下真一郎(聖ラフォーレ病院事務長/そろばん一筋(?)の堅物)

演目は昼夜ほとんど同じだが、構成と演出が多少違う。ソロの歌はなし。 シンポジウムらしく、 総合司会・進行が事務長、医師たちが講演者ということらしい。

昼の部
・前説
中管制官の前説に、ナンシーがからむ。 中さんには、正しく数えると書いて正数(マサカズ)という男の子がいるらしい。

・事務長挨拶
事務長が登場し、ひとしきり挨拶して、客席に質問。
その後、事務長の紹介により、先生方がひとりずつ、下手側の横ステージから登場する。 客席通路を大回りして正面ステージへ。 みんな、色の微妙に違ったバンブーちゃんを持っていたような? 登場時のBGMは、それぞれの持ち歌。
登場順は、君島、ブラディ、沢登、ミヒャエル、ドクター。

・ドクター速水の開会挨拶
会場との名刺交換(という建前だが、名刺を配るだけ)を経て、 まだみんなヘロヘロになっていないうちに、と、出演者が記念写真を撮影。

・先生方の自己紹介
君島、沢登、ミヒャエル、ブラディ、の順に、ひと言ずつ自己紹介。
「シューマイ大好き、ドイツからの留学生、ミヒャエルシューマイヤーでーす。 今日はみんなを診てやるのだ。」

・「白亜の迷宮」斉唱
配られた新聞に歌詞があるから、と言われ、みんな鞄の中をごそごそ。
君島「みんな覚えてないな。」
ドクター「ちょっと待ちなさい。私も覚えてない。」

・診察その1

・新田先生からのボイスメール
リーガロイヤルホテルに来たけど誰もいない、と不思議がる新田先生。 同じリーガロイヤルホテルでも、京都だったというオチ。

・ドラマ「日下真一郎絶体絶命」
沢登の父とミヒャエルの父が、君島の兄が経営する月島のもんじゃ焼き屋で、 日下事務長を接待してる。13号医局父兄会という名目らしい。 ドクターとブラディはナレーション。
沢登の父は京都弁のガハハ親父、君島の兄は声が小さいという設定みたい。 微妙な江戸弁。ミヒャエルが、パパとママは世界一仲良しと言っていたけど、 それはワイフの前だけ、ミヒャエルのパパは美人が大好きらしい。
ミヒャパパは、途中言い争うあたりからドイツ語になる。 カタカナを読んでいるのがバレバレだったけど、 ドイツ語はけっこうそれらしく聞こえるからね。 変なもじりとかではなく、一応それっぽい言葉はしゃべっていた。 ドイツ語は忘れてしまったので、正しいかどうかは判別つかず。どさくさにまぎれて、 ファイヤービーム、じゃなくて、フュアビーム、とか叫んでいた。決め台詞、 他に思い付かなかったのか(笑)。でもなんか、中途半端なドイツ語化だなあ。
ここで事務長から、「願いましてはビーム」が炸裂、大喝采。 でも森川ファンとしては、ドイツ語を読んでいるときの必死な顔付きがポイント。

・「愛の時・迷宮」CM

・ラジオ体操
上手の島にはドクターと君島、下手の島には沢登とミヒャエル、 正面ステージにはブラディと事務長。 ふだんやる機会のないラジオ体操、覚えている人もいない人も、 けっこういろいろ面白いパフォーマンスをしていたようだが、 いっぺんに全部を観られないので、向こうのほうで何が起こったかわからず。 笑いだけ伝わってくる。
ミヒャエルは、適当に、でもちゃんとやっていたのだが、前屈とかはいいかげん。 みんなが身体を折ったときは、見晴らしがよくなるので、わざと見渡したり。

・体のためになる朗読「蠕動運動」
ミヒャエル・ブラディ・ドクターが、それぞれのステージに残り、朗読。
たぶん、ものすごく大真面目な医学書の一部なんだろうと思う。 ふだんは発音する機会などないに違いない専門用語がちりばめられ、 意味から「書かれた」言葉だけに、あれだけ流暢に読むのは、さすがプロ、と、 感心することしきり。しかも、どきどき「シュッ」などの、 キャラの台詞をはさんだりして、エンタテインメントとしての演出も欠かさない。
パートを分け、回り持ちで見出しを読んだり本文を読んだり。ミヒャエルは、 最初の本文と、途中で2回、見出しを朗読。それぞれに声を変える器用さも見せる。 最後で読んだ見出し、「小腸、大腸、肛門」のときには、 ポーズまで付けるサービス満点さ。 楽しい中に、魅せる要素たっぷりの、素晴らしい演目だった。 お世辞にも綺麗とは言い難い内容だが、医学的には大切な話だ。

・診察その2
診察の最後に、事務長直々に持ってきたお悩み。相談者はエッチなナイスミドル、 職業・社長。相談内容は「従業員に給料を払う気がおきない」。
ブラディのマイクに、ワイドショーのプライバシー保護のようなチェンジャーがかかり、 相談者の言い訳(?)をみんなで突っつき回す。結論出たんだっけかな?
でも、どんなに従業員がわがままでも、給料は払ってください、社長。 他の会社ですが、従業員の立場として、お願いします。

・「デオキシリボ助さん」
ドクターの歌に合わせて、みんなで合いの手を入れたり、踊ったり。 今回は、伝説のナース、としこ・のぶこの乱入はなし。残念だったのか、よかったのか。 出てきてほしい気もするが、その前後にミヒャエルと君島が不在になるのが、 ちょっと淋しいし(笑)。

昼の部再診
・ドラマ「オーロラに秘めた想い」
みんなでオーロラを観に行く13号医局の面々。オーロラを眺めながら、 ホテルスタッフによりデリバリーされたマスクメロン味のジュースで乾杯。 ということは、お約束の幼児化ネタ。 とまどう事務長も、最後まで抵抗したドクターも、仲間に加わる。
幼児化ミヒャエルは、信じられないくらい高い声が綺麗に響き、 それにつられて高い声でがんばったブラディが、後で息切れするほど。

・告知
ここだけみんな、役ではなく素に戻って告知。森川さんと檜山さんは、 もちろん、来年2月の10周年記念「おまえらのためだろ!」について、告知する。
森川「ゲストたくさん呼んで、盛大にやります。」
速水「ゲスト、100人ぐらい?」
檜山「100人さばく自信はないです。」
やっぱりひーちゃんがさばくんだ。

・診察

・「刹那の英雄(あこがれ)」
新田先生が欠席のため、2コーラス目から、なんと事務長が歌に参加する。
みんな拳を突き上げ、ノリノリで踊りまくる。が、今回はバンドもダンサーもいない。 前回、ダンサーのおねーちゃんに教えてもらった振りを、 君島先生はものすごくしっかり覚えているみたい。 ミヒャエルは、もちろん(?)めちゃくちゃ。でも、みんなすごく楽しそう。

夜の部
・前説
中家は一男一女。娘さんの名前は、数えるに美しいと書いて、数美(かずみ)。

・出演者登場
下手側の横ステージからみんな登場、 「デオキシリボ助さん」を歌い踊りながら客席通路を練り歩き、正面ステージへ。

・事務長挨拶
ミヒャエルに「昼と顔が違うね」と言われた事務長、 「いくらかやわらかくなりました」。 夜の部では、先生方が舞台上にいるので、チャチャが入る。
客席への質問は、「自分は本当に医療に従事しているという方」。 これがけっこういたみたい。
ドクター「まずいな。」
君島「帰りますか。」
ブラディ「いや、大丈夫だ。」
ミヒャエル「看板?」
沢登「本日はこれをもちまして…。」
日下「そういうわけにもいきませんので。」

・ドクター速水の開会挨拶
日下「それではドクター、開会の挨拶をお願いします。」
ミヒャエル「開会。まだ開会してなかったんだ。」

・先生方の自己紹介
君島、沢登、ミヒャエル、ブラディ、の順に、ひと言ずつ自己紹介。
「シューマイ大好き。今1個、お腹の中に入ってます。お昼に食べたので。」
ドクター「もう消化されてるよ。」
「あ…。また補給したいと思います。よろしくお願いします。」

・「白亜の迷宮」斉唱

・診察その1

・新田先生からのボイスメール
京都から大阪に行ってみた新田先生、 今度こそは、と言いながら、広島に向かう。
沢登「クビにしたほうがいいんじゃないですか。」
ミヒャエル「来る気ないね。」
君島「医者として、以前に、人としてどうなんですか。」
ドクター「4月には、新田先生は来られるのかな。」
沢登「その頃には、石垣あたりにいるんじゃないですかね。」
ドクター「渡り鳥じゃないんだから。」

・ドラマ「ブラディ無情」
ブラディとドクターのみ。事務長は演台の後ろに座って待っている。
ドラマの内容は、シリアスだがどこかちょっとズレた感じ。それもそのはず、 ミヒャエルがブラディに教え込んだ、ブラディが昼夜逆転している理由だった。

・「愛の時・迷宮」CM

・ラジオ体操
上手の島には沢登と事務長、下手の島には君島とブラディ、 正面ステージにはドクターとミヒャエル。
相変わらず、一番若いのにいちばん息が切れているのは事務長だった。のか? (息は切れてても、しゃべる必要がなかったから目立たなかった人も若干。)

・体のためになる朗読「奇跡の出会い・生命」
それぞれのステージに残った沢登と君島が、見事な掛け合いの朗読を聴かせる。
沢登先生は卵子、君島先生は精子の担当。沢登先生は、包み込むような話し方で、 まさに母性といった感じ。胎児の頃から体内に準備され、受精を待っている卵子らしく、 「いつでもいらっしゃい」というやさしさが伝わってくる。 そして、それとは好対照に、ボイスウェポンもその名に恥じず、 その威力を遺憾なく発揮する。まさに「いくぜーっ」な感じだ。 音響さんは、君島先生のマイクヴォリュームの調整に苦労したのではないだろうか。 しかし、彼が最初の一声を発したときのミヒャエルの、うれしそうな顔といったら。 ああいう熱い叫びを披露している相方が、大好きなんだろうな。 内容もネタとして選ばれたのだろうが、そんなことは関係なく、感動的だ。
ミヒャエル「これで全国回ればいいんじゃないですか。」
と、両手放しの大絶賛。確かに、これだけで充分に、ひとつの演し物になるかと。
沢登「君島先生の読み方は、力が入ってましたね。」
ミヒャエル「最後のひとつになりたい、っていうね。息継ぎしてないし。」

・診察その2
最後の事務長直々のお悩みは、相談者アクセル、年齢3歳10か月、職業・警備員。 「最近主人の帰りが遅く、家での会話もありません。どうしたらいいでしょうか。」
もちろん、マイクにチェンジャーがかかったのは、ミヒャエルなことはバレバレ。
アクセル「一緒になるとき、1日1回は一緒に散歩する、って約束したんです。」
ドクター「ごはんは? 同じ物、食べてる?」
アクセル「同じ物は食べてません」
ドクター「駄目だ。同じもの食べなきゃ。」
君島「食卓を囲んでないってこと?」
アクセル「でも、主人が出してくれるんで。」
ドクター「あんた、作らないの? ごはん。」
アクセル「こないだ、気を引きたくて、枕を半分食いちぎったんですよ。」
君島「ずいぶんアグレッシブなことをしますね。」
ブラディ「私も、家の人が枕を食いちぎったりしたら、帰りたくなくなりますよ。」
みんな、森川さんちの犬のことだとわかっているから、 「主人」という言葉をうまく引っかけて、面白いコメントを引き出してくれて、大爆笑。 結局沢登先生が、ご主人の行きつけのサウナを知っているので彼に言っておく、 ということで一件落着。

・退場
ひとりずつ、客席の中を通って、下手ステージ側に消える。BGMは持ち歌。 君島、ブラディ、沢登、ミヒャエル、ドクター、そして最後に事務長も。

夜の部再診
・ドラマ「睡眠学習」
上手側の島にブラディとドクター、他の4人は正面ステージで始まる。 途中でドクターが正面ステージに移動。 ステージ上の5人は「スーパー・スタイリッシュ・ドクターズ戦隊」で、 それぞれのイメージカラーを名乗る。グリーン(ドクター)、オレンジ(沢登)、 イエロー(君島)。事務長は、なぜかホワイトということになっている。 ミヒャエルはピンクなので、女の子言葉。キュートだ。 みんな、「とうっ」とか言いながら飛んだりするのだが、 片足を浮かせて、泳いでいるようなポーズで、飛ぶ姿も愛らしい。 それにしても、レッドのいない戦隊って、初めてだよ。
君島先生が、水を得た魚のように生き生きしてる。勝手の飲み込めないホワイトを、 いちいち叱りつける役目も、嬉々としてやってのける。そんなホワイトも、 次第に慣れてきて、「願いましてはビーム」が炸裂する。
五体合体をする5人の仲間に入れてもらおうと、六体合体を試みるブラディ。 だがどうしてもうまくいかず、 自分が彼らの敵であるバイキンレッドだと気付いて愕然とする。 レッドが敵なのか。さすがドクターズランドの戦隊ものだ。
シューマイからもらった特撮のDVDを見過ぎて寝てしまった、ブラディの夢オチ。

・告知

・診察

・「刹那の英雄(あこがれ)」
ドクターのキーは低くて、 新田先生もずいぶん声を作って歌っていた感じだが(さすがに本職なだけはある)、 事務長のキーには、かなり酷だったようである。 今度の事務長は、最終手段か、1オクターブ上の裏声を披露していた。

診察あれこれ
ミヒャエルの発言の面白かったものを中心に、記憶に残ったものを抜粋。
途中、「聖ラフォーレ病院」を、「せいラフォーレ」と読んだミヒャエル。
ドクター「ミヒャエル。『セント』と読みなさい。 査定、減点ね。事務長、付けておいて。」

ドクターたちの魅力に気付いてしまったため、 同年代の男の子に魅力を感じません。
相談者は10代の女性。いつの間にやら、若い子が好きか、という話に? たぶんきっかけはこれ。相談者がドクターたちの年代が好き、ということから、
沢登「僕もどちらかというと、若い子のほうが好きかな。」
ドクター「沢登先生は、年下が好きってこと?」
沢登「小児科ですから。」
あ、アブナイ…(笑)。でも沢登先生も、だんだん設定がずれていっているような。
そして、ドクターに振られたミヒャエルくん。
ミヒャエル「若い、いいですね。」(しみじみと)
ドクター「キミ、ちょっと待って。キャラが違う。」
ミヒャエル「若いっていいのだ。」
沢登「キャラ以前に、参加してますか?」
ミヒャエル「思い出したのだ。このステージはしゃべりづらいのだ。」
君島「確かに口数少ないな。」

会社に禿げている人がいたのですが、ある日突然髪が増えていました。 気になってしかたがありません。
困る気持ちもわかるが、みんな好き勝手に面白コメントを言うばかりで、 解決策は見つからない。
ブラディ先生のお友だちが、あるとき急に豊かな長髪になって現れた話から、
ブラディ「僕も伸ばしたいと思うんですけど、キムタクみたいな髪型にしてくれ、 って言ったら、さらし首みたいになりますよ、って言われました。」
沢登「是非、ロンゲにしてください。」
君島「今、さらし首、って言ったときに、俺か?、って思いました。」
君島先生、そんなこと言ってると、ボイスウェポンだけでなく、 落ち武者設定が追加されますよ。プレイボーイなのに。

同時にいくつものことができなくなりました。老化現象でしょうか。
どうしたらいいと思いますか、と、ドクターに振られたミヒャエルくん。
ミヒャエル「火は危ないですからね。忘れないようにしないと。 洗濯物も忘れてると、すごい臭いがするようになりますから。」
ドクター「それ、脱水槽に? あ、今は脱水槽なんてないんだ。」
ものすごく恥ずかしそうなドクター。 今は脱水槽どころか、乾燥機まで兼用になりつつありますが、 まだ二層式も現役で生産されているということは、 好んで使っている人もいるということです。大丈夫。 それよりも、ミヒャエルくんは、すごい臭いをさせたことがあるんでしょうか。

誕生日が胃が痛くなるぐらい嫌です。どうしたら楽しく歳を取れるでしょうか。
君島「後ろ向きにならずに、楽しめばいいんじゃないですか。」
ドクター「君島くんが誕生パーティを開いてあげれば? 耳は痛くなるだろうけど。」
君島「胃は痛くなくなる代わりに、難聴になりますね。」
ミヒャエル「ささやけないからね。」
君島「うるせえな。」
わー、ミヒャエルにしか返さないツッコミだー。(笑)
ドクター「愛のささやきとかも、距離感ないよね。」
君島「ないですね。耳元でも。」
沢登「ちなみに、『愛してるよ』とかは、どうなるんですか。」
君島「(どなる)愛してるよっ。」
ミヒャエル「半ば強引なんだ。」
君島「力業だな。」
君島先生、開き直ってますね。ボイスウェポンは気楽でしょうけど、 それでプレイボーイと両立するのでしょうか。(笑)

いい歳なのにフェロモンがないと言われます。 お色気の出し方を教えてください。
ブラディ「フェロモンは声に出るんですよ。 だから、ささやき声の練習をすればいいんです。」
そういえば、ステージ上は、フェロモン声と言われる人たちの大集合状態。
ミヒャエル「(君島を指して)じゃあ、できないね。」
君島「できないですよ。ささやけないです。」

私は独占欲が強く、友人の知らない範囲の行動が気になります。 この感情を抑制するいい方法はありませんか。
ドクター「権力を手中にして、すべてを独占すればいいんじゃないかな。」
ミヒャエル「開き直ってる。」
ブラディ「私も彼女の気持ちがよくわかるんです。松本という人と森川という人が、 僕に内緒で遊びに行ったと聞いて、嫉妬しました。」
沢登「ちょっと待ってください。そういう目で見てたんですか。」

彼と、最後までいったのが1回だけで、寸前までしかいきません。 どうしたら最後までいけますか。
ブラディ「こんなの、誰が選ぶんですか。」
ミヒャエル「深夜のノリだね、これ。」
前回なら、プレイボーイの君島先生に振られたお悩みだろうが、今回は、 チラとも名前も出さない。たいへんなことになる、と、ドクターも学習したか。 代わりに標的になるのは、付き合いの長さか、ブラディ先生なのは興味深い。

友だちがドイツに留学する予定なのですが、 どうやったらドイツ語が上達しますか。
ドクター「ドイツ人の恋人ができれば、すぐだよね。」
沢登「ドイツ人の方がいちばん黙り込んでいませんか。」
ミヒャエル「(ごまかすように)え、もう時間。何ページだっけ?」
ドクター「キミは『ダンケ』と『ドンク』しか言えないんじゃない?」
ミヒャエル「昨日は、おとうさんがしゃべってましたね、ドイツ語。」
昨日じゃありません。昼の部です。 あれ、昨日っていう設定なの?(この診察内容は、夜の部でした。)
沢登「君島先生は、NOVAで覚えたって言ってましたよね。」
君島「月島の。」
ミヒャエル「駅前のね。」
月島近辺在住の友人によれば、月島駅前にNOVAはないそうです。 君島先生の後輩になりたかった人は、残念でした。(笑)

不眠に悩んでいます。勤務が不規則なので、体内時計を管理できません。
ドクター「体内時計といけば、君島先生の研究レポートが載ってたね。」
会場で配られた新聞、というかチラシには、研究レポートが掲載されていて、 それが君島先生の書いた、体内時計に関するレポートだったわけだが。 もちろん、出演者のみんなは全然知らないので、ぽかんとしている。 会場でも、あちこちでごそごそと、チラシを取り出す患者さん多数。
ブラディ「君島先生は、よく眠れますからね。」
君島「不眠には縁はないですね。寝られずに困った夢を見たことはあります。」

クリスマスに予定がありません。どうしたらいいですか。
ミヒャエル「お正月の準備をする。」
ドクター「羽子板の練習とかね。」
ミヒャエル「相手が必要ですよ。」
ドクター「シャドウ羽子板でいいんじゃない?」
君島「壁打ちテニスっていうのはありますけど、壁打ち羽子板はどうでしょう。」
沢登「羽根が返ってくるかどうかが微妙ですよね。」
ミヒャエル「羽根だけに、ハネ返ってくる。」
ドクター「さ、次行こうか。」
ブラディ「キミを見損なったよ。」
君島「ちょっと、届かないんだけど。」(一応ツッコミの手を伸ばしてみる)
間に2人はさんでいては、ツッコミの手が届かず、さぞかし無念だっただろう。 届きさえすれば、誰よりも早く、スパーンと頭をはたく手が見られただろうに。 沢登先生は、呆れて言葉もなし。 ミヒャエル、キミはいったい、日本の何を学んでるんだ。

燃えるような恋がしたいです。魅力アップの薬を処方してください。
ドクター「燃えるような恋って、どんな恋なんだろう。」
と、ドクターに急に振られて、
ミヒャエル「あ、俺っすか? どんな恋なんだろうねえ。え?」
君島「誰だよ。誰だよっ、今の。」
見事なツッコミだ、相方。ふたりとも全然役じゃありませんでした。

なんだか、君島先生ネタばっかりになってしまった。ごめんなさい。
今回はミヒャエルくんは、すごくおとなしかった、というか、 隣のブラディの面倒ばかりみていた感じ。これが、ブラディで遊ぶ、ってことなのか!? ひとりだと危なっかしくキュートな表情をいっぱい見せてくれるけど、 世話焼きモードに入っちゃうと、ちょっと大人になってしまうから、少し物足りない。 ツッコミも合いの手もボケも、なんとなくちょっとオヤジくさかったのは、 ミヒャパパのドイツ語のせいだろうか(因果関係は不明)。
大好きな相方が窮地に陥ることもなく、不安そうに腰を浮かせた留学生も、 再度見ることは叶わず。でも、そこここで見せてくれた、 キュートないたずらっ子の笑顔で、見ているこちらも幸せな気持ちになれた気がする。 そしてとりあえず、ワイドショーでの、夫に浮気された妻の真似が秀逸だということを、 再確認させられたのであった(笑)。 以前はチェンジャーなしでもかなりそれっぽかったので、チェンジャーを使えば完璧、 ということだろうか。いつでも若妻になれますね、森川さん。

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